<カレンダーへ戻る
バックナンバー 

不動産経営破たん相次ぎて バブルの悪夢ふたたびここに (09月08日)(月)

 大揺れの大相撲大麻疑惑事件で北の湖理事長が辞任した。露鵬、白露山は解雇になった。
 晴れのち曇り 25−30度C 8時45分 トーヨーで打ち合わせ
 9時 区へ 9時30分 福祉推進課長 すこやか熟年課長の説明 社会福祉協会 11時 高齢者事業団の監査
 13時30分 平成20年第二回江戸川区文化会理事会(GP・2階)
 15時30分 案件があって三田氏 星野氏と要談(区内)
 18時 朝鮮総連中央本部 建国60周年祝賀会(朝鮮会館) 
 

●大相撲のロシア出身兄弟力士、幕内の露鵬(28)=大嶽部屋=と、十両の白露山(26)=北の湖部屋=の大麻使用疑惑で、日本相撲協会の北の湖理事長(55)=本名・小畑敏満=が理事長職を辞任することになった。
 北の湖理事長は8日、東京・両国国技館で開かれた理事会で「責任を取って辞任する」と話した。
 露鵬、白露山は解雇が決まった。北の湖理事長の後任には武蔵川理事(元横綱・三重ノ海)を決めた。
 
 同日開かれた日本相撲協会の再発防止検討委員会(検討委)には伊勢ノ海生活指導部長ら相撲協会の8委員と、日本アンチ・ドーピング機構専門委員の大西祥平慶大教授ら外部委員4人が出席。外部委員のやくみつる氏は欠席した。
 検討委では、関取69人を対象に抜き打ちで実施した尿検査で露鵬と白露山に陽性反応が出た経緯が報告された。
 さらに日本で唯一の世界反ドーピング機関(WADA)公認の検査機関の精密分析でも両力士に陽性反応が出たこと、検査機関の精密分析の意義が説明された。
 このあと別室で待っていた露鵬、白露山を1人ずつ委員会に呼び入れた。
 
 検討委は午前11時4分に終了。露鵬、白露山は国技館を退館し、引き続き、緊急理事会が開かれた。
 検討委に出席したNHK解説委員の山本浩委員は「露鵬、白露山には尿検査の2、3日前に何をしていたか聞いたが、2人とも混乱して覚えていないと話していた。
 吸引については2人とも否定した」と語った。また、日本相撲連盟副会長の塔尾武夫委員は「両力士とも否定しているが、(精密検査の数値が)かなり大きいからね」と話した。
 
 北の湖理事長は02年に理事長就任。今年2月の理事長選挙で4選を果たしていた。
 理事長の不祥事による任期途中の辞任は、1957年5月に、協会の相撲茶屋(現国技館サービス)の不明朗な経理問題で割腹自殺を図った出羽海理事長(元横綱・常ノ花)以来51年ぶり。
 北の湖理事長は北海道出身。現役時代、24回の優勝を飾り、70〜80年代に一時代を築いた名横綱。
 85年初場所限りで引退。96年の理事選挙で初当選し、理事は現在7期目。
 指導普及部長や事業部長を経て、02年に時津風理事長(元大関・豊山)に代わり、9代目理事長に就任した。
 
 しかし、昨年の時津風部屋力士暴行死事件、朝青龍のサッカー騒動による2場所連続出場停止処分など、協会の体質を問われる事件や騒動が噴出。
 今回も8月に若ノ鵬が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕され、今月に入っては露鵬と白露山の兄弟が、日本相撲協会の抜き打ち尿検査で陽性反応が出る事態に発展。
 これに対し、北の湖理事長は、あくまで両力士の言葉を信じる姿勢を崩さず、協会内で理事長の指導力や資質に疑問の声が上がっていた。
 

●不動産不況が深まりをみせている。販売不振から経営破綻するマンション分譲会社が相次ぐなか、これまで活況だった都心のオフィスにもとうとう不況風が吹き始めているのだ。
 業者は「企業のオフィス需要は根強い」(大手不動産会社)と強気だが、そうした声とは裏腹に空室率がじわじわと上昇。空室のあるオフィスビルを探すのに一苦労していた数年前とは、状況が一変してきた。
 
 不動産仲介大手の三鬼商事(東京)によれば、都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の空室率は7月末が3.75%で、前月を0.26ポイント上回った。
 上昇は6カ月連続で、需給緩和の目安となる3%台後半を付けたのは2年5カ月ぶり。大阪、名古屋でも空室率の上昇傾向がみられる。
 不動産市場調査の生駒データサービスシステム(東京)によると、都心5区の空室率は7月が2.1%で前月から0.2ポイント低下したが、6月までは10カ月連続で上昇していた。
 
