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胡錦濤国家の威信さまざまの 思惑ありて春深めるの旅 (05月05日)(祭・月)

 子どもの日曇り15−23度C 12時 舞踊集団「菊の会」の総会・懇親会(東京會舘)小生は後援会長 バーレーン大使に次いで乾杯を仰せつかる。 15時15分 終了して解散 徒歩で東京駅まで。
 16時 案件があって三田氏と要談(飯田橋) 18時に終了して帰宅 夜は福田正一郎「倒産 閉店 休刊 出版不況」を読む。
 

●次期衆院選で小選挙区候補を大幅に絞り込む共産党の票の行方に自民、民主両党がヤキモキしている。
 共産党が候補擁立を見送った4月27日の衆院山口2区補選は試金石と見られていたが、民主党が後押しを受けたと評価する一方、数字は相当部分が棄権に回った可能性も示す。
 民主党は「民共協力」に大きな期待をかけるが、自民党からは「それほどの影響はない」という読みも出ている。
 
 共産党は昨年9月、「参院選比例の得票率が8%に満たない小選挙区」などの条件での候補絞り込み方針を公表した。
 独自候補を擁立するのは135選挙区前後とみられ、残り165前後での共産票の行方が自民、民主両党にとっての注目の的だ。
 「共産党を支持した方々も私どもに投票してくれた。野党政権をつくるという一点で共通している」
 
 民主党の小沢一郎代表は山口2区補選勝利の翌日、記者会見で表明した。
 合わせて小沢氏が不破哲三前議長、鳩山由紀夫幹事長が市田忠義書記局長にそれぞれ謝礼の電話を入れた。
 05年前回衆院選の山口2区で共産候補の得票は1万3499票。
 補選の際の毎日新聞の出口調査によると、共産支持層の約9割が民主候補に投票したと答えており、民主党は共産票が2万1944票差の勝利に影響を与えたと見ているからこそ謝意を表したのだ。
 
 しかし、出口調査では自民支持層の約4分の1が民主候補に投票したと回答。
 自民候補が前回比9918票減で、民主候補が1万2614票増という数字を考えれば、共産票の大量棄権という見方も出てくる。自民、民主両党は今後、このあたりの詳細な分析を急ぐ考えだ。
 一方、民主党が衝撃を受けたのは、補選と同日に実施された埼玉県議西5区再選挙(旧上福岡市、定数1)。共産候補が自民、民主両候補を降し、当選を果たした。
 
 民主党は都市部の動向が次期衆院選のカギを握ると見ている中、都市部での共産党との協力の限界も感じ取っている。
 共産党の市田氏は「自民党は支持層が崩れ、民主党は自公政治への対立軸を持っていない。それを分かった人は従来の支持政党を超えて共産党に入れる」と指摘し、フリーハンドを強調している。
 

●冷凍ギョーザ中毒事件やチベット問題などで、対中感情が厳しいなか、6日、胡錦濤国家主席が来日する。
 首脳会談などが行われる東京だけでも主席の滞在中、右翼団体が170台以上の街宣車を走らせるとみられ、警察当局は都内警備だけで最大時約6600人態勢で臨む。
 胡主席は中国にゆかりがある奈良県の唐招提寺、法隆寺にも足を延ばす予定だが、両寺には参拝を断るよう抗議が寄せられている。
 警察幹部は「最悪の情勢下での来日。緊張感は極度に高まっている」と話している。
 
 警視庁によると、胡主席の滞在中、都内での街宣活動を明らかにしている右翼団体は、6日から9日までの4日間で延べ約150団体、約550人。170台以上の車で、街宣するとみられる。
 中国の国家主席は9年6カ月ぶりの来日となるが、長野市の北京五輪聖火リレーでも見られたように対中感情は厳しく、極めて難しい警備を迫られそうである。
 警備方針について、警察幹部は「胡主席への直接危害を防ぐのは当たり前。車窓越しや徒歩移動中、見聞きしたことで主席に不安や不快感を抱かせること自体、外交問題化する可能性がある。
 抗議行為や音を一切、見せず、聞かせずの警備が必要だ」と明かす。
 
 「長野のような小競り合いは絶対にさせない」(警備担当者)と、宿泊先からの移動に当たり、主席の車両を中心に周囲数百メートル、数キロごとに段階的に“排除線”を設定。不審人物や車への警戒を極度に高めた「面の警備」を徹底する。
 トラブルの芽を事前に摘もうと、警察当局は関東地方での主席の繁華街視察のキャンセルを中国側に要請、了承された。  「市民とふれあう繁華街視察を中国は目玉の一つに据えていたが、不審者の接近が完全排除できないという警備上の問題があった」。
 
 法隆寺と唐招提寺には長野の聖火リレーが終わったころから、「参拝を断るように」との電話や手紙、ファクスが相次いでいる。
 ネット上の呼びかけが影響しているとみられ、「電話は1日数件で、大半が受け入れに反対の意見」(法隆寺)「善光寺も断ったのだから断るようにとの電話がここ4、5日で10件弱来ている」(唐招提寺)。
 
 両寺は国賓である胡主席を受け入れるが、警察当局は奈良県下の警備も、管区警察局の機動隊を投入するなど厳戒態勢で臨む方向で調整しているという。

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