<カレンダーへ戻る
バックナンバー 

麻生節太郎一郎交戦の 渦巻く野望国民不在 (10月01日)(水)

 風もあり冷たい。小雨のち暗い曇り 17−23度C
 8時30分 区役所へ行く 9時 江戸川区役所の正面玄関前で「江戸川明るい社会づくりの会」から江戸川区へ送られた障害者用車いすのライトバンの現物の贈呈を区長に行った。
 中島 三品副会長が同席して写真撮を行った。CMMの松永君が来て、今後は同作業所で使用される。
 13時 退庁 14時 案件があって阪田氏 吉永氏 細見氏と懇談(区内) 16時 港氏と案件があって要談
 夜は光多義忠「落ちる中間層」を読む。
 

●米国発の大きな金融危機で、厳しい選択を迫られる麻生首相である。
 29日の米国株価の大暴落は、解散・総選挙の時期にも大きな影響を与えそうだ。
 これまで与党内では、野党からの集中砲火を避けるため、補正予算成立に意欲を燃やす麻生太郎首相の意向を無視する形で、衆参両院の予算委員会を開かない早期解散論が主流を占めていた。
 しかし、この大暴落によって、麻生首相が模索する補正予算成立のための予算委開催に大義名分が立つためだ。
 ただ、公明党は、あくまでも補正予算成立より早期解散を優先する構えで、首相と公明党の綱引きも激化しそうだ。
 
 麻生首相は29日の所信表明演説で、補正予算成立に改めて強い意欲を示した。
 さらにその夜には、記者団に「景気対策の効果がなければ、さらにいろんな策を講じなければならん」と述べ、新たな追加景気対策の策定にすら言及した。
 こうした麻生首相の意向を受け、自民党の大島理森国対委員長は30日朝、公明党の漆原良夫国対委員長と会談し、今国会中に補正予算を成立させたいとの意向を伝えた。
 麻生首相がここまで景気対策にこだわるのにはわけがある。
 「今、緊急の経済対策をしなければ、今後の日本の実体経済にも大きな影響が出るのは必至」(自民党中堅)だからだ。
 
 さらに、自民党総裁選の公約にも掲げた景気対策、補正予算成立に真正面から挑まなければ、野党から「逃げた」と厳しく批判されるという事情もある。
 だからといって予算委を開けば、「日教組をぶっ壊す」「成田闘争はゴネ得」「日本は単一民族」の3連発舌禍で辞任に追い込まれた中山成彬前国交相の任命責任を野党から追及されるのは確実。
 さらに、民主党は衆参両院の予算委員会で2日ずつ審議すれば採決に応じるとして、事実上の「話し合い解散」を与党に提案して、麻生内閣攻撃の機会を虎視眈々と狙っている。
 
 このため、与党内で早期解散論が強まっていたわけだが、背景には公明党が補正予算案の審議入りに強く難色を示してきたという事情もある。
 実際、29日の自民、公明両党の国対幹部会議でも、公明の風間昶参院国対委員長は
 「予算委入りすると、統制が効かなくなる。その辺を配慮してほしい」と、補正予算成立のための予算委開催に改めて慎重姿勢を示した。
 先週末に選挙区に戻った自民ベテラン議員は、公明党の思惑や今後の見通しについてこう話す。
 
 「公明は、民主党などがブラフをかけている矢野絢也元公明党委員長の国会招致を阻止しようと必死だ。
 すでに支持母体である創価学会は、代表質問直後の3日の解散を前提に投票依頼やビラ配りに動いている。
 今や事実上、自民党の“支持団体”となった創価学会のこうした意向に、麻生首相がどこまで抗しきれるかでしょう」
 

●東京発 1日 ロイター電 
 国会は1日午後の衆院本会議で、麻生太郎首相の所信表明演説に対する各党代表質問が行われた。
 しかし、トップバッターにたった民主党の小沢一郎代表は、麻生首相が民主党に逆質問を展開した所信表明演説を批判。
 「明白な理念も具体なビジョンや政策も全く示されていない。
 唯一、具体的なものは民主党に対する誹謗(ひぼう)中傷だけだ」とした上で「(自身の)所信を申し上げることにより総理への答弁としたい」と述べ、政治理念と政権構想を語る異例の所信表明合戦となった。
 
 小沢代表は質問の冒頭から、安倍・福田両政権が1年足らずで政権を投げ出したとし「与党が政権を担う能力を失ったならば、直ちに野党に政権を渡し、総選挙を行うのが議会制民主主義の道筋だ」として衆院解散・総選挙を迫った。
 自公政権による政策で「格差大国」になったと糾弾し
 「小泉(純一郎)政権以来の市場万能と、弱肉強食の政治で生じたこの格差と不公正を放置すれば、日本の経済・社会は根底から崩れ、国民生活が崩壊する。
 だからこそ、今、日本を変えなければならない」と強調。そのための新しい仕組み作りの核心は「税金の無駄使いを際限なく再生産している官僚任せの財政運営構造を大転換し、国の予算の総組み替えを断行すること」と語った。
 
