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身勝手の殺人事件相継ぎて 誰も理解のほかで分からず (06月10日)(火)

 梅雨の合間の晴れ日である。 のち曇り 8時45分 トーヨーで打ち合わせ 9時 区へ 18−26度C 
 9時30分 浅川都市計画部長の説明を聞く 新村都市計画課長の監査 13時15分 前田住宅課長の監査
 15時 退庁 15時45分 株式会社 宝永の総会(葛飾区内)
 18時 みどり会に出席する(区内) 夜は長部日出雄「マックス・ヴェーバー物語」を読む。
 

●同僚は加藤智大容疑者(25)を、アキバ系ロリコンオタクだったと証言する。
 日ごろは温厚な半面、スピード狂でバーチャル世界にのめり込み、突然キレるなど、犯行につながる側面も見せていた。
 父親との確執を漏らしていたこともあり、3月に起きた茨城連続殺傷事件に触発された可能性も浮上している。
 
 青森県出身の加藤容疑者は製造業派遣大手「日研総業」(東京)に昨年11月登録、静岡県内の自動車部品工場に派遣され、裾野市にある単身用アパートに入居していた。
 加藤容疑者と同僚男性(21)はすぐにうち解けた。麻雀に飲み会と、毎週のように遊んだ。
 親交を深めるなか、男性は容疑者の特異な趣味に気付いたという。
 
 「(加藤容疑者の)部屋はモノもなく、殺風景。ただ、同人マンガ誌が数冊置いてあった。
 カラオケに行ったときに歌うのはロリコン系のアニメソングばかり。
 『2D(アニメなど2次元世界)しか興味ない』と公言していたし、典型的なロリコンオタクでした」
 
 だが、後輩への面倒見が良かった加藤容疑者への信頼が変わることはなく、親交は続いた。
 「アキバ好き」を公言していた加藤容疑者は男性ら同僚を連れて秋葉原へ繰り出し、メイド喫茶などを案内。
 「まあ、こんな感じですよ」と得意顔だったという。いつも携帯片手に掲示板「2ちゃんねる」をチェック。自らのハンドルネームを持ち、頻繁に書き込みを行っていたようだ。
 
 2ちゃんねるのゲーム機を議論するスレッドに5月27日、≪秋葉原で忍者姿の痴漢が刀振り回し大惨事!≫とのタイトルで、≪6/5以降絶対事件起こるだろうから先に立てとくね≫と、今回の犯行予告を思わせる書き込みがあった。 加藤容疑者は急にキレることがあったというが、6月5日は容疑者が激昂して会社を飛び出した日だった。
 加藤容疑者は友人(22)に対し、茨城・土浦市連続殺傷事件で逮捕された金川真大被告(24)が熱狂的ファンだった美少女同士の対戦ゲームの画像を送信。ゲームを通じ、金川被告の犯行を意識していた可能性が浮かんでいる。
 
 一方で、同僚男性は加藤容疑者のスピード狂の一面について
 「富士スピードウェイや平塚のサーキット場に連れて行ってもらった。
 一緒にカートに乗ってタイムを競ったんだけど、とんでもなく速かった。
 以前はスポーツカーのGTRに乗ってたとも言っていた」と証言。
 別の同僚(21)には「将来トラック関係の仕事に就きたい」と夢を語ることもあったという。
 
 友人らが「いつもポーカーフェース」と称する加藤容疑者も時折、心に抱えた悩みを垣間見せることがあった。
 「昨年の年末、自宅まで送ってもらったとき、ポツリと言ったんです。
 『親が借金を重ねるから、青森から飛んだ。ろくでもねえオヤジだ…』」(同)
 前述の男性と身の上話をしたときには「事故をして廃車になった車のローンが残っている。
 でも、自動車会社と納得できないイザコザがあったし、家賃も数カ月滞納していたが、両方踏み倒してきた」と吐露。「飛んできたから車も買えない」と愚痴をこぼし、「いなくなるときは何も言わないで飛ぶから」と失踪をほのめかしていた。

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