 また、不動産仲介のビルディング企画(同)の調べでは、7月末は前月比0.11ポイント上昇の3.24%で、5カ月連続の上昇となった。
 数字にばらつきはあるものの、どの調査も空室率が上昇基調を示している。
 ある不動産業界の関係者は「景気が停滞色を強めているため、企業に増床を控えたりオフィスを縮小したりする動きが出ている」と分析する。
 空室率の上昇に伴って注目されるのが、高止まりしているオフィス賃料の動向だ。
 
 先の三鬼商事によると、都心5区の大型ビルの7月末の平均募集賃料(3.3平方メートル当たり)は前月より0.03%下がり、2万2860円になった。募集賃料が前月より下がるのは3年ぶりのこと。
 また、生駒データサービスシステムの調査でも、7月末の平均募集賃料は前月より0.06%下がり、1万5230円になった。前月比で下落に転じるのは1年6カ月ぶり。
 業界では、食いぶちであるオフィス賃料が本格的な下落に転じるのかどうかをかたずをのんで見守っている。
 

●自民党総裁選は、「本命」の麻生太郎幹事長をはじめ、与謝野馨経済財政担当相や小池百合子元防衛相、石原伸晃元政調会長ら複数の候補者が乱立する混戦模様となっている。
 自民党の裏を知る国民新党の亀井静香代表代行が夕刊フジのインタビューに応じ、福田首相の投げ出し辞職から候補者の実像、解散総選挙の見立てなどを明らかにした。
 
 「ひどい総裁選だ。かつては永田町の荒波で自らを鍛え、経済や外交、内政など総合的な政策を身につけた実力者が『私は日本をこうする』『私はこうだ』と競い合って迫力があった。それを誰でも参加できるお祭り騒ぎにするなんて」
 亀井氏は呆れ果てる。 福田首相の辞任表明は与党内でも驚きだったが、亀井氏は「想定の範囲内。少し早かったがね」といい、
 「完全な公明党政局。臨時国会の召集時期や定額減税の受け入れなど、首相は公明党の言いなりになるしかなかった。総選挙を控え、最大の支持団体の意向は絶対だからね。
 首相はそれがイヤになって無責任に投げ出したわけだが、国民の目先をそらす『お祭り騒ぎの総裁選』や『新首相の誕生』も、公明党の狙い通りだ」と続けた。
 
 亀井氏が知る総裁候補者像はどうか。まず麻生氏について  「最近、麻生氏は小泉改革路線を否定しているが、重要閣僚や党幹部として小泉改革に手を貸してきた張本人。
 国民生活をここまで破壊した責任者の1人だ。ほおかむりしてきれい事を並べるのはおかしい。自らを総括し国民におわびするべきだ」と手厳しい。
 自民党内には強烈な「麻生嫌い」が多いが、「華麗な生まれ育ちを鼻にかけ、『私はエリートだが、あなたは…』と他人を蔑視する傾向がある。
 相手は決して忘れない。遠くからながめる国民は分からないが、同僚議員はよく知っている。彼には国民の痛みなど分からない。野中広務元幹事長など『身をていして麻生首相を阻止する』と話していた」という。
 
 与謝野氏はどうか。
「テクノクラートだ。方程式を与えれば答えを出す能力はずぬけている。ただ、日本を信念で切り開く政策を生み出す力はない。財務省の言いなり。あと暗いな」
 小池氏や石原氏には、
 「小池氏は、その時々の実力者の間を渡り歩いてきた。政治家として能力があるかどうかは分からない。石原氏は政治家としての実績がない。
 総裁選に出て、何をしたいのか分からない。(国民の目先をそらす)チンドン屋は1人でできないから、出てきているだけだろう」と指摘する。
 有力候補を切って捨てる亀井氏は「自民が難破船になった証拠だ。公明のエンジンで何とか動いているが、船長が代わってもどうにもならない」と批判。
 
 そのうえで、解散総選挙について「臨時国会の冒頭解散が濃厚だろう。新首相誕生で、ご祝儀もあって内閣支持率は50%以上いく。
 われわれ野党は臨時国会で、公明党の矢野絢也元委員長の言論弾圧問題を徹底追及すると表明している。公明党は阻止するため、冒頭解散で対抗しようとするはず。新首相でも公明党の意向には逆らえない。
 ただ、国民生活を破壊した与党の罪は消えない。国民のために政権交代を果たす」と話している。

<カレンダーへ戻る