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先物の倒産破綻毎日の 相談もあり正月も過ぐ (01月24日)(木)

 快晴4−9度C 8時50分 トーヨーで打ち合わせ 9時30分 区へ
 10時 例月出納検査 田口会計室長 続いて監査委員協議会
 12時 監査委員事務局員との昼食会  15時 雑誌月刊「カレント」発行 株式会社潮流社役員会 続いて16時から有志懇談会 経済学者丹羽春喜氏の財政再建講演を聴く。評論家加瀬英明氏 ドトールコーヒー鳥羽博道会長が参加して懇談(銀座クリスタルビル)
 夜は立松和平「道元禅師」を読む。
 
 
●中国美人キャスターが国営テレビの会見に乱入、夫の不倫を暴露し、ネットに映像が流れるという“自爆テロ”の余波が収まらない。
 夫は看板アナ、妻は「段ボール肉まん」を報じたキャスターだったこともあるが、続いて外資系企業のエリートOLが夫の不倫をネットで暴露し自殺する事件まで起きた。
 「不倫」と「ネット」という当局が取り締まり切れない2つの“巨大爆弾”に、五輪を控えた中国世論が大きく揺れている。
 
 昨年12月28日に“事件”は起きた。中国中央テレビで「五輪チャンネル」を立ち上げる記念の記者会見で、看板アナとして司会を務めた張斌(チャンビン)氏(38)の前に突然、妻で北京テレビキャスター、胡紫薇(フーズーウェイ)さん(36)が現れた。
 
 200人を超す報道陣に五輪関係者が居並ぶなか、胡さんは張氏のマイクを奪うと「今日私はキャスターとしてではなく、張氏の妻としてきた」と前置きし、「2時間前に張氏が別の女性と不適切な関係にあると分かった」と夫の不倫を暴露。立ちつくす夫をよそに胡さんは「来年は五輪の年だが、こんな偽りの人がいる限り、中国の大国入りは遙か夢だ」と熱弁を振るい、スタッフに取り押さえられた。
 
 局側は会見の放映を禁じたが、映像は「土豆網」(ポテトネット)など国内動画投稿サイトに掲載され、100万件を超す最多閲覧数を記録。
 動画はすぐ削除されたが、台湾メディアが取り上げ、ユーチューブにアップされるなど、世界中に配信された。
 胡さんは目玉番組のキャスターだったが、やらせが発覚した「段ボール肉まん」報道で降板させられたうえ、張氏との結婚自体も不倫の末の略奪愛だっただけにネットは炎上。  「中国人の面汚し」と非難が相次ぐ一方、「勇気ある行動」とファンクラブが立ち上がるほどの騒動となった。
 
 中国に詳しいジャーナリスト、富坂聰氏は「北京では離婚の届け出が結婚を上回ったとされ、不倫・離婚は中国で最も熱い話題だ」と指摘する。
 胡さん騒動後には、北京の大手外資系企業のOLが夫と不倫相手の女性の実名と写真をネットに暴露した直後に首つり自殺する事件も起きた。
 「一種の暴露ブームが起きており、命を賭した自爆テロに心当たりがある世の男性は戦々恐々としている」(富坂氏)
 
 有力誌「中国新聞週刊」が不倫・離婚特集を組むほどだが、同誌の調査では男性の37%、女性の30%が
 「現在、浮気中」と回答。男性の46%が「みんなやっているから構わない」と答えた。
 2つの不倫暴露はネットで騒動が拡大した点も共通する。当局の統計ではネット人口が1億2000万人を超え、11万店ものネットカフェが林立。報道統制が強い中国にあってネットは「裏のマスコミ」とも言える巨大な存在になっている。
 
 富坂氏によると、最近は「網婚(ワンフン)」と呼ばれるバーチャル世界の疑似結婚で、専門のブライダル会社が立ち上がるほど盛んで、現実の夫婦間の離婚を引き起こすなど、社会問題化しているという。
 特に興味深いのが、ネット婚の世界でも不倫や離婚が横行しており、中には100人もの妻をめとった学生もいた。
 「ネットは犯罪の温床にもなり、当局はサイバーパトロールを強化しているが、よほどの騒ぎや実害がないと取り締まれず、規制は後手後手に回っている」。富坂氏は増殖を続ける中国ネット事情をこう説明している。
 

