<カレンダーへ戻る
バックナンバー 

今日もまた三浦騒動マスコミを 占領しつつ暮れ行く (02月25日)(月)

 昨夜は遅くまでTVを見ていたので7時30分に起床。
8時45分 トーヨーで打ち合わせ 9時15分 区へ 打ち合わせ 架電 来電 13時 退庁
 14時 三田氏と案件があって要談(区内) 16時 星田氏
 石森氏と案件があって要談(区内) 18時 荻島氏 海瀬氏と懇談と夕食(区内) 曇り 1−8度C 寒風
 

●NHKの人気番組「ためしてガッテン」などの定期刊行物や田原総一朗氏、松山千春ら有名人の関連書籍を多数発行する出版社「アスコム」(日暮哲也社長)が夜逃げ騒動に揺れている
という。
 東京・麹町にある同社には先週21日朝から、社員らが出社しなくなった。
 関係者の間では「誰にも連絡が取れない。給料や原稿料はどうなるのか」と波紋が広がっている。
 
 同社が入居する東京・麹町のテナントビル3階。夕刊フジが22日午後、外からうかがうとオフィスの明かりは消え、人影はない。
 ビルに入り、社員らに直撃を試みようとしたがエレベーターはすでに3階に停止しない状態だった。
 
 契約ライターによると、少なくとも21日朝から同社に電話をかけても誰も出ず、留守番電話に切り替わってしまう状態になったという。
 このライターは「万一(倒産)のことがあったら、原稿料はどうなるのか」と動揺を隠さない。
 
 書店では、早くもアスコムの書籍を店頭から引き上げる動きが出始めている。
 東京・丸の内の大手書店では「倒産したとかしないとかなので書籍を返品中です」(従業員)と、同社はすでに“倒産”扱いされていた。
 25日現在、そのような情報は確認できていないが、民間信用調査会社では「事業活動が確認できない」(幹部)。事業が停止しているのは確かなようだ。
 
 アスコムは2002年7月にアスキーの一般書籍編集部門が分離独立する形で「アスキー・コミュニケーションズ」として設立。
 03年にアスキーとの資本関係が解消したことで、「アスコム」に社名を変更した。08年1月現在の従業員は43人。
 主な定期出版物は、NHKの「ためしてガッテン」や「英語でしゃべらナイト」の定期刊行物のほか、田原総一朗氏が責任編集する「オフレコ」、松山千春の「月刊松山」などがある。
 
 過去には「借りたカネは返すな!」「裏帳簿のススメ」などヒット作を送り出し、昨年は歌手・八代亜紀の美容本「舟唄ビューティー」や神田うのの「うの式 幸せのつくり方」、脚本家・一色伸幸氏の「うつから帰って参りました」などをリリースした。だが、話題になってもベストセラーが生まれない苦しい状況が続いていた。
 
 そんな出版不況のなか、07年3月期の売り上げは前期比約14%減の15億1000万円に。
 一部出版部門の廃止や在庫整理で1億7400万円の特別損失を計上した結果、当期利益は1億9500万円の赤字に転落していた。
 経営不振とはいえ、NHKの関連書籍を刊行し、知名度もある出版社。
 一体何が起きたのか。ある関係者は「出資者に見切りを付けられ、運転資金不足で困っているとのウワサは聞いた。出資者の撤退が引き金になったのかもしれない」と推測する。
 「編集プロダクションなど関係者先だけで200社前後、契約ライターで400人前後の取引がある」(冒頭の民間信用調査会社幹部)という同社だけに関係者の不安は広がるばかりだという。
 

●27年前に当時の妻、一美さんを殺害したとして殺人容疑で逮捕された三浦和義容疑者(60)に対する拘置尋問が25日、サイパンの裁判所で開かれ、裁判官は保釈を認めない決定を下した。
 「不当逮捕」を訴える三浦容疑者に対し、米捜査当局は「新証拠」の存在を日本側に伝えている。
 三浦容疑者の周辺には何が迫っていたのか−。親交のあるモッツ出版社長、高須基仁氏が明かした。
 
