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リーマンに続いて危機のAIG 政府のテコ入れ株価の安堵 (09月13日)(土)

 快晴で爽やかである。三連休だというが、小生は特に忙しい。23−29度C 
 10時30分に家を出て11時に 故川野安道氏の四九日忌法事に行く(区内・光福寺) 終わって昼食懇談にバスで移動する(区内・いこい)) 14時に終了。
 16時 元江戸川区医師会長 小暮賢三氏の叙勲祝賀会(TH・2階) 19時に終了。
 19時30分 案件があって緒方氏 岩田氏 野村氏 ゴードン・ジーン氏と要談(区内) 21時に終了して解散。
 ケリー・オドンエル「アメリカ金融の破綻」を読む。
 

●けいれん症の後遺症も伝えられる北朝鮮の金正日総書記(66)だが、重要式典さえ参加できないとなればもはや「生きながらに死んでいる」状態である。
 これまでもアルツハイマーで重要決定ができず集団指導体制で政権を維持してきたとされるが、脳卒中発症後から政権内の抗争が激化。
 テポドン発射準備や核交渉決裂からみると軍強硬派に実権が移りつつあり、日本の安全にとり重大な危機が迫る。
 
 「金総書記に代わって総書記の個人秘書室が緊急避難的に行政を切り盛りしてきたが、総書記が倒れ、政権のアキレス腱が露呈した」。
 こう語るのは北の内情に詳しい関西大の李英和教授だ。
 原因は金総書記のアルツハイマー発症にあり、昨年9月、「行事には参加できるが、重要決定を下せる状況にない」との情報がもたらされたという。
 
 金総書記の妹婿で2年前に復権し、影のナンバー2と目される張成沢党行政部長ら中国式の改革開放を目指す親族グループが秘書室を指導。
 金総書記の名のもとに日朝、米朝交渉を進めてきたとされるが、総書記が倒れたことで、このいびつな統治体制の限界が露呈したのだ。
 米韓は金総書記が重病に陥った事実を早い段階でキャッチ。9日の建国60周年式典前には軍内部のクーデターを警戒し、頻繁に偵察機を飛ばすなど、韓国軍が厳戒態勢を敷いたという。
 
 幸い軍部内の暴発は確認されなかったが、軍強硬派が発言力を増したことを裏付ける事実が金総書記が倒れたとみられる8月中旬以降、次々に表面化した。
 8月26日には米国のテロ支援国家指定解除延期に反発し、寧辺の核施設無能力化作業の中断を発表。
 日本に対しても拉致問題の再調査委員会立ち上げ延期を通告。
 長距離弾道ミサイル「テポドン」の発射準備とみられる動きまで現れた。
 
 李教授は「金総書記が倒れたことは秘書室体制が総書記の健康管理さえできなかったことを意味し、責任追及は免れない。行事も出席できなければ、生きながらに死んでいる状態で、変則的統治はもはや不可能」と指摘。
 金正日政権始まって以来の危機だけに「勇ましい主張をする軍強硬派が実権を握る」とみる。
 
 金総書記の息子の正男、正哲、正雲はいずれも後継者教育を経ておらず、すんなり3代目へ政権委譲される可能性が低いことは米中韓の専門機関の間で認識が一致している。
 軍を中心にした集団指導体制が強化され、表面的には平穏を保つだろうが、軍強硬派内部の主権争い激化は必至で、誰が実権を掌握するか予断を許さない状況だ。
 
 朝鮮日報は12日付の社説で
 「北軍部は何としても核兵器を守ろうとする集団。ミサイル、化学・細菌兵器の統制が難しくなる」と予測。日本の安全保障にとって危機的要素が一気に高まていることだけは確かだ。
 

●不透明な事務所費支出が問題となった松岡利勝元農相の政治団体が、本人の自殺(07年5月)後も解散せず、人件費として07年に1億円もの経費を計上していたことが分かった。事務所は人件費の詳細について具体的な説明をしていない。
 
 資金管理団体だった「松岡利勝新世紀政経懇話会」は7月に「新世紀政経懇話会」と名称を変え、それまで事務担当者だった女性が代表者に就任した。
 事務所も東京都千代田区の議員会館から杉並区にある女性の自宅マンションに移った。
 