●年明けから続く大幅株安に、世界の個人投資家が青息吐息のなか、億単位で資産を増やし続ける若者がいる。
 2005年末のジェイコム株誤発注騒動で、わずか10分の間に22億円の利益をたたき出した「ジェイコム男」こと、B・N・F氏(29)だ。
 世界的株安にもビクともしない、“デイトレの神様”が、儲けの極意を明かした。
 
 「今回ほどの下げ相場の場合、一日中チャートを見る時間がない限り、『損切り』を恐れずに現金で持った方がよいでしょうね。
 僕の売買の判断はすべて、これまでの経験に基づいた感覚。 アメリカやヨーロッパ、アジア株の動きに加え、為替や先物、雇用統計などの重要指標を常にチェックしながら、総合的に判断しています。手本にしていただく手法なんて、本当にないんです」
 
 B・N・F氏は、自室に備える6台のモニターを前に淡々と語る。
 それもそのはずか。先行き不透明だった昨年の相場でも約30億円の利益をたたき出し、現在の総資産額は190億円を超えている。
 未曾有の世界同時株安にも「今が底かどうかは分からないし、知る必要もないですね。分析しようとも思わない」と意に介さない。
 23日の日経平均は3営業日ぶりに上昇。一時は1万3000円台を回復する場面もみられたが、昨年末の終値に比べ2478円安と昨年ほどの回復基調にはほど遠い。
 
 それでも、B・N・F氏は同日中の取引だけで、約5億5000万円の利益をあげた。
 「21日の時点で保有する全株を売り注文して、翌朝までに現金化しました。
 いったんノーポジションにしたうえで、寄付と同時に東証1部の大型株50ー60銘柄を約100億円分買い進めた結果、終値では約1億5000万円の含み損になりました。ですから、今日の利益を差し引きすれば、プラス4億円ですか」
 
 2000年、都内の有名私大法学部3年生だったB・N・F氏は、ネットトレードに着目し、160万円を元手に株取引を開始。大学中退後の05年12月、みずほ証券による「ジェイコム株大量誤発注事件」で、22億6000万円を手に入れた。
 生活は極めて質素だが、千葉県内に2億円の豪邸を購入し、両親には高級車をプレゼント。07年には、4億円の高級マンション最上階の1室を購入し、ここで毎日取引している。ちなみに「B・N・F」はネット掲示板のハンドルネームで、米国の投資家の頭文字からとった。
 
 投資顧問の依頼は後を絶たず、かつてソフトバンクの孫正義社長から、個人資産の運用を直に依頼されたこともあったが、「自分は株取引がうまいと思ってないし、他人の金の運用はしたくない」と断り続けている。
 そんなB・N・F氏は、これまで後場が終わると疲れ果てて、株の情報は極力遮断していたが、最近は大阪証券取引所で営業日の午後4時30分から7時まで、日経225などの先物取引を行う「夕場(イブニング・セッション)」の値動きをチェックしている。 
 
 「日経先物相場は利用価値の高い指標です。ただし、(夕場は)時間的にアメリカ市場が開く前の指標で、あくまでも参考ということです」
 以前の同氏は、下げ相場では「逆張り」が定石だった。常に1泊2日程度の“スイングトレード”を行ってきたが、「その時の地合の見極めが重要で、今回のキツイ下げに直面したからといって、25日移動平均線との乖離(かいり)率だけで逆張りしてもダメ。もともと高難度ですし、上げ相場の順張り同様、多くの値動きを1日中見て、体得するしかないんです」と話す。
 
 選定銘柄は相場の上げ下げにかかわらず、大型銘柄のみ。発注は指し値オンリーで、多い日には100銘柄近く取引するが、1日の収支目標を定めたことはない。
 B・N・F氏は「相場に自分の思いは一切通用しません。『ここまで儲けたいから、これだけ買う』という考え方は必ず失敗します。厳しい相場では、一番難しいけど、一番大切なのが『売り時』。
 これが分からないから、傷口を広げてしまう」と話しているという。
 

●『小美術サロン』
 陳 国良作 中国画『春来る』

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