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肉の次ウナギも偽装発覚し にせもの天国さらに拡大 (06月25日)(水)

 晴れのち曇り20−26度C 起床 5時 散策 
 朝 原稿 11時 日本ベトナム文化交流協会役員会に出席した。
 13時に終了して 地下鉄で溝の口 バスで聖マリアンナ医科大学病院 西棟6階 藤原佑好氏を見舞う。 16時に帰途につく。
 18時30分 案件があって吉中氏 佐藤氏 白戸氏らと歓談(神田) 20時30分に終了して解散。 夜はオードレイ・ジョンスン「ユダヤ人」を」読む。
 

●フランスのSEXシンボルが問題作をひっさげスクリーンに戻ってきた。
 デビュー作「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」での大胆な演技で世界中の注目を集めた仏女優、ベアトリス・ダル(44)が、最新作となるホラー映画「屋敷女」で大きなハサミ片手に妊婦に襲いかかる殺人鬼を演じている。
 先ごろ来日し「何人も殺したの。私自身がね」と妖しく微笑むダルに迫った。
 
 多感で直情的、最後は精神に異常をきたすベティを演じた鮮烈デビューから22年。蘇ったダルの芝居はあまりに生々しく、女性にはトラウマになってしまうほどの衝撃だ。
 だが「観客がこの作品を見て何を感じ、何を思おうが、私にはどうでもいい。
 満足してほしいとか、期待してほしいなど、考えたこともないわ」とサラリと口にする。
 「重要なのは演じる人物と一緒に生きられるかどうか。何人も殺しますが、それは私自身であり、演技をした覚えもない」
 
 並みの役者ならイメージや評判にキズが付くことを恐れるものだが、そこはフランス、いや世界きっての個性派である。  「どのような映画であっても、自分の魂を込められるものしか出ていないの。デキが悪いはずがない」と語るその表情は余裕たっぷりだ。
 デビュー作の後もヴィンセント・ギャロと共演した「ガーゴイル」ではセックス中に相手をかみ殺す女を演じたり、インディーズ系の映画に多く出演したりと経歴も独特。大作ヒロインものには見向きもしない。
 
 昨年のカンヌ国際映画祭やトロント映画祭などでセンセーショナルな話題を巻き起こしたこの作品に出演を決める際、シナリオを読んでいなかった。
 「監督が素晴らしければそれで十分。作品の規模やジャンルで選んでいたら、もっとお金持ちになっているわ」
 凄惨なストーリーとは別に現場は楽しかった。「辛かった点は特殊メークに6時間もかかったこと。そこで疲れた分、アクションシーンで発散しました。ためらいなく殺していますよ」
 ゴシップ女優−の肩書きも。「だから強いのよ、私。生きていればいろんなことが起こり、起こる度に強くなれる。映画も私生活もそう。それが人生」
 達観か。あまりにもかっこいい“魂の女優”だ。東京・渋谷のライズXで公開中。順次全国公開中。
 

●日本一の名湯、草津温泉(群馬県草津町)が「枯渇」の危機にさらされている。
 隣接する日本一のキャベツ産地、嬬恋村が草津温泉と同じ白根山系の地下源泉を大量に掘り起こす「地熱発電」を、強力に推進しているのだ。
 草津温泉の湧出量や泉質に甚大な影響が出る可能性が大きく、草津町では町一丸となって猛反発している。「草津の湯」を吸い尽くしかねない「エコ発電」をめぐり、一大抗争が勃発しそうな気配だ。
 
 「嬬恋村長はわれわれにオフィシャルに打診したというが、説明は一切受けていない」。
 こう怒りをあらわにするのは、福田信夫・草津町副町長だ。
 町側の説明によると、地熱発電とは地下数千メートルから300度近い熱水を大量にくみ上げ、蒸気でタービンを回す。クリーンエネルギーというが、地中で濾過されずに一気にくみ上げた熱水はフッ素やヒ素、硫化水素などの有毒物質を含んだままの危険性もある。
 福田氏は「温泉に負荷をかけてまで行うものではないし、法的手段を講じてでも絶対に阻止する」と一歩も譲らない。
 
 福田氏によれば、嬬恋村は昨年4月、初当選の熊川栄・嬬恋村長が公約に掲げた「村地域新エネルギービジョン」を策定。草津温泉の主要源泉から3.5キロしか離れていない白根山麓の村境一帯での地熱発電所計画を明らかにした。
 熊川村長は村議会でも「CO2削減に向け、この地域で何ができるか考えたとき、マグマエネルギーを使うのが最重要課題」と、温泉熱に恵まれたクリーン発電を訴えている。
 
 しかし、福田副町長は「1キロワットあたりの発電原価は、水力や火力の倍の約16円で非効率的。
 発電所建設による村の活性化といっても、潤うのは地域のデベロッパーだけだ。
 それより、草津温泉が存亡の危機になれば、温泉によって職を得る多くの嬬恋村民にとっても大打撃」と対立する。
 計画の真の狙い自体が決して“クリーン”ではないとする声まで、嬬恋村内から聞こえてきた。
 
 「認可されれば経済産業省の独立法人(NEDO)から補助金が交付され、100億円規模の経済効果が期待できる。
 キャベツ以外に目立った産業がなく、財政の早期健全化団体に指定される村にとっては、草津とケンカしてでも実現したい一大プロジェクト」(村役場関係者)
 嬬恋村の地熱発電計画は、いまに始まったことではない。1980年と97年にも持ち上がったが、この時も危機感を抱いた草津町議が全員で嬬恋村議会に押しかけ、傍聴席を占拠。猛烈な抗議の末、計画を断念させた経緯がある。両町村間では「アンタッチャブル事項」(先出関係者)となっていたが、新村長が公約に掲げたことで、再び“寝た子”を起こした。
 
 嬬恋村の地熱発電計画に参加したことのある元前橋工科大教授、濱嶌良吉氏は「クリーンエネルギー計画は、地熱以外にも太陽光や風力を含めた『バイオマス』思考が不可欠。
 キャベツ生産が限界に近い危機感かもしれないが、地熱発電だけに目がくらんでいるようでは絶対に成功しない」とピシャリ。NEDOも今月19日、今年度の地熱調査対象から同村を外したが、計画は今後も継続される。
 渦中の熊川村長は夕刊フジの取材に対し、「ノーコメントだ。こちらの言い分は一切書いてもらわなくて結構」と回答を拒否したという。
 

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