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それほどに興奮せずとも良かろうに 竹島めぐりて韓国激昂 (07月31日)(木)

 朝夕は冷え込むのでスーツが必要である。 晴 18−27度C 午前中 家の整理 14時19分の長野新幹線で帰京。 上野駅の外へ出たらむっとした。
 夜は井上明義「地価はまだ下がる」を読む。
 

●31日午前9時50分ごろ、東京都千代田区永田町1丁目の国会記者会館前の歩道で、50代の韓国人男性がカッターナイフで自分の右手薬指を切った。
 警視庁麹町署が事情を聴いているが「独島(竹島)問題で抗議に来た」と話しているという。
 
 同署によると、男性は仲間数人と一緒におり、薬指の先に約7ミリの浅い傷を負った。
 自分の血で旗などに抗議の文言を書こうとしたらしい。
 現場近くには国会議事堂や首相官邸がある。
 

●ブッシュ米大統領は30日、米政府機関「地名委員会」が先週、竹島(韓国名・独島)の帰属地説明を「主権未指定」に変更したことについてライス国務長官に見直しを指示、同説明は「元に戻される」と述べた。
 地名委の地名検索サイトは同日、同説明を「韓国・公海」に戻した。
 北京五輪に合わせた8月4日からの韓国、タイ、中国歴訪を前に訪問国のメディアと会見した。
 
 この問題では、説明変更を受けて韓国側の批判の矛先が米国に向けられ、8月6日に予定される米韓首脳会談への悪影響が懸念される事態となっていた。
 米側は「政策変更を反映した変更ではない」(ガイエゴス国務省報道部長)と強調していたが、首脳会談を前に軌道修正した形だ。
 米国のあっけない方針変更に日本側からの反発も予想される。
 

●朝鮮日報の東京駐在特派員がコラムを書いている。
【コラム】 日本は中国に比べたら「軽量級」の相手だ
 
 わたしは今、日本に赴任してから、3度目の独島(日本名:竹島)騒動を経験しているところだ。
 2005年、日本の一地方(島根県)が「竹島の日」を制定した波紋がまだ鎮まっていないころに赴任し、06年に日本の調査船が独島に派遣された騒動、そして今年は中学校の新学習指導要領解説書の問題が起きた。
 07 年は独島でなく、米下院の「旧日本軍による従軍慰安婦強制動員を非難する決議案」問題があったが、これを含め韓日の歴史問題は毎年恒例の行事といえよう。
 
 歴史認識において、日本は「全くの無知」に近い政府を持つ国だ。
 歴史を研究する学問的な深さは海のようだが、歴史を現実として扱う政治的な深さは小さな川のように幅が狭く、底が見えている。
 事実、日本が現実の政治において歴史にまで配慮する深さを持っているなら、韓国の隣には今よりももっと恐ろしく、もっと強い日本があるのかもしれない。
 日本が軽率に振る舞うことは「幸い」といえなくもないのでは―騒動が起きるたび、そう思う。
 
 もちろん、日本に対する韓国の態度は、ため息が出るほど「やぼ」なことこの上ない。
 しかし、わずか100年前に領土を奪われた経験があり、まだ被害意識をぬぐい切れない国の国民としては仕方ないのではないかと思う。
 「効果がない」と知りつつも声を張り上げるしかなく、独島は言うまでもなく韓国領土であるのにもかかわらず、米国政府のたった1行の表記に動揺する気持ちが理解できるのは、わたし自身も韓国人だからだろう。
 
 だが、やるせない思いをつかの間晴らしたとしても、正しい答えはやはりこうした方法ではない。
 「独島は韓国領土である」という事実を、英語を理解しない外国政府や機関に知らしめ、最終的には領土を武器で奪われない国をつくるのが正解だというのは、誰の目にも明らかだ。 「強い国づくり」は難しい課題だが、韓国人はこれまでも努力を続けてきた。
 強国ではないが、武力で支配される弱小国でもない。日本が今、独島の武力侵攻を夢見るほど分別がつかなくなっているわけでもない。
 
