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政界のカリスマ小泉純一郎 解散近しか発言多し (04月16日)(水)

 曇り11−18度C 8時45分 トーヨーで打ち合わせ 9時10分 区へ 打ち合わせ 架電 来電
 10時30分 深見氏 松崎氏 13時 退庁 13時30分 佐藤氏 田中氏と案件があって要談(区内)
 16時 案件があって細田氏 大河原氏と要談(葛飾区)夜は「城と城下町・大阪」を読む。
 

 

 

 

●ねじれ国会の混迷により政界の閉塞(へいそく)感が強まる中、「政界の勝負師」といわれる小泉純一郎元首相が動き出した。
 「なんとか風」をあおってみたり、民主党幹部と会食したり−と連日のように話題を振りまくが、その真意はどこにあるのか。
 政界再編含みの動きに「血が騒いだ」との見方がもっぱらだが、「ポスト福田」の最有力候補である自民党の麻生太郎前幹事長への牽制(けんせい)とみる向きもある。
 小泉氏のカリスマ性は今も衰えていないだけに何かの拍子に「小泉センセーション」を巻き起こす可能性は否定できない。と産経新聞が書いている。
 
 「政界はいつ敵が味方になるか分からない。私も抵抗勢力に悩まされたが、郵政民営化では抵抗勢力がいたから奇跡が実現できた。
 ねじれ現象もピンチはチャンス。民主党と一緒にやろうと考えなきゃ進まない。
 民主党の小沢一郎代表たちだって基本的にそんなに違うはずがない」
 16日夕、大阪市で開かれた近藤三津枝衆院議員のパーティー。
 突如照明が消えた後、プレスリーの名曲「アイ・ウォント・ユー、アイ・ニード・ユー、アイ・ラブ・ユー」をバックに会場に現れた小泉氏はジェスチャーを交えながら自説をまくし立てた。
 
 小泉氏は平成18年秋に首相退任後、表だった活動は控えてきたが、今年に入り講演活動などを再開。夜の会合にも頻繁に顔を出すようになった。
 3月26日には自民党の武部勤元幹事長、二階俊博総務会長らと会食し、民主党の小沢一郎代表への当てつけの意味を込めて「不在其位 不謀其政」(その位にあらざればその政を謀らず)と書をしたためた。
 
 4月7日には横浜市内のパーティーで、「そろそろ『なんとか風』が吹き出した気がする」と発言し、早期解散をにおわせたかと思うと、10日には山崎拓元自民党副総裁らの会合で  「なんとかとは『変革の風』のことだ」と釈明した。
 9日には、前原誠司前民主党代表、小池百合子元防衛相ら十数人と会食。
 前原、小池両氏を名指しして「ここに首相候補が2人もいる。おもしろいことになるかもしれない」とぶち上げた。
 
 小泉氏は13年の首相就任当初、「民主党改革派と手を組み、郵政民営化を実現し、旧経世会(現津島派)をぶっつぶそうと画策していた」(閣僚経験者)といわれる。
 17年秋にも前原氏に大連立を持ちかけた“前科”もあるだけに、与野党は「ついに小泉氏が政界再編に動き出した」と大騒ぎとなった。
 一連の動きにどんな計算があったのか。自民党では
 「何か思惑があるわけではなく、周りの反応を見て楽しんでいるだけだ」(党幹部)と冷めた見方が強い。
 小泉氏も3月末、ある会合で「最近いろんな人に飲みに誘われるけど、おれが何か話すとすべて『政局』に結びつけられちゃうんだ。
 おれはみんなが思っているほど変人じゃないんだけどな…」とボヤいてみせた。
 
 だが、小泉氏と旧交のある派閥領袖級は断言する。「小泉は政局のにおいをかぎとる天才だ。
 政局が予想より早く訪れることを察知したんだろう。自分が主導権を握ることには難色を示しているようだけどな…」
 確かに首相、小沢氏ともに求心力を失う中、自民、民主両党の超党派活動は花盛りだ。
 野田佳彦元民主党国対委員長らの「せんたく議連」、加藤紘一元自民党幹事長の「ラーの会」(旧ビビンバの会)、山崎氏の「朝鮮半島問題研究会」などが相次いで設立された。
 環境や外交などテーマはさまざまだが、ある自民中堅は「もし出合い頭解散になったとき、錦の御旗を掲げるための保険だ」と断ずる。
 政界再編の流れは、大きく分けると加藤氏らが掲げる「リベラル勢力の再結集」、平沼氏らが目指す「保守勢力の再結集」という2つに収斂される。
 
