<カレンダーへ戻る
バックナンバー 

宵も更けて長距離帰宅の官僚に 霞ヶ関に居酒屋タクシー (06月07日)(土)

 梅雨の合間の快晴 19−26度C 午前中 原稿
 午後も原稿
 18時 案件があって丸山氏 三田氏 佐山氏 吉中氏 と懇談 夕食会(墨田区内)
 夜は森達也「死刑」を読む。
 

●ワシントン発 時事通信  米民主党の大統領候補指名が確定したオバマ上院議員について、米国の黒人の6割近くが、同議員の身に危険が及ぶと懸念していることが6日、米ギャラップ社の調査で分かった。
 初の黒人大統領を目指すオバマ氏には昨年5月から警備のシークレットサービスが付いているが、11月の本選挙に向けて安全確保面の懸念が広がっていることが浮かび上がった。
 
 調査は5月30日から今月1日にかけて、18歳以上の約1000人を対象に実施した。
 「他の候補者より、危害が加えられる可能性が高い」と回答したのは全体の42%。黒人では57%と高い割合を示したのに対し、白人では39%にとどまった。
 また、同社とUSAトゥデー紙が最近、ロサンゼルスとニューヨークの黒人を対象にした調査では、75%が「オバマ氏は他の候補者より白人と黒人の関係を改善してくれる」と期待感を示した。 
 

●米民主党の大統領候補指名が確定したオバマ上院議員は5日夜、撤退するヒラリー・クリントン上院議員(60)とワシントン市内で極秘会談した。
 両陣営は「11月の本戦での勝利に向けて必要な作業について、前向きな話し合いをした」との声明を発表したが、会談後は両氏とも雲隠れし、憶測を呼んでいる。
 
 ヒラリー氏に近いニューヨーク州選出上院議員のチャールズ・シューマー氏は6日朝のABCテレビに出演し、
 「彼女は副大統領候補への申し出があれば受けるだろう。しかし、オバマ氏が別の人間を選んでも11月の本戦での勝利に向けて協力するはずだ」と述べた。
 
 また、オバマ陣営のスポークスマン、ロバート・ギブ氏は米メディアに対し、
 「これは指名争いの幕引きだ」と述べ、両氏は11月の本選挙に向けて協力を確認したとの認識を示した。
 会談の詳しい内容は明らかにされていないが、長期の指名争いで深まった党内の亀裂修復のために必要な両氏の連携などを協議したとみられる。
 
 また、ヒラリー氏が副大統領となる注目の「ドリームチケット」構想についても意見が交わされた可能性があるが、ヒラリー氏のスポークスマン、ハワード・ウォルフソン氏は「彼女は副大統領になることを積極的には望んでいない。全ての選択はオバマ氏次第だ」と述べるにとどまった。
 メディアを完全シャットアウトして行われた会談は当初、同市内のヒラリー氏自宅で行われる予定だったが、別の場所に変更されるなど情報は錯綜した。
 

●「居酒屋タクシー」「スナックタクシー」。中央省庁の職員ら520人をビールやつまみで“車内接待”していた個人タクシーは、業界内でこう呼ばれていた。Click here to find out more!
 
 グループを作り、なじみ客の呼び出しにいつでも応じられるようにしたり、好みの酒類を記したリストを共有したりしていたという。
 「民間企業が経費節減する中、ふんだんにチケットを使ってくれる霞が関は一番のお得意様」(運転手)といい、識者からは「公費の使い方に無頓着すぎるのでは」との声も上がっている。
 
 「居酒屋タクシー」は、個人タクシーの運転手が10〜20人でグループを作り、自宅までの運賃が1万円以上かかるような長距離客を仲間内で共有することが多いという。
 携帯電話で呼び出しがかかっても、すぐ駆け付けられない場合は仲間に代わってもらうためだ。
 グループ内では
「○○課長補佐はビール好き」「△△さんはチューハイ党」などと客の好みをメモしたリストを用意しているという。
 
 初めてグループに参加した運転手(66)は、仲間の運転手から500ミリ・リットル入りの缶ビール1本と、つまみの入った袋を「客に渡して」と託された。
 客は慣れた様子でビールを受け取り、飲み干したという。運転手は「1000円程度の出費で『上客』を捕まえられるなら安いもの」と言う。
 
 防衛省に顧客をもつグループに所属していた男性運転手(58)は「地方に異動し、再び東京に戻ってきた人もちゃんと追跡して顧客リストに載せてある」と証言。
 なじみの客にはスタンプカードを渡し、いっぱいになると盆暮れにコメを送っていた。
 「客待ちはせず、すべて携帯電話での呼び出しだった」と語る。
 車のバンパー部分に目印の小さなランプを付けて、客に「居酒屋タクシー」であることを知らせる運転手もいるという。
 
 こうした営業方法は20年以上前から行われていたようだ。当時の主な顧客は航空会社や大手電機メーカーなどの社員ら。しかしバブル経済崩壊などによる経費削減で、タクシーチケットの利用が減少。
 「景気とは無関係にチケットを使ってくれる役人相手に切り替えた」(運転手)という。
 
