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昼飯を食うヤツ意気地なしばかり リーマン倒産世界に波紋 (09月12日)(金)

 晴れのち曇り 8時45分 トーヨーで打ち合わせ
9時 区へ 9時30分 スターツケアサービスの監査 10時30分 民生委員協議会の監査
 12時 退庁 12時30分 細田氏と案件があって要談(千代田区内) 14時 自民党総裁選挙立会い演説会(プレスセンター) 17時 案件があって室節氏 境氏 依田氏と要談(千代田区内)
 19時 マカオから来訪した周延来氏 高李漣氏 吉田氏と要談(千代田区内)
 

●大阪府教委高等学校課(大阪市中央区)の机の上に盗聴器が仕掛けられていたことが12日分かった。
 府教委が盗聴器を府警東署に任意提出した後の同日夕、同課に所属する40代の男性指導主事が「自分が仕掛けた」と府教委に申し出た。
 指導主事は動機について「同僚職員の日常会話に興味があった」と話しているといい、府教委は詳しい経緯を聴いている。
 
 府教委の聴取に対して指導主事は「盗聴器は6月上旬、通信販売で約2万5000円で購入し、同月中旬に設置した。8月上旬までの間に20回程度、1、2分ほど自分の席からイヤホンで聞いていた」と話している。
 
 盗聴器は同課の生徒指導グループの机にあったが、指導主事は別のグループに属し、生徒指導グループの男女4人の職員の会話を盗聴するのが目的だったという。「8月中旬に受信機を自宅に持ち帰ったが、盗聴器を見つけられず、そのままにしていた」とも説明している。
 
 生徒指導グループは、府立高校の校長らから、生活・進路に関する相談を受ける部署。
 府教委は「校長からの内部情報が指導主事から外部に流出した形跡はない」としている。
 府教委によると、11日午後11時ごろ、民放の情報番組のスタッフが、府教委が入居する府庁別館付近の路上で盗聴に関する取材をしていたところ、同伴していた盗聴器発見の専門業者が不審な電波を感知。
 職員の立ち会いのもと発信源を調べた結果、別館5階の同課の机の上で盗聴器を発見した。盗聴器は二またコンセントに偽装した「タップ型」と呼ばれるタイプ。7〜8メートルの範囲の音声を拾い、約100メートルの範囲で傍受できるという。
 

●自民党総裁選で、小泉純一郎元首相(66)が12日、小池百合子元防衛相(56)の支持を明らかにした。
 小泉氏が同日、小池陣営幹部に伝えたという。麻生太郎幹事長(67)の圧勝ムードだが、いまだ国民的な人気を誇り、ワンフレーズで局面を打開できる小泉氏が「改革の後継者」のお墨付きを小池氏に与えたことで、総裁選の行方に影響を与えそうだ。
 
 「小池氏を支持する。小池氏に1票を入れる。『小池総裁』が実現すれば、小沢民主党といい勝負ができる。ほかの議員にも伝えてほしい」
 小池陣営幹部の衛藤征士郎元防衛庁長官が12日、小泉氏の言葉として選対会議で報告した。
 衛藤氏は同日午前、武部勤元幹事長、小野次郎衆院議員とともに小泉氏と約30分間面会し、この言葉を得たという。
 
 小泉氏の支持を伝え聞いた小池氏は満面の笑顔をみせ、出席者からは「よしっ!」という声が挙がり、拍手が広がった。
 これまで小泉氏は、総裁選について沈黙を守ってきた。11日、武部氏が率いる新人議員らのグループ「新しい風」が都内で開いたセミナーでも「なにも言えねぇ」と、北京五輪で2冠連覇を達成した北島康介選手の言葉を引用し、支持者を明らかにしなかった。
 
 一転、「天の声」があったことで、小池氏は12日の選対会議で「超うれしい」と、こちらも北島選手の名言「超気持ちいい」を意識した言葉で応えた。
 町村派で孤立状態だった中川秀直元幹事長も
 「強力なメッセージをいただいた。来るべき総選挙までこの改革路線の旗を掲げ続ける」と手放しで喜んだ。
 渡辺喜美前行政改革担当相は会合後、
 「非常にいい影響を与える。改革勢力が結集するのではないか」と歓迎した。
 
 小池陣営は、小泉チルドレンらを中心に電話でこのことを伝え、今後は小泉、小池両氏によるパフォーマンス戦略も視野に入れているという。
 小池氏支持議員は
 「地方票の上積みが期待できるほか、約80人の小泉チルドレンが結集するだろう。
 派閥が自主投票となっているのをいいことに、選挙に弱い議員が雪崩を打つ可能性がある」と、小泉発言で逆転勝利も可能であるとの見通しを示した。
 
 なぜ、小泉氏は11日とは打ってかわり、しかも自分の口ではなく他人を介して支持表明をしたのか。
 総裁選は、麻生氏が11日までに議員票の過半数を固める独走モードに入った。
 国民は「出来レース」などとシラけつつある。こうした情勢下の発言だけに、永田町では
 「本気で小池氏を勝たせようとしている」という小池陣営を中心にした見方と、「総裁選を盛り上げるために、小泉劇場を仕掛けてきた」と見る向きがある。
 
 自民党関係者は「福田内閣で小泉改革路線や『上げ潮派』が後退した。
 本命の麻生氏は郵政造反組を優遇する傾向がある。それにガマンならなくなったのではないか」と明かす。
 さらに、小泉氏の「小沢民主党といい勝負ができる」との発言からは、「民主党代表の小沢一郎憎し」というキーワードも透けて見える。小池陣営関係者は解説した。
 
 「角福戦争だ。福田赳夫元首相に師事し、清和会を歩んできた小泉氏は、田中角栄元首相に連なる経世会をぶっ壊すことを主眼として政治活動をしてきた。
 角栄氏の薫陶を受けた小沢率いる民主党に総選挙を勝たせるわけにはいかない。本命を逆転するスーパースターが現れれば、民主党は簡単に吹っ飛ぶと考えているのでは」
 
 「11日は、みんなが『言うぞ、言うぞ』と思っていたから、肩すかしを食わせて一度落とし、週末に入るこのタイミングで、再び機運を盛り上げようとして言ってくれた。これから『上げ潮』だ」
 ただ、自民党内では「麻生氏の勝利は動かないが、静かすぎる湖面に一石を投じ、盛り上げようとしたのではないか。
 本気で勝たせようとすれば、推薦人になるか、自らの口で言うはずだ」(ベテラン議員)と冷ややかに見る向きもある。
 自民党の窮地は、格差社会や後期高齢者医療制度など、小泉改革の負の遺産によるものだとの見方が党内で広がっているだけに、大勢に影響することはないとの見立てだ。
 それでも、「小泉劇場」が開幕し、総裁選が活性化するのは間違いない。

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