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たくましき肢体のとびてフィールドに 世界最速ボルトの強さ (08月17日)(日)

 暗い今にも降り出しそうな空である。23−30度C
 午前中 依頼原稿を書く 午後も原稿を書く 依頼原稿3本 メッセージ2本がある。 メッセージ文の作成などする。
 夕刻から土砂っ振りの大雨となる。
 夜は六本木の「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」の子羊の肉と生ハムとパイを貰ったので、銘酒「洗心」で食む。
 夜はジム・ロジャース「中国の時代」を読む。
   
 
●ソウル発 産経新聞   
 韓国各紙が建国60周年を機に成人1000人を対象に実施した世論調査で、「最も脅威になる国」は日本と答えた人が最多となり、「韓国の国益のために親しくすべき国」は日本よりも北朝鮮と回答した人が多かったことがわかった。
 最近起きた竹島(韓国名・独島)をめぐる領有権問題が影響しているとみられる。
 
 京郷新聞が5日、世論調査機関に委託した調査によると、「最も好感を持つ国」は米国(45・4%)と答えた人が最多で、中国(15・2%)、日本(11・7%)、ロシア(8・1%)、北朝鮮(4・%)−と続いた。逆に、「最も脅威となる国」は日本(35・1%)が最も多く、米国(23・8%)、北朝鮮(20・1%)、中国(19・2%)−の順となった。
 
 東亜日報が13日、別の世論調査機関に委託した調査では、「韓国の国益のために親しくすべき国」として2人に1人が米国(49・8%)と答え、次に中国(22・9%)、北朝鮮(9・3%)。日本と答えた人は3・3%に過ぎなかった。
 
 韓国の発展に寄与した政治家を問う質問(東亜日報)では、朴正煕元大統領(56・0%)を挙げた人が最も多く、続いて、金大中元大統領(11・0%)、独立運動家、金九(3・9%)。最も尊敬する人物を問う質問(京郷新聞)でも朴正煕(45・1%)は最多で、その後は、金九(28・3%)、金大中(4・8%)−の順となった。
 

●グルジア・トビリシ 時事通信
 グルジア紛争は、ロシアのメドベージェフ大統領が6項目の和平原則に署名したが、16日もグルジアに侵攻しているロシア軍が同国内の数都市に駐留して支配し、緊迫した状況が続いている。
 首都トビリシでは、西方40キロのイゴエティ村までロシア軍が急接近し、村の付近にある主要鉄橋が爆破された。ロシア軍の強硬姿勢の背景には、南オセチア自治州の実効支配強化に向けて、軍事面でグルジアに圧力をかける狙いがあるものとみられる。
 
 ロイター通信によるとイゴエティ村付近に駐留しているロシア軍の規模は軍用車両17台、兵士は200人ほど。
 同村付近の道路ではグルジア警察が検問所を設けて警戒を強めているが、ロシア軍の軍用車両は縦横無尽に走り回っているという。
 ロシア軍兵士は塹壕(ざんごう)を掘るなどしてグルジア側からの反撃に備える姿勢を解いていない。
 付近の野原や山では火事も断続的に起こっている。ある村民は
 「恐ろしくて、夜は家で過ごすことができない」と打ち明けた。交戦で家が破壊される恐れがあり、夜は林の中に避難して寝ているという。
 
 16日朝には村内の鉄橋が爆破された。グルジア側はロシア軍による破壊工作と見ており、同内務省は「軍事拠点とはまったく関係ない鉄橋で、グルジアを東西に貫く主要鉄道網がこれで使えなくなった」と非難。ロシア軍は爆破を否定している。
 一方、交通の要衝である中部ゴリでは街の内部や周辺部に仕掛けられた爆弾の処理がロシア軍によって進められ、街全体の非武装化が図られている。
 グルジア外務省はこの日、同国中部3カ所の村などにロシア軍が新たに侵攻、駐留していることを明らかにした。
 
 国営ロシア通信によると、南オセチア自治州に駐留していたロシアの平和維持部隊がさらに増員される見通しという。ロシア側はこの増員は
 「和平原則と矛盾するものではない」と主張するが、ロシア平和維持部隊の報道担当者は「南オセチアでの(交戦の)教訓から、戦車を含む大型兵器も投入されることになるだろう」と語り、あくまで自治州内の安全確保のために軍備増強を進めると強調した。
 ロシア軍のノゴビツィン参謀次長も16日、「6項目の和平合意に基づいて交渉する」と述べたものの、即時撤退には応じない考えを示している。
 

●北京五輪開会式でまたも偽装が発覚した。中国の56民族の民族衣装を着て行進した子供たちの大半が漢族だったことが分かった。
 チベット騒乱やウイグル独立派のテロが続く中国で、民族融和を掲げる開会式の目玉の演出だったにもかかわらず、北京組織委の王偉副会長は「中国ではよくあること。たいしたことではない」と言ってのけた。
 