 東京都内の個人タクシー約1万台が加入する都個人タクシー協同組合では、賞罰規約で客へのアルコール類提供を禁じている。
 違反すると一定期間、チケットの換金を停止するほか、悪質な場合は脱退勧告や除名に踏み切るケースもあるというが、担当者は「車内での行為で、実態把握が難しい」と苦慮している。
 
 広がる問題に、霞が関を営業エリアとするタクシー運転手からは「利用客が減った」との悲鳴も上がるが、6日夜も長い客待ちの列ができていた。
 個人タクシーのある男性運転手(45)は「問題が報道されてから、売り上げが半減した。特に報道を気にしてか、遠距離利用の客がいなくなった」とため息をつく。
 
 別の運転手(60)は「まじめにやっている者はいい迷惑」と怒りをにじませた。運転手らによると、タクシーでの接待ではビールや柿の種などを振る舞うケースや、個人タクシー数十台がグループを組織し、共通のポイントカードを作って客を融通しあうケースもあったという。
 
 ある運転手はいつも車のトランクにあるクーラーボックスにビールやチューハイを積み、顧客の好みによってはサンドイッチを用意することも。
 ビールのロング缶2本を飲み干してしまう人もいるという。
 一方で、別の運転手(49)は「規制緩和でタクシーが増え、客待ちで2時間は当たり前。固定の長距離客は、のどから手が出るほどほしい」と打ち明け、「ときには値段交渉に応じることもある」と話した。
 

●自民党は6日までに、テレビ朝日系報道番組「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスター(53)が後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に絡み「国民に誤解を与える発言をした」として、同局側に抗議するとともに、党役員会などの撮影の無期限禁止を通知した。
 会合前に談笑する党幹部らの映像に古舘氏が「よく笑っていられますね」と触れたことを問題視している。
 長年続く「自民党VSテレ朝」のバトルが再燃した。
 
 自民党によると、通知の原因となったのは、4日放送分の「報道ステーション」。
 後期高齢者医療制度に関する報道をした際、3日の党役員連絡会前に出席した党役員が1日から始まった「クールビス」に合わせ、沖縄の夏服「かりゆしウエア」を着て、和やかな雰囲気で談笑する様子が放送された。
 その映像に古舘キャスターが「よく笑っていられますね。偉い政治家の人たちは」とコメントしたことという。
 
 会見した細田博之幹事長代理は
 「後期高齢者医療制度で国民に過重な負担を強いているにもかかわらず、無関係な映像を使い、国民に誤解を与え、あたかも自民党役員が笑っているとの誤解を与えた」と批判した。
 党は同局側に抗議し、訂正放送と謝罪を求めるとともに、党役員会と役員連絡会の冒頭撮影の無期限禁止を通知した。
 
 自民党の「テレ朝アレルギー」はさらに拡大。この問題に絡み、山崎正昭・参院自民党幹事長が6日の定例会見を欠席した。
 記者クラブには、テレ朝の会見の取材も禁止する考えを伝えたが、クラブ側は
 「会見は記者クラブの主催であり、応じられない」などと説明。
 山崎氏は納得せず欠席し、テレ朝は唯一対応した鈴木政二・参院国対委員長の会見を取材した。
 
 「自民党VSテレ朝」は、報ステの前身「ニュースステーション」時代から続く長年のバトルで、自民党は同局の報道に神経をとがらせてきた。
 最近では、昨年5月に報ステが国民投票法案を巡る報道で、同党議員の国会答弁を恣意(しい)的に編集し「虚偽報道」をしたとして自民党は訂正放送を要求。
 05年6月には参院北朝鮮拉致問題特別委で同党参院議員の質疑を古舘キャスターが
 「無神経な発言」とコメントしたことにかみついている。いずれも後日、番組内で謝罪している。
 今回の「取材禁止令」について、この日、古舘キャスターは番組内で触れなかった。テレ朝は「対応は週明けになる」(広報部)としている。
 

●時事通信社は次期衆院選を前に、自民、民主両党の都道府県連幹部を対象にアンケート調査を実施、「選挙の顔」として望ましいと考えるリーダーなどを聞いた。
 自民党では「福田康夫首相で戦うべきだ」と答えたのは9都府県にとどまったのに対し、21府県が「福田首相以外のリーダー」と回答。
 内閣支持率が低迷する中、衆院選への危機感が地方組織の間で強まっていることをうかがわせた。
 
 民主党では「小沢一郎代表」とした回答が42道府県に上った。
 調査は、原則として両党の都道府県連幹事長を対象に、5月下旬から今月上旬にかけて行った。
 自民党で、「どちらかと言うと」とする消極的支持を含め「福田首相」を挙げたのは、青森や群馬、東京、山梨、福井、大阪など。
 その理由としては、「一生懸命頑張っている」(青森)「人柄がいい」(栃木)などとしている。
 
 「福田首相以外」と答えた21府県では、個人名に触れなかった7府県を除く14県が麻生太郎前幹事長を推した。理由としては「自分の考えを持っており、政策にも明るい」(岩手)「人気がある」(茨城)などのほか、「福田首相では選挙は厳しい」(岐阜)とする意見もあった。
 このほか17道県は、「分からない」などと答えた。 

<カレンダーへ戻る