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頬こけて老いこみはげしい妹の リハビリ中をわれは見舞いぬ (02月29日)(金)

 朝から何かと多忙であった。 快晴4−13度C 7時 案件があって大川氏が来訪、大川氏と同行して千葉県松戸市へ行く 12時に帰京 13時 妹を見舞う(区内) 15時 案件があって星川氏 三戸部氏と要談(区内) 18時 戸川氏と要談・夕食会(都内) 夜は壇一雄「壇流クッキング」を読む。
 

●携帯電話で読むティーン向けの「ケータイ小説」が相次ぎ映画化されているという。
 ケータイ小説が少女だけではなく映画の作り手にも人気を呼んでいる魅力はどこにあるのか。
 
 2002年ごろから広まりだしたケータイ小説が初めて映画になったのは04年4月公開の「Deep love アユの物語」。
 昨秋には「天使がくれたもの」に続き新垣結衣(19)主演「恋空」が公開され、特に「恋空」は女子中高生の人気を集めて興行収入39億円を稼ぎ出して興行界を驚かせた。
 
 そして、日本ケータイ小説大賞の第1回大賞受賞作を映画化した「クリアネス」が現在、公開中だ。「月とキャベツ」「はつ恋」など恋愛モノを得意とする篠原哲雄監督がメガホンを取った。
 実力派監督だけに、従来のケータイ小説映画に見られたファンタジー一辺倒の描写とは一線を画している。
 浅見敬プロデューサーは「ヒロインを想うレオとコウタロウの男性2人を、ステレオタイプではないキャラクターにして対比づけた」と語る。
 
 ケータイ小説の多くは文章表現が単調と指摘され、扱われるテーマも売春やレイプといった際どいものが多い。一方で、中高生を活字に親しませる可能性もある。
 「10代を映画館に呼ぶにはケータイ小説が極めて有力と『恋空』が証明したことで、幾つもの企画が進んでいる。ただ、大人の映画ファン対象ではない」と映画ライターの安保有希子氏は話す。ケータイ小説は新しいジャンルだけに権利関係が入り組んでおらず、映像化する時に交渉窓口が少なくて済むのも映画会社には魅力的だ。
 今は映画化を条件に作品を集めることも多くなっている。今後は、酸いも甘いもかみ分けた大人のカップルを酔わせるケータイ小説映画の登場に期待したい。
 

●毒ギョーザ事件で、中国当局が28日、「日本で毒物が混入した可能性が大きい」と発表した問題は、永田町にも波紋を広げ、与野党議員を激怒させている。自民党の中川昭一元政調会長が「中国食品の輸入をストップさせろ」と語気を強めれば、国民新党の亀井静香代表代行も「日本は中国にナメられている」と、中国の“幕引き”姿勢を批判した。
 それでも、親中派の福田康夫首相は弱腰姿勢のままでいるのだろうか。
 
 28日の中国当局による「日本人の犯行」を断定したかの発表には、与党内からも批判の声が上がった。
 自民党の中川元政調会長は「絶対に認められない。中国としては安易に非を認めたくないうえ、北京五輪を見据えて早く問題を終息させたいのだろうが、とんでもない」といい、「中国食品の輸入禁止も検討すべきだ」と断言する。
 
 中川氏は農水相時代、輸入食品の安全性を調査させたことがあった。
 中国産以外にも安全性に疑問がある輸入食品はあったが、今回は人命を奪いかねなかった毒物混入事件で、次元が違う。
 「中国が都合のいい話を押し通そうとするなら、国民の安全と安心を確保するため、中国食品の輸入を一時ストップするしかない。安全な食糧を安定的に確保するため、国内生産や食糧備蓄にも力を入れるべきだ。
 このまま、4月に胡錦涛主席が来日すれば、日本人の対中感情を悪化させた1998年の江沢民国家主席(当時)の来日以上の騒ぎになる。
 中国食品の安全性に疑問符が付く以上、北京五輪にも大きなマイナスだ」こうした声は福田首相には届いていないのだろうか。
 
 中国側の発表を受け、福田首相は28日夜、「(中国側は)これからも日本と共同して、しっかり調査したいということを言っていたのではないか。非常に前向きだ。中国側も原因をしっかり調査し、責任をはっきりさせたいという気持ちは十分持っていると思う。日本側も協力してやってもらいたい」と話した。
 
 「日本で混入した可能性が大きい」と言い放った中国側のどこが「前向き」なのか、意味不明だが、国民新党の亀井代表代行は
 「冗談じゃない。日本は完璧(かんぺき)にナメられている」と憤る。
 亀井氏は元警察官僚で、日本警察が誇る科学捜査の高いレベルを熟知している。
 
 亀井氏は「日本警察が科学的かつ客観的に捜査して、『中国国内で毒物が入れられた可能性が高い』という結論を出した。警察庁の安藤隆春次長が訪中し、その捜査データを提供した。中国はそのデータをもとに誠実に捜査するのが世界の常識。安藤次長の帰国翌日に、あんな会見を開くなどフザけている」と語気を強める。
 
 そのうえで、「東シナ海のガス田でも尖閣諸島でも、中国は日本をナメ切っている。国会議員がこぞって中国詣でをするからだ。今回の問題は国民の生命がかかっている。国家間の友好関係と、独立国家として毅然(きぜん)とした姿勢を示すことは違う」と、福田首相の姿勢を批判した。
 
 民主党の鳩山由紀夫幹事長も「許し難い。多くの消費者がひどい中毒症状に苦しんだのに、あまりにも無責任だ」と中国当局の対応を切って捨て、「事件直後、福田政権が強いメッセージを発しなかったため、中国側は『大したことはない』と甘く見たのではないか」と指摘する。
 民主党は事件発生後、鳩山氏を本部長とする中国製餃子中毒事件対策本部を立ち上げ、実態把握などに努めてきた。
 
 鳩山氏は「福田政権は事件を受け、政府調査団を訪中させたが、なぜかメンバーは役人だけ。本来なら、副大臣クラスの政治家を派遣して、日本の強い懸念と徹底的な原因究明を要求すべきだった。
 このままでは、日本人は中国食品をますます買わなくなる。それ以上に、中国に対する不信感や嫌悪感が強まっていく。胡国家主席が来日するが、温かく迎える気持ちになれないだろう」と懸念を示した。
 
 国民の生命と安全を守る立場から、中川、亀井、鳩山の各氏は中国に対して毅然とした姿勢を貫くことを福田首相の強く求めているわけだ。
 最近になって、福田首相は「消費者重視」の看板を掲げ始めたが、就任直前、靖国神社参拝について「相手(中国や韓国)が嫌がることをあえてする必要はない」と話していた。その視線の先は一体、どこに向いているのか。
 

●『小美術サロン』
 北大路 魯山人作 『御本手鉢』

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