 偽装が発覚したのは、56種の民族衣装を着た56人の子供が仲良く手をつないで国旗を取り囲んで登場する式典の見せ場の1つ。
 開会式の資料には「56民族からの56人」と記されていたが、15日の会見で偽装について質問された王副会長は「演出のためにほかの少数民族の衣装を着て友情や喜びを表すのは中国の伝統。細かすぎる指摘だ」と意にも介さず答えた。
 
 何人が本物の少数民族だったか、組織委は「不明」としているが、欧米メディアによると、チベット族役は漢族の子供が演じた。
 開会式では、革命歌曲を歌った少女の歌声が別人のものだったほか、巨人の足形の花火が合成映像だったことが判明している。
 

●男子百メートル決勝でウサイン・ボルト(21)=ジャマイカ=が自身の記録を0秒03更新する9秒69の世界新記録で金メダルを獲得した。
 ジャマイカ選手で初めてこの種目を制した。五輪決勝で同種目の世界記録が塗り替えられたのは、96年アトランタのドノバン・ベーリー(カナダ)以来、3大会ぶりである。
 
 北京の夜を雷光が貫いた。『ライトニングボルト』の異名を持つ世界記録保持者のボルトが自らの記録を0秒03縮める9秒69で世界中の度肝を抜いた。
 “人類最速男”は「タイムはさほど気にしていなかったが、勝てると分かったときには、それはもうハッピーな気分だった」と笑顔でビッグレースを振り返った。
 予告どおりの結果だ。レース前の選手紹介アナウンスで名前が呼ばれた際、弓を引くポーズで観客をあおった。
 レースでは好スタートから異次元の加速で宿敵パウエルらを突き放し、一気に独走。最後はやや流しながら世界記録を“射抜いて”みせた。
 
 人類最速の男を決める戦いは、準決勝からし烈だった。ボルトが第1組でラスト流しながら96年アトランタでベーリーがマークした五輪記録に0秒01差の9秒85で1位通過。
 決勝での世界記録の期待を抱かせると、第2組では波乱が起きた。
 元世界記録保持者のパウエルは9秒91で悠々通過を果たしたが、昨年世界選手権(大阪)覇者ゲイがスタートからいつもの加速がなく、10秒05の5着でまさかの準決勝敗退。3強対決は幻に終わったが、この日のボルトの走りは完全に1強時代の到来を予感させた。
 まだまだ発展途上の21歳。母国の旗を掲げて腰を振り陽気に踊るジャマイカンが、世界を震撼(しんかん)させた。
 

●北京五輪女子マラソンで史上初の2連覇を目指す野口みずき(30)が欠場危機に追い込まれた負傷は、本人よりも周囲に与えた衝撃が大きいという。
 素直な性格の野口は、藤田信之監督らが組んだトレーニングメニューに100%従っているだけに「誰が壊した」という指導陣による責任のなすり合いに発展しかねないからだ。
 
 シドニー五輪金メダリストの高橋尚子の場合、現在はトレーニングメニューをすべて自分で管理しているため、“暴走”による故障の責任は自らが負う。
 ところが何事にも「はい、分かりました」と素直な野口は、指導陣の方針に従うのみ。
 
 陸連の内情に詳しい関係者は
 「藤田監督をはじめ、野口の周囲は相当なショックを受けている。
 北京で引退ならば『無理して出る』という選択肢しかないが、すでに秋以降の大会に出場を予定しており、今後の選手生命にも配慮しなければならない。
 出場を最終的に判断するここ2、3日は相当モメるだろう」と明かした。
 
 藤田監督によれば、野口はスイス・サンモリッツで最終調整の合宿をしていた7月25日の練習後に左臀部(でんぶ)に痛みを訴え、同30日に局部注射で治療。
 予定より早く合宿を切り上げ、8月4日に緊急帰国した。野口はその日に京都市の病院で磁気共鳴画像診断装置(MRI)による検査を受け、翌日は患部に局部注射を受けた。
 
 9日に再検査を実施し、左大腿(だいたい)二頭筋などに損傷が残っていると診断された。
 2度目の検査結果では症状は回復に向かっており、現在は京都府内でジョギングなどの練習を実施しているという。
 「肉離れはたいしたことはないが、42キロ走ればマヒやストップするなども考えられる」と藤田監督。強行出場した場合は、選手生命を左右するようなトラブルが懸念される。
 一方、野口については「出るつもりでいるので落ち込んだ様子はない。本人も私も4年間五輪のために頑張ってきたんだ」。
 出場か欠場か−。指導者としてギリギリの判断に迷う苦しい胸の内が浮かび上がっているという。

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