 今、わたしたちが当惑しているのは、「独島は韓国領土だ」と伝え続けるという易しい課題を、韓国人自身がなおざりにしてきたことだ。
 韓国政府がもう少し気を使っていたら、幼稚な例えだが、在外公館の官僚がゴルフに気を使うのと同じくらい独島に関心を注いでいれば、日本をけん制することなど簡単なことだ。
 おそらく、現在の韓日間にあるあらゆる問題のうち、現実的・論理的に最も韓国に有利な懸案を挙げるなら、それは独島問題だろう。つまり、第3者に対し独島領有権を説得できないくらいなら、ほかのどの懸案においても「韓国が日本に勝つ」など夢のまた夢だろう。
 
 しかも、もっと大きな課題は、歴史・領土問題で日本よりも「重量級」の中国が動いているということだ。中国はもっと無礼で、もっと非論理的で、譲歩を強いてくる国だから、遠慮なく経済・軍事的圧力を加えてくる可能性が高い。
 中国は、今の日本のようにたとえ口先だけだとしても礼儀を持って美辞麗句を並べることはないだろう。そういう時も韓国は中国大使館の前で絶叫し、(中朝国境の)白頭山の上に戦闘機を飛ばすだろうか。
 その時は在中国韓国大使館の前で脅迫し、逆に白頭山の上に戦闘機を飛ばすような相手に、韓国は立ち向かわなければならないかもしれない。
 
 韓国はこれを機に、徹底的に練習しておくべきだ。日本を相手に問題を落ち着いて、合理的に、だが愛国的に解決する方法を。
 枝葉のような歴史・領土問題が国の存亡に直結しないよう、政府と国民がうっぷんを鎮め、メンタル面をコントロールする能力を身に付けるべき時期がそろそろやって来る。
 国境問題で統一ベトナムと10年間も戦争をした中国に比べれば、今回の相手は全くの軽量級にすぎない。
 
東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員
 

●韓国の中央日報の社説で日韓もし闘えばと書いていた。
 
 今、独島で空中戦が勃発したら…
『F−15Kを準備した韓国が序盤は有利だが
イージス艦、空中早期警報統制機を打ち上げる日本に押される』としている・・・。
 
独島(トクト、日本名・竹島)領有権問題で韓日間の雰囲気が悪化している中、日本がF−15J戦闘機の改良を発表した。
 中国を狙った日本の措置だが、独島は韓国領土であるにも関わらず、我を張る日本の軍事的な動きのため、国防部もこれを敏感に注目している。
 日本はこの間F−15J戦闘機で韓国空軍に圧倒的に優位な立場にあった。しかし韓国空軍が2006年から最新鋭戦闘機のF−15Kを導入し、事情が変わった。
 
現在、韓国と日本空軍力を比較すると、序盤戦は韓国空軍が有利だ。
 韓国空軍は年末になると、F−15K(40機)を稼働できるからだ。
 シミュレーションで、独島で両国による空中戦が行われれば、最新コンピューター、赤外線探索および追跡装置(IRST)、多機能特殊レーダーなどを装着したF−15KがF−15Jに比べ、多少有利だ。
 日本航空自衛隊のF−15Jは日本が多大な改良を行ってきたが、基本的に1980年代初めに生産されたF−15C/Dを改造したものだ。
 
しかし戦闘時間が長引くほど、韓国が不利になる。まず日本は探知距離が長い空中早期警報統制機(AWACS)を打ち上げ、韓国のF−15Kを先に発見できる。日本が保有している4機の空中早期警報機は350キロ離れている航空機を探知する。
 そして、日本のF−15Jに装着されている空対空ミサイル発射を指示することができる。韓国のF−15Kの戦闘条件が不利になるということだ。
 韓国は2011年から空中早期警報統制機を導入する予定だ。
 このような場合、韓国空軍が40機のF−15Kを減らしても、日本には相当数のF−15Jが残るものと予想される。
 日本は203機のF−15Jを保有している。
 
日本海上自衛隊が保有している4隻のイージス艦も無視できない。
 イージス艦は強力な航空機を迎撃できるため、側面支援が可能だ。
 韓国海軍は、イージス艦では世宗(セジョン)大王艦の一隻しか保有していない。
 韓国空軍はF−15Kがなければ、独島上空を防御する余力がない。
 空軍のKF−16は作戦半径が短く、空中給油機がないため、独島上空に飛来しても、約5分で戻らなければならない。F−15K以外の韓国空軍の戦闘機は日本のF−2に比べ、性能が落ちてしまう。

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