<カレンダーへ戻る
バックナンバー 

道遠く我が勤めたるボランティア 師走の町に歩みたりおり (12月13日)(土)

 曇りのち晴れ 6−14度C 午前中 午後 外出
 夜 原稿書き  石平「2010年 中国が牙をむく」を読む。
 

●今年の世相を表す漢字に「変」が選ばれたというが、世相を表す字が「変」とは、たしかに変な漢字だ。
 
 ▼日本漢字能力検定協会が「今年の漢字」を公募したら11万票余りの応募があった。その中で「変」が一番多かったそうだ。
 
 ▼本当に今年はいろいろと「変」な出来事が多かった。政治では、ころころと変わる首相の発言。政府と与党の思惑のずれ。犯罪では、自分のむしゃくしゃ気分を、他人に八つ当たりして殺傷した通り魔事件など。
 
 ▼変の上に「大」がつくと、「大変」という熟語になるが、こうなると「変」どころではなくなる。ソニーが海外を含めて1万6000人以上の人員削減を打ち出しているし、電機業界、自動車業界、軒並み人減らしのニュースばかり。
 
 ▼地元の田辺、西牟婁の事業所や商店も年末のやりくりに大変だという。ボーナスが出ないところも多いらしいといううわさも耳に入ってくる。「大変」な時代になってきているのを実感するこのごろである。
 
 ▼「変」という字のつく熟語には、良い意味を表わす言葉が少ない。新潮日本語漢字辞典の「変」の項目をちょっと見ても「変異=変動すること。異常な出来事、現象」。
 「変事=普通でない出来事」などとあり、良い意味のものでは「変革=物事を新しく変えて改めること」というのがある。
 こういう言葉に出合うとほっとする。今の日本もどうやら「変革」の時期にきているようだ。

<カレンダーへ戻る