 その上で小沢代表は総選挙の最大の争点は「無駄遣いを続ける今の税金の使い方を許すのか、民主党を中心とする政権に代え税金の使い方を根本的に変えるのか。その選択だ」と主張した。
 これに対して麻生首相は、首相が短期間で交代したことで国民に迷惑をかけたと陳謝しながらも「そのことと自民党が政権担当能力を失ったがどうかは全く別の話だ。
 日本の未来に責任を持てるのは自民党であると固く信じている」と反論。
 
 所信表明演説で喫緊の課題として質した「補正予算案、消費者庁法案、インド洋での補給支援活動継続」への賛否に対して、小沢代表が立場を明確にしないことを批判。
 「いたずらに審議を長引かせ、結論を先送りするのは国民に対する責任の不履行だ」と語った。
 小沢代表が「速やかに総選挙を実施し主権者たる国民の審判を仰ぐのが常道だ」と迫ったのに対し、麻生首相は「解散は、私が決める」とはねつけた。
 
 小沢代表はこの日の代表質問の中で、民主党の政権構想の実行手順(工程表)と財源を説明し、財源の裏付けがないとの批判に対抗した。
 小沢代表によると、政権構想実現に必要な経費は、初年度の2009年度が8.4兆円、4年後の2012年度には20.5兆円になるとし、その財源は税金の無駄の排除や「埋蔵金」も活用し、一般会計と特別会計をあわせた国の予算212兆円の組み換えでねん出するとした。
 
 政策実現は3段階に分け、第1段階の2009年度にはガソリン税などの暫定税率を廃止し、2.6兆円の減税を実施。さらに高速道路の無料化や子供手当ての創設、医療改革などは2009年度から一部実施し、第2段階(2010年度─2011年度)に完全実施するとした。
 農業の個別所得補償は2009年度に法律を制定し2012年度に完全実施することや、消費税の税収全額を年金財源とする最低保障年金制度は、制度設計、法案化、法律制定を行い、2012年度に実施することなども明らかにした。
 

●大阪市浪速区難波中の繁華街で1日未明、雑居ビルに入居する個室ビデオ店が焼け、客15人が死亡、10人が重軽傷を負った事件で、大阪府警浪速署捜査本部は同日午後、殺人と殺人未遂、現住建造物等放火容疑で、火元の部屋を利用していた大阪府内に住む46歳の無職男を逮捕した。
 男は放火を認める供述をしているという。捜査本部では犠牲となった15人の身元確認も急いでいるが、半数以上は運転免許証などを所持しておらず、難航している。
 
 捜査本部の任意聴取に対し、火元の部屋にいた大阪府在住の無職男は当初、「たばこを吸っていた」と証言していたが、その後の追及に放火を認めたという。
 これまでの調べでは、1日午前3時ごろ、浪速区難波中の繁華街で雑居ビル「檜ビル」1階の個室ビデオ店「ビデオDVDキャッツ難波店」から出火、店内の一部約40平方メートルを焼いた。
 この火事で店内にいた客15人が死亡、10人が重軽傷を負った。
 
 浪速署や市消防局によると、店内には出火当時、客26人と店員3人がいたといい、死亡した15人は全員男性。重軽傷者は32−77歳の男性9人とビルの近隣で気分が悪くなった女性(51)1人。
 死亡した15人は多くが個室内で見つかり、数人が幅1.2−1.6メートルの通路に倒れていた。遺体はあまり焼けておらず、死因は一酸化炭素中毒や気道熱傷とみられる。
 
 当時店内にいた男性会社員(37)によると、火災報知機は鳴ったが、避難誘導はなかったという。
 男性店長(32)は「個室の一つから出火したのではないか」と話し、当時、客の大半は仮眠中だったという。
 同店は昨年5月、立ち入り検査を受け、消防用設備の点検・報告を求められたが、報告書は提出していなかった。火災報知機や消火器などは設置されており、市消防局は「消防法上は問題ない」としている。
 
 個室ビデオ店は入り口から奥にかけ細長い通路に沿って32室の個室が並んでいた。
 2平方メートルの個室には、ソファベッドやテレビが置いてあり、ビデオやDVDを借りて部屋で1人で楽しめる。同店のホームページによると、午後11時から翌日午前10時まで1500円で宿泊でき、
 「完全個室だからネットカフェより寝られる」とうたっていた。また、マニア向け作品の品揃えが充実しており、満室状態が多い人気店だった。
 現場は南海難波駅西側約150メートルの雑居ビルや飲食店、ラブホテルなどが立ち並ぶ地域で、大阪を代表する繁華街・難波の一角。

<カレンダーへ戻る
<前へ   次へ>