 07年分の政治資金収支報告書などによると、懇話会は松岡氏の死後、松岡氏の議員活動を記録したDVD制作費として、元側近の関連会社とみられる業者に2835万円を支出していた。
 さらに1年間に人件費として1億1229万円(06年は2460万円)を、事務所費として2488万円を支出していた。
 その結果、パーティーや寄付などで集めたとみられる資金2億5397万円(07年1月現在)は、年末には2212万円に減った。
 
 代表者の女性は
 「事務所のスタッフはいない。対応は弁護士に任せている」と説明。
 その弁護士に人件費を支払ったスタッフの人数や事務所の活動実態について取材を申し込んだところ、「解散するための残務をしているところであり、必要な手続きは法令に従って適正に行っている」と文書で回答した。
 それ以上の具体的な説明はなかった。
 
 総務省によると、政治家が死亡したり引退したりした場合、政治団体の解散は義務付けられておらず、政治資金の処理は政治団体関係者に任されている。
 後継者に引き継いだり、所属政党などに寄付するのが一般的だという。
 

●自民党総裁選が本格化し、5人の候補が特に力強く訴えているのが、庶民感覚だ。
 値上げラッシュにあえぐサラリーマンにとっては、「天の声」にも聞こえるが、本当に国民の生活感を理解できるのだろうか。
 本紙は各総裁候補の「お宅訪問」を勝手に敢行し、失礼ながら“独自査定”させていただいた。
 
 歴代国会議員の中でも五指に入る大邸宅の主、麻生太郎氏。東京・JR渋谷駅が徒歩圏内の超高級住宅地にそびえるお屋敷は、総面積約1130坪(約3730平方メートル、一部弟の泰氏および会社名義)。
 周囲には大使館や国会議員邸が並ぶ好立地で、地元不動産業者によると、土地代だけで約62億円と気の遠くなる価格だ。
 1983年11月、43歳で結婚した際は、立食ながら自宅の庭で600人が出席し、披露宴が行われた。
 
 福岡県飯塚市の実家もケタ外れ。約2万坪(約6万6000平方メートル)の本家と2000坪(約6600平方メートル)の離れにそれぞれ1737.99平方メートル、792.50平方メートルの居宅が並び、「邸宅の文化財としての資産価値は未知数」(地元不動産)だ。
 79年には婦女暴行犯が自宅の庭に逃げ込み、飯塚署が山狩りをしたほどの広さを誇る。
 だが、地域住民との交流は意外に盛んだ。
 
 戦前からの旧家に嫁いできた近所の主婦(50)は「麻生さんと同年代の夫は、麻生邸のお手伝いさんの息子さんと仲が良く、よく庭で遊んだそうです。麻生さんのお宅で飼われていた『サリー』という犬に義兄がかまれた時は、麻生さんのお母さまがわざわざ謝りに来られたそうです」と話す。
 戦後10年間ほどは、「子供たちの遊び場になっていた」といい、庭を近くの幼稚園に運動場として開放していたこともあった。
 
 麻生氏はかつて「2万坪の森と屋敷に囲まれた静かな空間を得て、(中略)新たな活力が体中にみなぎってくるんだよ」と豪語していた。邸宅は総裁級だ。
 麻生氏に比べれば、小池百合子氏の場合はまだ庶民的かもしれない。
 2000年12月、東京都品川区の小学校と隣接する住宅密集地に立つ低層マンションを購入。最上階の角部屋3LDK(86.10平方メートル)で、母親と2人暮らしているという。
 
 最寄りの私鉄駅まで徒歩10分と好立地で、現在の市場価格は約6300万円。
 平日昼間に訪れると、小池邸マンションには子どもたちが嬌声を上げつつ頻繁に出入りしていた。
 「大臣になられた時は議員宿舎のほうに行かれているのか、ほとんど姿を見なかった」(マンション住人)、
 「早朝、黒塗りのハイヤーが迎えに来るのをよく見る。顔を合わせても挨拶する程度」(別の住人)とご近所付き合いはほとんどない様子だが、気配りはしっかりしている。
 
