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おそ松クンそれでよいのだ世の中は 赤塚不二夫おさらばの日は (08月03日)(日)

 猛暑である。このブログをホテルのパソコンで打つ。
 8時 朝食と案件があって評論家吉田善朗氏と懇談 10時 大仏次郎記念館へ行く 12時 作家の佐竹次郎氏 佐東淳社長と懇談  15時過ぎには 車で帰京
 18時 コンプライアンス・CCの星崎社長と懇談(都内)
 夜は青山繁晴「日中の興亡」を読む。
 

●戦後ならではの笑いをつくり出したギャグの王様、赤塚不二夫さんが亡くなった。72歳だった。
 伝説の漫画家アパート「トキワ荘」に入ったが、売れていく仲間たちのアシスタントを務めることが多かった。
 少女漫画しか発表できなかった初期の苦悩を振り払うように、爆発したナンセンスギャグの数々。
 とりわけ高度経済成長期の日本人に、忘れ難い笑いを提供した。
 
 赤塚漫画の特徴は、キャラクターがユニークで、なぞめいている点にある。
 代表作「天才バカボン」のパパは、バカなのか天才なのかわからない。
 わき役も光った。「お出かけですか」が口ぐせの「レレレのおじさん」、父はイヌで母はウナギという「ウナギイヌ」……。「赤塚漫画はわき役こそ面白い」と評されもした。
 
 アシスタントや編集者との共同作業でマンガのアイデアを出したり、作画を分業制にしたりするなど、プロデューサーとしての手腕も光った。
 広い度量を慕って才人が集まり、アシスタントから多くのヒットメーカーが輩出した。
 「釣りバカ日誌」の北見けんいちさん、「ダメおやじ」の古谷三敏さん、「総務部総務課山口六平太」の高井研一郎さんら、漫画界の第一線で現在活躍する漫画家が顔を並べる。
 
 酒場などでの交友関係も多彩だった。まだ無名のころの森田一義さん(タモリ)、映画監督の山本晋也さん、“ゲージツ家”の篠原勝之さんら多彩な人物を啓発し、才能の開花を助けた。
 しかし、みずから「アルコール中毒患者」と呼ぶほど酒を愛し、体をこわした。
 98年暮れから翌年にかけて食道がんで入院、00年8月には、硬膜下血腫で開頭手術を受けるなど入退院を繰り返した。06年7月には、フジオ・プロダクションの社長で、赤塚さんを献身的に看病した妻の真知子さんが56歳で亡くなった。
 

●読売新聞社が1日夜から2日にかけて実施した緊急全国世論調査(電話方式)で、福田改造内閣の支持率は41・3%、不支持率は47・0%となった。
 
 単純比較はできないが、面接方式での7月世論調査(12〜13日)の支持率26・6%、不支持率61・3%に比べて評価は好転した。
 自民党幹事長への麻生太郎氏の起用を「評価する」は66%に上っており、実力者の起用による政策実行力向上への期待感が政権への評価を押し上げたことがうかがえる。
 ただ、内閣改造で福田首相に対する評価が変わったかどうかを聞いたところ、「変わらない」が72%と大半で、「上がった」は12%、「下がった」が13%だった。
 また、今回の人事で首相が「福田カラー」を十分に出せたと思う人は28%で、そうは思わない人が59%だった。
 
 人事の顔ぶれでは、舛添厚生労働相の留任を評価する人は77%に達し、中山恭子氏の拉致問題相起用についても75%が「評価する」と答えた。
 しかし、目玉人事の一つである野田聖子氏の消費者相起用を「評価する」は41%にとどまり、「評価しない」44%の方が多かった。政策通として知られる与謝野馨氏の経済財政相起用についても、「評価する」は33%と「評価しない」の43%を下回った。
 
 内閣に優先して取り組んでほしい課題(複数回答)は「物価対策」の88%が最も多く、「年金問題」82%、「高齢者医療」「地球温暖化対策」各77%が続いた。首相が重視する「消費者行政」は51%と少なかった。政党支持率は自民35・1%、民主24・6%で、7月面接調査(自民27・2%、民主18・8%)に比べて大きな傾向の変化はなかった。
 次期衆院選の比例代表選で投票しようと思う政党は、民主が34%と自民の31%より多く、今回の人事で与党への逆風が和らいだとは言えない状況だ。
 
 衆院解散・総選挙については「できるだけ早く行う」35%と「来年9月の任期満了までに行えばよい」32%がほぼ拮抗(きっこう)し、「年末・年始」は10%、「来春以降」は16%だった。8月3日03時 読売新聞社。
 

