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モナリザのモデルの真実解明に なぞの微笑みさらに謎めく (01月16日)(水)

 快晴3―8度C 8時45分 トーヨーで打ち合わせ
 9時15分 江戸川区監査委員室へ行く。 打ち合わせ 架電 来電
 13時 江戸川区華道茶道協会新年会(タワーホール船掘)
 16時 江戸川区美術会決算予算委員会(トーヨー)
 

●浜松市で昨年11月、空腹のホームレスの女性が市役所に運ばれ、福祉担当職員らが取り囲むなか心肺停止状態となり、翌日死亡した。
 敷地内の路上で寝かされ、市が与えた非常食も開封できないまま息絶えた。
 「すべきことはやった」と市は説明する。だが、なぜあと一歩踏み込めなかったのか。女性の死は重い問いを投げかけているという。
 
 市によると、11月22日昼ごろ、以前から浜松駅周辺で野宿していた70歳の女性が駅地下街で弱っているのを警察官が見つけ、119番通報。
 救急隊は女性から「4日間食事していない。ご飯が食べたい」と聞き、病気の症状や外傷も見られないことから、中区社会福祉課のある市役所へ運んだ。
 
 女性は救急車から自力で降り、花壇に腰を下ろしたが、間もなくアスファルト上に身を横たえた。
 連絡を受けていた同課は、常備する非常用の乾燥米を渡した。食べるには袋を開け、熱湯を入れて20〜30分、水では60〜70分待つ必要がある。
 守衛が常時見守り、同課の職員や別の課の保健師らが様子を見に訪れた。
 市の高齢者施設への短期収容も検討されたが、担当課に難色を示され、対応方針を決めかねた。
 
 運ばれて1時間後、野宿者の支援団体のメンバーが偶然通りかかった。
 近寄って女性の体に触れ、呼び掛けたが、目を見開いたままほとんど無反応だったという。
 職員に119番通報を依頼したが、手遅れだった。メンバーは職員に頼まれ、救急搬送に付き添った。
 
 「職員が路上の女性を囲み、見下ろす異様な光景でした」とメンバーは振り返る。
 「保健師もいたのに私が来るまで誰も体に触れて容体を調べなかった。建物内に入れたり、せめて路上に毛布を敷く配慮もないのでしょうか」。
 女性に近寄った時、非常食は未開封のまま胸の上に置かれていたという。
 
 最初に病院ではなく市役所へ運んだことについて、市消防本部中消防署の青木紀一朗副署長は
 「業務規定に従って血圧や体温などを調べ、急患ではないと判断した。
 隊員によると女性は病院へ行きたくないそぶりを示した。搬送は純粋な行政サービスで、強制的に病院へ運ぶことはできない」と話す。
 
 市の一連の対応について、社会福祉部の野中敬専門官は「与えられた権限の範囲内ですべきことはやった。職員たちの目に衰弱している様子はなかった。
 容体急変は医師ではないので予想できない」と話す。
 死因は急性心不全だった。女性の死亡後、市民団体などから抗議された市は、内部調査を実施。中区社会福祉課の対応について 「空腹を訴える女性に非常食を渡し、収容可能な福祉施設を検討した。
 2回目の救急車も要請した。職務逸脱や法的な義務を果たさなかった不作為は認められない」と結論付けたという。
 

●苦境に立つ米シティグループが支援を求め、出資に応じた「救世主」がいる。
 サウジアラビアのアルワリド・ビンタラール王子(52)だ。
 ジャンボ機2機を持ち、世界長者番付の上位にランク。これまでもアップルコンピュータやディズニーランドなど米国を象徴する企業に投資し窮地を救ってきた。
 世界経済をも左右する巨万の富はほぼ独力で築いたもので、「アラブの王子」の肩書からは想像できない“闘う投資家”の姿があった。
 
 米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン焦げ付き問題でピンチに立つシティグループ。
 「経営が行き詰まれば世界恐慌になる」といわれるほど影響が大きいが、そのピンチ救済に乗り出したのが、アルワリド王子だ。
 
 シティが王子に助けの手を求めたのは、これが初めてでない。
 1991年、巨額の不良債権にあえぐシティからの要望を受け、大博打(ばくち)といわれながら約6億ドル(660億円)を投資。
 シティは経営改善に成功し、王子も大きな利益を得るとともにその後も約4%の株式を持ち続けた。
 王子はこの体験を「私の投資の原点」と語っている。
 
 投資会社「キングダム・ホールディング」を経営し、資産は250億ドル(2兆7500億円)といわれる。
 米フォーブス誌では2005年の世界長者番付5位、06年8位、昨年も13位に付けた。
 ボーイング747を移動に使い、昨年11月には世界最大の旅客機エアバス380を「空飛ぶ宮殿に」と、ポンと350億円を出して世界をあっと言わせた。
 
 両機の個人所有は王子が世界初で「目立ちたがり」が特徴でもあるが、王子の投資が回復に導いた米有名企業は多い。アップルコンピュータが代表格でマイクロソフトにパソコン販売競争で破れた同社に投資し、現在のipodの成功につなげた。
 仏のディズニーランド・パリ再建で話題になったほか、フォード・モーター▽モトローラ▽P&G▽ペプシコ▽タイムワーナー−など投資を受けた企業は枚挙にいとまがない。
 
 フォーシーズンズ・ホテルズ&リゾーツやザ・プラザ・ニューヨークなど米高級ホテルチェーンへの投資が特に有名だが、ただ有名企業に投資しているのではない。
 ブランド力があるが、経営不振で安い株を一気に買って回復につなげ儲けるという投資パターンを持つ。
 日本エネルギー経済研究所中東研究センターの保坂修司研究理事は「果敢な投資スタイルが特徴で、富を自分で稼いだことを誇りにしている。
 投資家としての成功は生い立ちが関係している」と説明する。
 
 王子の父、タラール氏は盛んにサウジの民主化を唱えたために変わり者として干され、王子は「生まれたときから国王レースに乗れる人ではなかった」(保坂理事)。そこで独自に米国に留学し、経営学を学ぶ。
 第2の故郷といえる米国企業への投資で巨万の富を得たが、親米一辺倒でもない。
 01年の米中枢同時テロの際はニューヨーク市に12億円の寄付を申し出たが、「米国はもっと中立的な中東政策をすべき」と苦言を呈したため、当時のジュリアーニ市長に突き返されたというエピソードも。
 保坂理事は「米ベッタリでも、アラブベッタリでもない非常にバランスの取れた人物」と評する。
 
 サウジ出身者が多数テロに参加した反省から現在は穏健なイスラム教育を支援し、イスラムの理解促進のために欧米研究機関に盛んに寄付を進める。
 日本へも度々訪れ、ソニーへの投資が話題になった。「当初、韓国企業への投資で足掛かりを作ったこともあり、アジアへの関心も高い」(同)といい、王子の食指が今後、日本企業に向かうかもしれない。
 

●『小美術サロン』
 忘れない内に掲載することにした、この正月に頂いた道場六三郎氏製作の『おせち料理』(1月1日に家族で食べたので消滅した)

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