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韓国の牛肉騒動激昂の 反米デモの日々に高まる (06月16日)(月)

 今日も梅雨の合間の中休みの快晴 20-28度C
 8時45分 トーヨーで打ち合わせ 9時 阿波川氏 木村氏 星田氏と懇談(区内) 
 11時 打ち合わせ(トーヨー) 13時 案件があって三田氏 境氏と要談(区内)
 16時 相田氏と案件があって要談(葛飾区内) 18時 来日した李華玲さん一家と懇談会(墨田区内) 夜は川村良「日本人の複雑性」を読む。
 

●韓国でろうそくデモを主導している「狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)国民対策会議」は12日「追加交渉という“いんちき”と“国民向け詐欺劇”をまた進めている」と非難した。
 
対策会議は外交通商部のキム・ジョンフン通商交渉本部長がブリーフィングを行った直後に記者会見し「国民が求めているのは国民の健康と安全を守るために、4月18日に韓米間で合意した輸入衛生条件を無効とし、全面的な再交渉を行えということだった」とし「追加交渉は国民を再び欺く行為だ」と強調した。
 
続いて「牛の体内でBSEの原因となる異常プリオンたんぱく質が蓄積しやすい特定危険部位(SRM)と内臓の輸入を禁止し、月齢制限、SRM排除と検疫主権を確保するためには、協定文の全面的な見直しが必要とされる」とし「協定文を直さない対策は間に合わせの策にすぎない」と話した。
 
対策会議は「月齢30カ月以上の牛肉が輸入されてもそれを確認する方法がなく、輸入中断や検疫中断などの制裁方法もないために、政府が語る追加交渉は結局実効性を保障しない口だけのもの」と指摘した。
 
パク・ウォンソク対策会議状況室長は「20日まで政府に機会を与えたが、再交渉が行われなければ政権退陣を求める運動を展開する」と明らかにした。
 パク室長は「これまでの状況から考えて(20日まで)、特段の措置が取られるとは思えない。国民と最後まで進みたいということだが、それなら行くところまでいこうではないか」と付け加えた。
 
対策会議側は、在韓米軍の装甲車にひかれて死亡した女子中学生事件(ヒョスン・ミソン死亡事件)の第6周忌となる13日と、米国産牛肉輸入の全面再交渉を求めて焼身自殺を図り死亡した故イ・ビョンリョルさんの告別式が予定された14日に、それぞれ大規模な集会を開く計画だ。
 
 またワシントンポスト(WP)、ニューヨークタイムズ(NYT)など米国の有力日刊紙が韓国内の米国産牛肉輸入反対の情緒を理解しているという社説とコラムを相次いで掲載した。
 特に、WPは社説で韓米自由貿易協定(FTA)を生かすために、米国行政府が牛肉の追加交渉について、韓国を積極的に援助すべきだと促した。
 
WPは14日(現地時間)、“ソウルの牛肉についての不満”と題する社説で「韓国人の反応が非理性的だというのは疑問の余地がないが、中国産玩具の鉛のペイントやチリ産のブドウを恐れるなど各種輸入品が原因となり生じる米国人の心理的な恐怖状態と大差ない」と主張した。
 米当局は1989年、テロリストが撒いた青酸カリに汚染されているかもしれないと誇張した疑いによってチリ産のブドウ200万本を差し押さえ、処分したことがあるという。WPはこのような例を挙げながら「北朝鮮とは違い、貧困や病気にさらされていない韓国は小さな健康上の危険に対しても敏感な反応を見せることもある」とし「米国人のように韓国人も時々、恐慌状態に陥る権利がある」と報じた。
 
これに先立ち、プリンストン大学のポール・クルーグマン経済学科教授は13日、NYTに掲載したコラムで「牛肉問題は韓国の自尊心と結びついてしまった」とし「韓国の自尊心が米国の下手な外交政策により侮辱された」と分析した。 これとともに、クルーグマン教授は「米国の牛肉に対する不信は合理的でないが、それでも韓国人を非難するのは難しい」と評価した。
 
またクルーグマン教授は「牛肉業界を待遇しようとする農業部の配慮が逆効果を引き起こし、外国の需要者が米国の安全措置を信じないようになった」とし「効率的な規制に失敗すれば、消費者ばかりでなく事業にも悪影響を与える」と強調した。
 

●「地上の楽園」と偽りの宣伝にだまされて北朝鮮に渡り、肉体的、精神的苦痛を受けた脱北者、千葉優美子さん(47)。
 13日に帰還事業を支援した在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に損害賠償を求めて提訴した千葉さんと代理人の藤森克美弁護士による、大阪司法記者クラブで行われた会見のやり取りを詳報する。
 
