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人生は壊れたCDのごとくなり あの時あの時あの時と (04月13日)(日)

 共同通信のよると、米ホワイトハウスは11日、ブッシュ大統領夫妻の昨年の課税対象所得が71万9274ドル(約7300万円)だったと発表した。
 
 所得には資産運用益などが含まれる。税額は22万1635ドル。大統領夫妻は16万5660ドルを教会や福祉団体に寄付した。
 
 小雨暗い曇り 8−14度C 午前 原稿 午後 病院に見舞い(区内) 夜は 「寺山修司未発表歌集」を読む
 「マッチ擦るつかのまの海に霧深し 身捨つるほどの祖国はありや」
 「出奔後もまわれどもりの蓄音機 誰か故郷を想わ想わ想わ」
 「満月に墓石はこぶ男来て 肩の肉より消えてゆくなり」
 捨てられた188首を見る。
 

●福田康夫首相が打ち出した道路特定財源の2009年度からの全額一般財源化方針が10日、自民党執行部に了承され、11日午後の政府・与党協議会で決定された。
だが、水面下では賛同する若手・中堅議員と骨抜きを狙う道路族とのバトルが激化してきた。
5月には、改革派Vs道路族の対立が決定的となりそうな道路整備費財源特例法改正案の再可決問題に直面する。
あらゆる重大局面で指導力不足をさらしてきた福田首相に、5月退陣のXデーが迫る。
 
 「首相がこういう方向で行くとおっしゃっている以上、それに従う」。
自民党道路族のドン、古賀誠選対委員長は10日夕、福田首相の一般財源化方針について記者団に述べた。
しかし、面従腹背で、この言葉は表向きの見解にすぎない。実際、古賀氏は9日夕の臨時役員会で、党職員を退席させたうえで、
「みんな言いたいことを我慢して黙っているのに、これ以上踏み込めば逆噴射するぞ」と不満を爆発させているからだ。
やはり道路族の実力者、二階俊博総務会長も10日、「膨大な道路計画を、わずか10日や1カ月で見直すなんて簡単にできない」と不快感を示した。
 
 福田首相にとって政権運営の最大のヤマ場となるのが、民主党が強硬に反対するガソリン税の暫定税率維持を含む租税特別措置法改正案と、道路特定税源を10年間維持するための道路整備費財源特例法改正案の扱いだ。
 憲法の「60日規定」により、税制改正法案は4月29日、道路整備費財源特例法改正案は5月12日に衆院の3分の2以上で再議決が可能となる。
 
 福田首相は両法案ともに再議決する意向を示しているが、民主党ベテラン議員は
「ガソリン税の暫定税率を復活させれば、国民世論の反発を招き支持率下落は必至だ。
しかも、首相の一般財源化方針と矛盾する道路整備費財源特例法改正案の再議決は事実上の“公約”破りだ。参院で首相の問責決議を通すことになるだろうが、すべての審議をストップさせ、首相を退陣に追い込む」と意気上がる。
 
 自民党内にも危機感は強い。同党中堅は「世論の反発を恐れて、福田首相が両法案の再議決を見送れば、道路族が強く反発し、“福田降ろし”に動く可能性が高い。
 一方で、道路整備費財源特例法改正案は、道路特定財源の一般財源化を求めている改革派と称する若手・中堅議員が強く反発し、再議決で造反する可能性もある。
 造反が出て再議決ができなければ、福田政権はその時点でつぶれる」と話す。
 
 福田首相には、どちらの顔をたてても、党内の反発を招く結果になるわけだ。
 すでに道路族と一般財源化を支持する若手・中堅議員との暗闘は日増しに激化している。
 一般財源化を求める若手・中堅の動きを牽制するかのように、津島、古賀、山崎、伊吹、谷垣の各派は先週、租税特別措置法改正案の衆院再議決を求める決議を相次いで行った。中堅議員は党内情勢をこう解説する。
 「党内の道路族の動きが活発化し、その意を受けた各派領袖が締め付けを強化している。道路族はすでに再議決時に造反しそうな議員のリストを作って、説得工作を行っている。地元選挙区では、道路族と結託した首長や県議から一般財源化反対の攻勢にあっている議員もいる」
 
 若手・中堅も黙っていない。自、公両党から衆参約50人を集め、「福田提案を支持し、道路特定財源の一般財源化を実現する会」を設立。
 4日には福田首相のもとを訪れ、「一般財源化の提案を骨抜きにしないでほしい」と直談判した。
 強硬派の筆頭格、河野太郎衆院議員に至っては、道路整備費財源特例法改正案について「首相案に沿う法案にせずに再議決するなら、十数人の『タリバン』が造反し、阻止する」とまで公言し、プレッシャーをかけている。
 こうした自民党内の暗闘劇に、手を突っ込んでいるのが小沢一郎代表率いる民主党だ。
 自民党の造反予備軍と接触し、法案に反対するよう説得工作を行っているという。
 
 実行部隊の民主党中堅も
 「与党議員16人が造反すれば、衆院で『3分の2』に満たず法案は否決される。
 すでに、造反予備軍リストも作ったが、棄権者も含めれば再議決阻止に十分な規模は確保できるだろう。実際、すでに否決に回る約束を取り付けている自民党議員もいるからね」と自信を深めている。
 福田首相は先週末、7月の北海道洞爺湖サミット会場を視察した。
 父の赳夫元首相が果たせなかった議長国代表としてのサミット出席に人一倍強い思いがある首相だが、「5月政局」の行方次第では、議長席に腰をかけるのは難しそうだ。

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