 小泉氏が神経をとがらせているのは後者だといわれる。麻生氏は安倍晋三前首相、中川昭一元政調会長ら保守勢力との連携を強めており、もし政権を握れば平沼新党と連立を組む公算が大きい。
 平沼氏は郵政造反組のリーダー格であり、麻生氏も郵政解散には激しく抵抗した。
 もしこの連立が実現すれば「郵政民営化をはじめ構造改革路線をことごとく否定されかねない」というわけだ。
 小泉氏は20日、沖縄・宮古島で「全日本トライアスロン大会」のスターターを務める。
 2月にバイオエタノール施設視察に訪れたことがきっかけのようだが、小泉氏が鳴らす号砲は「政界トライアスロン」の幕開けを告げるかもしれない。
 

●福田康夫首相は15日午後、自身がマスコミ関係者との会合で胃がん手術を告白したと「週刊朝日」に報じられていることについて、「この年になれば、病気の一つ、二つはしている」と述べ、手術を受けていたことを事実上認めた。首相官邸で記者団に答えた。
 
 記事は、福田首相が2000年10月に森喜朗内閣の官房長官に就任する前、極秘入院して胃がんの手術を受けていたというもの。
 福田首相は3月12日夜、ニュースキャスターの筑紫哲也氏や朝日新聞コラムニストの早野透氏らマスコミ界の重鎮と東京都港区のフランス料理店での会食中に、「実はね、10年ほど前、極秘で胃がんの手術を受けたことがあるんですよ」と告白した。
 入院中も病室を抜け出して国会審議には必ず出席し、胃がんの事実は身内以外の誰にも知らせていなかったという。
 首相の健康問題ともなれば、政権運営に大きな影響が出るのは必至だ。
 
 そのためか福田首相は不快そうに、質問した記者に「お宅どこ(の会社の記者)だ」と逆質問。
 記者が「朝日です」と答えても、「どこの雑誌(に掲載されたん)だ」と質問をたたみかけた。
 記者が「週刊朝日です」と答えると、福田首相は「自分のところを宣伝しなくてもいいだろう」とぶっきらぼうに述べて質疑を打ち切り、そのままきびすを返して執務室に戻った。
 

●共同通信によると、米航空3位のデルタ航空は14日、同5位のノースウエスト航空との合併に基本合意したと発表した。乗客数などで首位のアメリカン航空を抜き、世界最大の航空会社が誕生する。
 同2位ユナイテッド航空の持ち株会社UALと4位コンチネンタル航空も合併に向けた交渉を進めているとされ、再編の動きがさらに広がる可能性がある。
 
 合併後は本社をデルタの本拠地アトランタに置き、デルタのリチャード・アンダーソン最高経営責任者(CEO)が新会社のCEOに就任、デルタによる事実上のノースウエスト買収となる。
 社名はデルタとし、世界67カ国の390以上の都市を結ぶ。
 デルタは今年1月、ノースウエストとの本格的な交渉入りを決定。
 しかし両社のパイロット組合の調整が難航したため、交渉が長期化していた。
 両社は従業員の融和が進まない恐れがあるにもかかわらず、合理化の必要性を最優先し、合併に踏み切ったとみられる。
 

●業界再編が進み4強態勢になった百貨店業界だが、2008年2月期連結決算では相次いで減収や減益の発表が相次いだ。
 賃金の伸び悩みや値上げラッシュで財布のひもが非常に固くなるなか、今後も厳しい経営環境が続きそうだ。
 
 表にもあるように、経営統合で最大規模となった三越伊勢丹ホールディングスだが、三越は売上高が20年ぶりに8000億円を割り込み、営業利益が3割減に。
 3月期決算の伊勢丹は営業増益を見込んでいるが、主力店の新宿本店が3月に昨年7月以来の前年割れとなった。
 西武百貨店とそごうからなるミレニアムリテイリングも、西武の営業利益の7割を稼ぎ出す池袋本店が衣料品の不振などで低迷し、営業減益。
 
 自主独立路線の高島屋は減収に見舞われつつも、営業利益は増益を確保した。
 大丸と松坂屋のJ・フロントリテイリングは、松坂屋のコスト削減など統合効果が発揮され増収増益に。しかし、「食品の売り上げが拡大する一方、婦人服は壊滅的で高額品が振るわない」(奥田務社長)と悩みは各社共通のようだ。
 外食産業やスーパーでも業績悪化で不採算店を閉める動きが加速、個人消費の低迷は深刻だ。
 
 シンクタンクの日本総研は、ガソリンや食品など価格上昇で、世帯主が45−54歳で平均年収750万円の4人家族世帯では月4795円の負担増になると試算。
 賃金が伸び悩むなか、安い商品を選んだり、特に必要のない支出を抑える動きが強まると分析する。
 また、同総研によると、夏のボーナスも大企業は前年比1.7%増だが、中小企業が3.8%減となり、民間企業全体では3.2%減と大幅なマイナスになると予測している。 百貨店各社は夏のボーナス商戦も苦戦を強いられそうだ。

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