●福田内閣の改造を受けて朝日新聞社が1、2の両日実施した全国緊急世論調査(電話)によると、内閣支持率は24%で、前回(7月12、13日)の24%から変わらなかった。
 不支持率は55%(前回58%)だった。自民党役員人事で麻生太郎氏が幹事長になったことについては、「評価する」51%が「評価しない」29%を大きく上回った。
 
 内閣支持はガソリン税問題で混乱した4月に20%台に下がって以来、低い水準のままだ。
 発足当初80%台だった自民支持層の内閣支持も52%まで下がるなど、改造は反転上昇のきっかけに今のところなっていないようだ。
 改造で福田首相は指導力を発揮したかの問いには、「発揮した」は15%で、「そうは思わない」が66%を占めた。指導力を「発揮した」と思う人は、自民支持層で30%、内閣支持層でも38%しかいない。
 直前まで自らの意思を明言しなかった今回の改造で、首相の指導力への見方は支持基盤のなかでも厳しい。
 
 改造で首相の印象が「よくなった」は9%にとどまり、「悪くなった」9%で、「変わらない」74%が大半を占めた。
 首相が掲げた「国民目線の改革」に対しては、新しい内閣で改革が進むことを「期待する」が47%と、「期待しない」の44%をわずかに上回った。野党支持層や無党派層でも「期待する」は3割から4割程度あり、政策の方向としては一定の支持を得ているようだ。
 
 衆院の解散・総選挙の時期については、「できるだけ早く実施すべきだ」が45%で、「急ぐ必要はない」42%だった。
 「いま投票するとしたら」として聞いた衆院比例区の投票先は自民25%、民主32%など。6月時点の自民23%、民主36%から差は縮まったものの、民主優位が続いている。
 政党支持率は自民23%(前回26%)、民主22%(同24%)などだった。
 

●福田、小泉斬り…「上げ潮派」一掃“増税路線”明確に
郵政造反組の野田も起用・・・と朝刊が書いている。
 
 福田改造内閣は2日午前、皇居での閣僚認証式を経て正式に発足した。福田康夫首相は「安心実現内閣」などと自画自賛しているが、自民党内の「上げ潮派」を一掃して増税路線に踏み込んだうえ、党役員や閣僚に郵政造反組を起用するなど、小泉純一郎元首相の改革路線を全面否定した。
 今後、党内に分裂含みの火種を残しそうだ。
 
 「改革反対、官僚大好き、増税大好きといった面々だ。これで自民党は次期総選挙でどんな改革の旗を立てるつもりなのか。残念だが、日本経済はますます悪くなる。これから自民党は分裂含みだろう」
 小泉路線の牽引役を務めた竹中平蔵元総務相は1日夕の報道番組で、こう語り、「上げ潮派」による巻き返しを示唆した。
 
 サプライズもなく、自民党8派閥の領袖級をすべて閣僚や党役員で起用するなど、福田首相らしい地味な人事だったが、明確になったのは「脱小泉」路線に舵を切ったことだ。
 現在、自民党内では経済政策をめぐり、中川秀直元幹事長を旗頭とする「上げ潮派」と、与謝野馨経済財政担当相を中心とする「財政規律派(=増税派)」が激しいバトルを展開している。「上げ潮派」は小泉改革路線を継承していた。
 
 改造直前、永田町では「首相は両派のバランスを取るだろう」(中堅)とみられていたが、改造内閣で起用されたのは、与謝野氏や伊吹文明財務相、谷垣禎一国交相など「財政規律派(=増税派)」だけ。
 「上げ潮派」の中川氏には声もかからず、考え方の近かった渡辺喜美前行革担当相や大田弘子前経済財政担当相は閣外に去った。
 
 さらに、小泉元首相の大看板である郵政民営化に反対して一時離党した野田聖子と保利耕輔両氏が、それぞれ消費者行政担当相や政調会長で起用された。
 かつて福田首相は小泉内閣の官房長官を突然辞めたが、「小泉首相や小泉路線に嫌気がさした」(閣僚経験者)とされ、小泉時代の負の遺産「後期高齢者医療制度」や「格差拡大」が、現在の内閣支持率を押し下げていることに、福田首相の後見人とされる森喜朗元首相らが「小泉路線との決別」を促したといわれる。
 
 それにしても、今回の人事は評判が悪い。ジャーナリストの上杉隆氏も「こんな布陣でいいのか、という感想だ。組閣当日の株価も下落しており、マーケットも『NO』を突き付けた。政権維持だけ考えた人事。『自民党最後の内閣』だろう」と話している。

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