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迎え酒肩のけだるき梅雨どき 友好促進鶴岡へ飛ぶ (06月21日)(土)

 早朝から雨で8時頃から小降りになった。7時に江戸川鶴岡交流演奏会に出席する皆さんをお送りした(江戸川区総合文化センター前)
 9時40分 家を出発 羽田へ 
 12時10分 ANA 895 庄内行きで鶴岡へ。
 

●福田康夫首相の出身で自民党最大派閥の町村派に、分裂の兆しが出てきた。
 発端は派閥を実質的に仕切る代表世話人の中川秀直元幹事長が派内のメンバーを集め、勉強会を開催したことからである。 派内から「派中派工作だ」との批判が出ているほか、安倍晋三前首相も復権を狙うかのように動きを活発化させている。
 町村派中堅からも「派閥は分裂に向かうのではないか」との懸念が漏れ始めた。
 
 中川勉強会は19日、都内のホテルで3回目の会合を開いた。出席者は22人。
 財務省出身の高橋洋一東洋大学教授が講師に呼ばれ、メンバーは特別会計改革などに耳を傾けた。
 勉強会は今後、同派政策委員会と政策提言をまとめていくことになった。
 
 中川氏が勉強会を立ち上げたのは今月4日。自著『官僚国家の崩壊』をテキストに初会合を開き、伊藤公介元国土庁長官ら86人の同派メンバーのうち33人が参加した。
 表向きは財政再建策を考える勉強会だが、当初から「配布資料に『中川勉強会(仮称)』と書かれたものがあったので、『あれ』と感じた。『派中派』の設立と受け止められても仕方がない」(参加議員)との声が出ていた。
 
 中川勉強会は町村派内でも波紋を広げ、「町村派は近く分裂するのではないか」(中堅)との観測も飛び交った。
 他派閥幹部からも「中川さんの動きを放置したら、政権はおかしくなる」「もう森(喜朗)さんに派閥をまとめる力がないんじゃないか」との冷ややかな声も出た。
 このため、5日の町村派総会で、最高顧問の森氏が「福田首相の足を引っ張ることをやめるべきだ」と、中川氏の動きにクギを刺したほどだった。
 
 こうした中、飛び出したのが福田首相の消費税アップ発言だ。17日、福田首相は
 「日本は世界有数の高齢化社会だ。その国が5%でやっている。だからこれだけ財政赤字を背負っている。その辺のところを決断しないといけない」と、税率アップは不可避との認識を示した。
 消費税をめぐっては、与謝野馨前官房長官ら「財政再建派」が税率引き上げを主張。一方、中川氏ら経済成長重視の「上げ潮派」は消費税率アップに徹底抗戦の構えを見せており、「首相が中川氏に挑戦状を叩き付けた」(町村派中堅)と見る向きが強い。
 
 中川氏に近い議員はさっそく
 「消費税アップは受け入れられない。選挙で勝てるはずがない」と強い不満を漏らした。
 さらに、中川氏が旗振り役を務める自民党国家戦略本部の「日本型移民国家への道プロジェクトチーム」は19日、日本の総人口の約1割に当たる1000万人の移民受け入れを目指す政策提言をまとめた。
 中川氏は「国民運動に進めていく」と意欲満々で、秋の臨時国会に一部法案の提出を目指す考えだが、移民政策は国家の根幹に関わる問題だけに、激しい党内論争が勃発するのは必至である。
 
 「町村派はタカ派色が強いため、派内から強い反発が出るのは確実。この問題も分裂の火種になる」(自民党筋)
 町村派内には、分裂の火種がもう一つある。昨年の政権放り出しへの批判を踏まえ、活動を控えてきた安倍氏の動きが最近、活発になってきたのだ。
 講演やマスコミにも度々登場するほか、派内の若手や中堅と会合を重ねている。
 
 福田首相が先週、対北朝鮮経済制裁の一部を解除する方針を決めたことに、安倍氏に近い若手議員らでつくる「北朝鮮外交を慎重に進める会」は17日、官邸に「北への制裁解除は慎重にすべきだ」との決議を提出した。
 メンバーは「制裁解除を早めるべきだとか、国交正常化を性急にやるべきだという自民党内の声にくさびを打ちたい」と訴えたが、福田外交への牽制であることは明らかだ。
 
 町村派内の情勢について、同派ベテラン議員は
 「派内の混乱要因は中川氏や安倍氏の動きだけではない。福田首相が内閣改造を行い、首相と反りの合わない町村信孝官房長官が派内に戻ってくれば、ライバルの中川氏との主導権争いが激化するのは必至。
 政界渡り鳥の“外様”、小池百合子氏も、総裁ポストに色気を出して、中川氏と連携を強めるなど派内をかき乱す可能性がある。なにしろ、わが派は1、2回生の若手が半数近い。彼らは派閥への忠誠心が薄く、どう動くのか分からない」と嘆く。
 
 若手の1人も「結局、若手の多くは安倍さんに清和会をしょってたって欲しいと思っている。中川さんが無理をすれば、派閥は3つぐらいに分かれてしまうのではないか」と話す。
町村派内では、派閥離脱中ながら今もカリスマ的存在の小泉純一郎元首相が影響力を持つ。
 小泉氏は最近、派内ゴタには見向きもせず、マイボールまで購入し、趣味のボウリングに興じているが、「小泉氏は何を考え、どう動くのか分からない」(町村派中堅)と不気味だ。
 森、小泉、安倍、福田−と4代続けて総裁を輩出してきた名門派閥が今、分裂に向け、地殻変動を起こしつつある。

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