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来日の中国首脳あいまいの のれんに腕押し奈良の訪問 (05月09日)(金)

 今朝4時30分頃起きてしまった。8時30分 トーヨーで打ち合わせ 8時45分区へ 9時30分環境部長の説明 環境部環境推進課長の監査 13時15分 環境部清掃課(小岩清掃事務所)の監査 都道288号線の視察
 小岩・篠崎地区スーパー堤防の現地視察。
 

●日中首脳会談で具体的進展をみせたのは、ジャイアントパンダ2頭のレンタルが決まったことだけ。
 4月30日にリンリンが死んだばかりの上野動物園(東京都台東区)を運営する財団法人東京動物園協会には6日深夜、外務省から「貸与する」と連絡が入った。
 パンダはかわいい。だが、2頭のレンタル料は年間約1億円とされ、受け入れ後の諸費用も破格の珍獣だ。パンダは、本当に必要なのか。
 
 日中首脳会談が行われた7日、上野動物園ではパンダ舎にあったリンリンの写真や来園者向けの記帳台を撤去し、後釜に決まっているレッサーパンダを入居させるため、改装を実施した。9日にも一般公開される。
 上野動物園は連休中、パンダ舎前に記帳所を設け、来園者がリンリンとの別れを惜しむ言葉を書き込んだ。「天国でも元気でね」。
 6日までに1万人以上が記帳し、「どうして死んじゃったの」と涙ぐむ子供の姿もあった。
 
 一方で新しいパンダがレンタルとなる点について、茨城県牛久市の無職男性(68)は「高い金を出して無理して来てもらうことはない。福祉などに金を使ってほしい」と話した。
 パンダのレンタルに福田首相は「ありがたいお話であり、国民も喜ぶと思う」と感謝の意を表明したが、中国製ギョーザ中毒事件で2家族7人の被害者が出た千葉県の堂本暁子知事は8日、「ギョーザ事件にしろ、油田問題にしろ、政治的にアジアでリーダーシップを取っている国同士できちんと話して良い方向を出していくことが求められている。パンダに惑わされない方が良い」と述べた。
 
 石原慎太郎都知事も「世界も狭くなったのだから、いるところに行って見てきたらいい。パンダ不在で入園者数が左右されるなら、費用対効果を換算して考えればいいこと。何もご神体じゃないんだから」と話していた。
 対中強硬派の石原知事がパンダのレンタルをすんなり受け入れるか、懐疑的な声も与党内にある。高額なレンタル料を国と都のどちらが負担するのかも不明だが、いずれ税金であることに変わりはない。
 
 ペアで1億円といわれるレンタル料だけではない。パンダは相当の金食い虫でもある。
 パンダ舎は冷暖房完備でガラス張りの特別室というVIP待遇。
 東京動物園協会が運営する公式サイト東京ズーネットの「えさ代ランキング」でも、1日1頭につき、1万0850円で堂々の1位。
 2位は体が大きく大食漢のアジアゾウの1万0793円を上回り、3位は大きく離れてホッキョクグマの5213円。
 
 パンダの主食の竹は、孟宗竹にヤダケ、マダケなど。同じ竹でも好き嫌いがあるというからやっかいだ。競走馬用の食料として流通している青草でも「OK」のヒグマなどと違い、一般に流通していない竹は手に入れることが難しい。
 さらにパンダは、ぺレット(粒状にした飼料)にしにくいニンジン、リンゴ、卵、馬肉、牛乳、タケノコ、サトウキビ、精米、並塩、砂糖、トウモロコシの粉、脱脂大豆粉、脱脂粉乳、パンダミルクとたくさんの品目を与えなければならない美食家でもある。
 
 日本最大の6頭のパンダを保有するアドベンチャーワールド(和歌山県白浜市)では、1頭につきリンゴや猿用ビスケットの他に1日約20キロの竹を与えている。
 食料の99%を竹でまかなっているため、「パンダが好むおいしい竹を大量に確保するのが一番大変」と話す。
 ジャイアントパンダはワシントン条約で最重要保護種に指定されている。
 かつては日中国交正常化を記念して寄贈されたが、現在は研究目的以外での取引は禁じられており、今度、上野にやってくるジャイアントパンダはあくまでレンタル。日本に所有権はない。
 
 現在、2頭のパンダがいる神戸市立王子動物園の場合、2頭で年間1億円を中国政府に支払い、中国から毎年2回来日するのべ4人のスタッフの旅費や滞在費なども負担しなくてはならない。
 パンダが上野にやってきてから36年。当初はそれまでの200万人から一気に700万人まで来園者が急増したが、ここ数年は300−330万人で北海道・旭山動物園にも首位の座を明け渡して横這い状態だった。
 上野動物園では「来場者数は天候や休みの並びに左右され、リンリンの影響は無視できるほど小さい。みなさんが上野のパンダは特別と思ってくださるならありがたいことですが、いまや上野が唯一パンダのいる動物園ではない」と話している。
 
 中国の切り札ともいえるパンダ外交だが、2005年には中国側の贈与の申し入れに政治的意図を察知し、「本来の環境で生育するのが適切」と受け入れを拒否した台湾の陳水扁総統(当時)の前例もある。

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