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たびたびの金将軍の動静の 伝わり真偽ただす方なく (11月08日)(土)

 肌寒く暗い曇りの一日で時折小雨がぱらつく 8−14度C 身辺整理と原稿書きで過ごす。
 

●著作権をめぐり詐欺容疑で逮捕された小室哲哉。全盛期に100億円以上の資産を誇ったセレブだが、自ら経営する芸能プロダクションの預金残高は6259円しかなかったという。
 年60%に上る“高利融資”で苦しんだ末に詐欺事件を起こし、そしてすべてを失った。
 
 小室が経営する芸能プロダクション「TKCOM」は2006年9月、貿易事業を展開する女性経営者(39)と子供服販売の契約を結んだ。
 ところが契約金20万ドル(約2000万円)のうち14万ドル(約1400万円)を支払わなかったため、女性側が今年8月に東京地裁へ預金口座の仮差し押さえを申し立てたところ、残高は6259円しかなかった。
 
 かつて仕手戦の舞台となった投資・建設事業持ち株会社から年60%の高利融資を受けていた。
 関係者によると、小室が融資を受けたのはA・Cホールディングス(東京、旧南野建設)。
 小室は詐取した5億円のうち3億3000万円をこの融資の返済に充て、1億5000万円を共犯で逮捕された会社役員の男(56)に渡していた。
 会社役員の男は小室が滞納した家賃や消費者金融からの借り入れを肩代わりしていたという。
 
 妻のKEIKO(36)とは先週末に離婚していた。小室が大阪地検の聴取を受けるため大阪入りした際、小室から「迷惑をかけたくない」と切り出した。KEIKOは抵抗したが、最終的にはやむなく離婚届に判を押した。
 借金返済の催促は大分・臼杵市で老舗ふぐ割烹「山田屋」を営むKEIKOの実家にも及んでいた。
 
 ファッションリーダーとしても知られた小室だが、逮捕された際のファッションはただの人だった。着用していたのはユニクロが4月に発売したアニメ「機動戦士ガンダム」のコラボレーションTシャツで、「ズゴック」という兵器がプリントされている。
 発売当時は1500円だったが、現在はネット通販では990円で売られている。
 
 小室が私財10億円を寄付して建てられた早稲田実業の小室哲哉記念ホール。
 
 1977年に卒業した早稲田実業学校(東京・国分寺)には、小室からの10億円の寄付で建設された多目的ホール「小室哲哉記念ホール」(440人収容)がある。
 また小室はソフトバンク前監督の王貞治氏(68)とともに、同校に2人しかいない「校賓」の1人。
 早実は「極めて残念」とのコメントを発表しており、ホールの名称変更、校賓資格の剥奪(はくだつ)は必至だ。
 在校生のショックは意外にも小さく、「何を歌っていた人ですか?」(高2女子)、「テレビで見たことない」(高1男子)と、全盛期を知らない世代の反応は寂しいものだった。
 
 小室は昨年4月から、尚美学園大学(埼玉県川越市)で芸術情報学部音楽表現学科音楽ビジネスコースを専攻する学生を対象に「新世紀音楽概論」の特任教授を務めていた。
 履修生は30人強で、後期に入ってからは、講義だけでなく学生との情報交換も熱心にしていたという。松田義幸学長は「教育者としてあるまじき行為があったことを知り、大変残念な思いです」とコメント。近く処分を発表するという。

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