 法廷に姿を現した三浦容疑者は留置者用のオレンジ色のつなぎを着ており、その鮮やかな色彩が目を引いた。
 三浦容疑者は「この事件は20年以上前のケースで、証拠隠滅の恐れも逃亡の恐れもない」と訴えたが、受け入れられなかった。今後はロスへの移送の時期が焦点となる。
 
 法廷には日本語の通訳が用意されたが、検事局と裁判官が直接英語でやりとりを進めたため、三浦容疑者が「これでは僕には何が進行しているのか分からない。公正さを求めたい」と抗議する一幕もあった。
 三浦容疑者がサイパンの空港で逮捕されたのは22日午後。地元当局の警察官によると「とても驚いた様子だった」という。
 高須氏のもとへ、サイパンにいる土産物店の友人から三浦容疑者の「身柄拘束」を知らせる電話が入ったのは、23日午後。
 「仰天しました。事前に地元紙が逮捕を報じるのではないか、という情報を得ていましたが、日本の司法で決着がついたことを覆すなんてあり得ないと思っていました」
 
 その後、日本の政府関係者も同夜、逮捕を確認した。高須氏はただちに三浦容疑者のマネジメントを任せている友人のプロダクション社長と打ち合わせ、ロスで裁判になった場合の弁護人の人選などを決めたという。
 三浦容疑者の現在の妻は、アパレル関連の輸入販売などを手がけており、サイパンには仕入れのため、たびたび渡航していた。
 「彼はバカンスを過ごすには国内より安いんだよ、と言ってました。私の知るだけで5、6回は行っている。16日ごろ行って1週間滞在する予定だったようです。冗談めかしてアメリカ(サイパンは米国の自治領)に行くのはマズイんじゃないのと忠告したことはありますが」
 
 高須氏が今となっては「妙に符合する」と不思議がるのが、三浦容疑者が昨年12月、ロスに出かけたことだ。
「年末の会合に呼ぼうと電話をしたら『ロスに行くんだよ』と。
 行く先はロス市警と言っていたかな、定かじゃないんだけど。『真犯人を特定しに行ってくる』とも。4泊5日ぐらいで帰ってきて、感想を聞くと『昔と景色が変わっていた』とサラっと話しただけだった」
 
 高須氏はこう思った。「還暦を迎えて、以前のような派手な格好をしなくなった。妻のビジネスも順調。神奈川の自宅で子ども2人とバランスの取れた生活を送れるようになって、センチメンタルジャーニーに行ったのではないかと」
 三浦容疑者は2003年に都内の書店で雑誌を万引したとして窃盗の現行犯で逮捕され、起訴猶予処分となった。
 昨年4月には、自宅近くのコンビニでサプリメント窃盗容疑で出た罰金30万円の略式命令を不服として正式裁判となり25日に被告人質問の予定だった。
 高須氏は「コンビニの件では防犯ビデオの肖像権などを調べあげ、相変わらず戦っていた。並みの弁護士以上に豊富な法知識を持っている。
 今回も動じないで無罪を主張するのではないか」と語る。
 
 日本の捜査当局に「新証拠がみつかった」と説明した米捜査当局に対し、三浦容疑者は日本の弁護士に「自分はやっておらず、新しい証拠などあるはずがない」と話しているという。全面対決の裁判が再び米国で繰り広げられることになる。
 今年1月23日、高須氏が東京・赤坂のホテルで開いた出版15周年パーティーでは、黒いスーツにサングラス姿の三浦容疑者が姿を現すと若い女性が群がり、記念撮影となった。
 「最近は後退し始めた頭髪を気にしていた」(関係者)というが、まんざらでもない笑顔だった。宴の中盤で高須氏が「ロス疑惑の三浦さんです」と紹介すると笑いがおきた。それほど事件は風化していた。
 
 三浦容疑者は3月2日、東京・代官山でトークショーを予定していた。
 三浦容疑者が告知に寄せた文面には「マスコミやジャーナルの報道が正しいとはかぎらない。けれどそれだけしか頼る判断材料がない。今、私たちが知りたいのは、出来事の本質である」とあった。
 米捜査当局は、27年前の本質にどう迫るのか、注目される。
 

●『小美術サロン』
 小久保 晴行作 『作 品』

<カレンダーへ戻る