 大臣や党三役などの要職につくと、要警護対象者となり、身辺警護(SP)がつくうえ、自宅前にも警察官常駐用のボックスが設置されるのが常だ。
 総裁候補として要警護対象者となったが、
 「ボックスを設置しないよう要請しているようです。マンションの住人の方には嫌がる人もいますから、ご近所さんに気を遣われての措置でしょう」(警察関係者)。
 選挙区と自宅は離れているが、庶民感覚は正常のようにも映る。
 
 鳥取選出の石破茂氏は議員宿舎に居住している。地元では、JR鳥取駅から東に約2キロ、県庁など官庁街に近く、裏手に山がそびえる屋敷街の一画が石破邸。約210坪(約693平方メートル)の土地と木造3階建ての建物はいずれも夫人名義となっていた(建物のみ、一部石破氏へ移転)。築33年と古く、現在の資産価値は地価約7800万円という。
 
 石原伸晃氏は、自身の選挙区でもある東京都杉並区に瀟洒な一軒家を持つ。鉄筋3階建て総面積199.91平方メートルの居宅は石原氏にしては意外に小さい気もするが、地価だけでも約9800万円と十分に高級物件の部類に入る。
 与謝野馨氏の居宅は、日本で最も地価が高いエリアのひとつ東京・六本木に近接していた。
「六本木ヒルズ」「東京ミッドタウン」も徒歩圏内の絶好のロケーションで、緑豊かな閑静な住宅地が残されていた。
 
 自宅は03年に新築したばかりの南向き鉄骨3階建てで、現在の資産価値は建物だけで「推定5800万円」(住宅メーカー社員)。これに56坪(184.29平方メートル、一部共有)の地価約2億5000万円という超高級住宅である。
 

●自民党総裁選期間中の12日、総務省は2007年分の政治資金収支報告書を公表した。報告書によると、三つ星レストランや六本木ヒルズの会員制クラブ、高級料亭で「勉強会」を開くなど、庶民感覚とはかけ離れた候補者らの「政治活動」の一端が垣間見えた。
 
 国会議員票(386票)の過半数を固め、「大本命」とされる麻生太郎幹事長(67)の資金管理団体「素淮会」は「ミシュランガイド東京2008」で最高の三つ星を獲得した東京・銀座のすし店に4回通い、計約31万7000円を交際費から支出した。同店は昼夜ともコースは約3万円。
 グルメ雑誌編集者によれば「カウンター中心の超高級店。政治の話をする雰囲気ではない」。
 
 六本木の有名焼き肉店に2回計約56万円、麹町の高級中華料理店に2回計約72万2000円を支出したほか、三つ星フランス料理店や一つ星和食店なども。
 また「勉強会」として、神楽坂の高級日本料理店に4回計約360万円を調査研究費から支出。同店は芸者がつく宴席を3万円から用意。2月2日には、この日だけで同店などに約332万円を支払った。
 同店には06年も計約307万円の支出があった。
 
 総裁選でも父・慎太郎都知事の「威光」が指摘される石原伸晃元政調会長(51)の資金管理団体「石原伸晃の会」は、審査を受け100万円以上の入会金を支払わないと会員になれない六本木ヒルズ内の会員制クラブに、5回で計約66万円を渉外費から支出。
 ほかに、ふぐ料理が売りの築地の料亭を2回使い約42万3000円を支出、一つ星仏料理店や中華料理店の利用もあった。
 
 与謝野馨経済財政担当相(70)の「駿山会」は、交際費として西麻布の高級中華料理店に約26万7000円、六本木の仏料理店に約10万8000円などの支払いがあった。
 麻生幹事長の事務所は「政治活動の一環で問題はない」と説明。
 別の議員関係者は「学者を招く勉強会をファミリーレストランで開くわけには…。常識の範囲内で払うのは当然では」と話す。
 小泉純一郎元首相が「支持」を表明した小池百合子元防衛相(56)や、「軍事オタク」石破茂前防衛相(51)の報告書には5万円超の飲食代の記載はなかった。

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