 −−提訴に踏み切った思いは
 千葉さん「日本に戻って約3年になりますが、家族や私の命を助けてくれたことに感謝しています。
 北朝鮮にいるときは、両親に北朝鮮のことを聞き、どうなってしまうのかといつもおびえ、朝鮮総連が許せないという思いでした。
 自分たちも人間なのに、人をだまして連れてきて組織的に誘拐したのではないかと。
 その責任はどうやってとってくれるのか、毎日考えていました。
 こうして訴えられるようになるまで何十年もかかった。もう半世紀近くたっているが、収容所にいるときも本当に恐しくて、あしたは生きていられるかといつも不安で毎日必死で生きております」
 
 「私1人の問題ではなく、今も収容所の中で必死で生き延びようとしている人がいる。
 すでに北朝鮮で亡くなっている人もいますが、天国から見守っていてほしいです。
 朝鮮総連は人権と自由を無差別に奪った悪魔みたいな団体。
 だからこそこんな大きな問題になった。日本語がよくできなくて…。みなさまのご理解よろしくお願いします」
 
 《ゆっくりとした口調で話す千葉さん。日本語はたどたどしい》
 −−提訴したことで、今もまだ北朝鮮に残っている人にどういう影響があればいいと思いますか
 
 千葉さん「この裁判をきっかけにして、まず本質的に正しい裁判所の判断をいただいて、まだ北朝鮮に残っている日本人を救うことができるようになるのが願いです」
 
 −−正しい判断をもらって北朝鮮という国も含め、北朝鮮に残された人も助かればということですか
 
 千葉さん「はい、そうです」
 
 −−朝鮮総連が被告ということですが、帰還事業は日朝の赤十字社の合意があってなされた経緯があり、被告を朝鮮総連に絞っているのは・・・
 藤森弁護士「本当は北朝鮮政府も被告にしたいところですが、国交がない。
 難しい問題です。今後、国交正常化でも図られるようなことがあれば検討してみたい」
 
 −−日本政府と赤十字社も連帯責任も考えられると思いますが
 藤森弁護士「それは現時点では無理だと考えています」
 
 −−それは何かひっかかることがあるということか
 藤森弁護士「赤十字社は当時帰還する在日朝鮮人の方から何度も了解を確認しているんです。
 私たちはそもそもだました大本はどこかということを重視している。
 赤十字社や日本政府が個々の人をだましたかというとそうは考えていません」
 
 −−この裁判を通じて、赤十字社も政府も自分たちが当時取った行動などを正しかったのか検証してもらえたらと思いますか
 藤森弁護士「そうですね。ジャーナリストの方々にもぜひ取り上げていただいて」
 
 −−当時はマスコミも「地上の楽園」を報道してそれで信用した人もいますが
 藤森弁護士「それも赤十字社や政府と同じですね。だました根源ではないと」
 
 −−現在家族の安否は
 千葉さん「兄弟や親戚(しんせき)がまだ北朝鮮に残っています。両親はもう亡くなっています」
 藤森弁護士「千葉さんの夫はどうしたという質問もよく受けますが、千葉さんそれも答えてくれますか」
 
 千葉さん「夫も日本から帰還した人です。朝鮮語が全然できずに苦労しました。
 医師をしていましたが、患者に自分の血をたくさん献血して、その影響で病気になって1986年に死にました」
 
 −−北朝鮮に家族を残したままで、今回実名で提訴した心境は、心配だけれども身をもって訴えるということですか
 千葉さん「そのとおりです」
 −−北朝鮮でどういう生活をしていたか
 千葉さん「本当に言葉にできないくらいですけど、1971年ごろ、日本から来た人はとてもいじめられて…。学校に行ったらたくさん生徒が集まって髪の毛をひっぱられたり、服を破られたりしたときは、日が暮れるまで待ってパンツ1枚だけで家に帰ったこともあった。先生にも言ったけど日本の服を着てくるからそうなるんだといわれた。母に話しても仕方がないと泣くばかりで」
 
 千葉さん「万景峰号という船で北朝鮮に渡ってから私たちの人権はなくなっていました。
 兄は(1963年に)船が着いたときに『日本に帰りたい』と行っただけで(北朝鮮当局に)連れて行かれた。兄のいる収容所に行ったときは人間の動物園のようだった。
 私たちに罪はないのに北朝鮮に行っただけでなぜこんな目にあわなければならないのか。
 毎日毎日泣きながら過ごしました。私は、だました朝鮮総連を許すことができません。みなさんの力を貸してください」 以上 産経新聞から・・・。

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