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日本売り激しき株安深刻に 底なしの闇今日も深まる (01月12日)(土)

 朝から暗い雨の一日となった。 3−9度C 午前原稿。午後も原稿を書く。 
 

●五輪を今夏に控えた中国・北京で、若い女性の変死体が市内を流れる川から相次いで見つかる事態が治安当局を悩ませている。
 遺体は激しく傷付けられ、身元も分からず、一向に捜査が進まないケースがほとんどであるという。
 政府関係者は“北京ドリーム”を夢見ながら、アンダーグラウンドにはまり込んだ悲しい女性らの現実が事件の背景にあると指摘している。
 
 「天安門広場近くの水路から全裸女性の変死体が上がった。毎日のように若い女性の身元不明遺体が見つかる」
 ジャーナリストの富坂聰氏が昨年、訪中した際、北京の治安状況に詳しい政府関係者が「最近、最も当局を悩ませる問題」としてこう触れた。
 
 それによると、ここ1、2年で、市内の川や水路から毎月7、8体の変死体が上がるようになった。
 10−20代の若い女性ばかりで、1カ月に20体も見つかることもあったという。
 全裸の場合が多く、中にはバラバラに切断されたケースも。大半が激しく暴行された跡があり、もとをとどめないほどに顔を殴られた遺体も少なくない。
 北京中心のオフィス街を流れる川からも度々見つかり、騒動になるが、地元メディアでもほとんど報じられることがなく、大半が身元さえ分からないという。
 
 顔の損傷が激しいこともあるが、顔が無傷で所持品が残っていても身元が判明しない。
 「身分証を持っていても大半が偽造」(関係者)だからだ。治安当局は被害者について、「ほぼ例外なく、田舎から出稼ぎにきて売春で稼いでいた女性」とみる。
 売春を厳罰で取り締まる中国。北京では特に摘発が厳しく、売春行為はより地下に潜る傾向にある。組織的売春も行いにくく、個人売春がはびこることになる。
 
 女性らはバーなど飲食店に上納金を払って男性客に声を掛け、女性同士で借りたアパートなどで売春行為に及ぶというが、店側はリスクを避けて売春行為自体は関知しない。
 さらに上納金も嫌って秘密裏に男性と交渉する女性も少なくなく、強盗グループの格好の標的となる。
 女性は男性客を装った強盗団に人気のない場所に呼び出され、襲われたうえ、キャッシュカードの暗証番号などを吐かせるために凄惨(せいさん)な暴力を振るわれた末、殺害、遺棄されるとみられている。
 
 北京では一時、「鉄槌(てっつい)団」と呼ばれる高級車に乗り込もうとする資産家をハンマーで襲う強盗被害もみられたが、一般男性の5−10倍を稼ぐといわれる売春女性を狙う方が「金があり、より弱く、足が付きにくい」として急速に被害が拡大したとみられている。
 
 富坂氏は「五輪を控え、外国人の目に付かない程度には売春の摘発が強化されるだろうが、根絶やしにはできないだろう」とし、
 「中国の田舎では女性らが売春した金で建てたという豪邸を目にする。これを見て都市を目指す若い女性は後を絶たず、新たな被害者を生みだしてしまっている」と話している。
 

●今年成人式を迎える若者たちの4割を超える人が「親の世代に比べ、自分たちの生活は悪くなる」と将来を悲観的に考えていることが12日、東京の結婚情報サービス会社「オーネット」による意識調査で分かった。
 調査は1987年4月から88年4月にかけて生まれた全国の男女計800人を対象に実施。生活や結婚、仕事に対する考えを選択肢で答えてもらった。
 
 親の世代の暮らしぶりとの比較では、43%が「悪くなる」と回答。「自分たちの子どもの世代では生活はさらに悪くなる」と答えた人も44%に上った。
 将来希望する生き方を「経済的な豊かさ」とした人は18%だったのに対し、過半数の51%が「家族や友人を大切にする暮らし」を選んだ。
 
 「フリーターになるかもしれない」との不安を抱える人は2年前の調査と比べると半減し4人に1人の26%。しかし「自分の求める仕事が見つかるまではあきらめない」とした人は18%にとどまり、職種にこだわらず就職先を決めようと考えている傾向も示した。
 「仕事に燃えている人はすてきだと思う」は49%、「自分のしたい仕事に就けるように今、努力している」は39%と2年前から大幅に減り、仕事に熱い思い入れを抱かない若者像が浮かび上がった。
 

●『小美術サロン』
 酒井田 柿右衛門作『盃』

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