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保護主義のようそうの濃く危機せまる 世界けいざい大転換期へ (02月14日)(土)

 快晴で春の陽気である。全国的に高温であり、東京の気温が朝の8度から昼前には23度Cに達した。
 6時 起床 散策 午前中は外出 新小岩 錦糸町 買い物。 午後 原稿 18時 夕食会。
 夜は楊逸「金魚生活」 ジャンポール・デュトワ「フランス的人生」 サイモン・シン「宇宙創成」を読む。
 

●米東部ニュージャージー州ニューアークを出発したコンチネンタル航空3407便が12日午後10時20分(日本時間13日午後零時20分)ごろ、目的地のニューヨーク州バファロー近郊の住宅街に墜落した。
 乗員乗客49人全員と地上にいた住民1人の計50人が死亡した。
 犠牲者の中には2001年9月の米同時多発テロ事件で夫を亡くした女性も含まれていた。
 事故機に日本人が搭乗していたとの情報はない。
 
 「ハドソン川の奇跡」でわいたニューヨークに2度目の奇跡は訪れなかった。
 ニュージャージー州ニューアーク空港からニューヨーク(NY)州バファロー・ナイアガラ国際空港へ向かっていた双発プロペラのボンバルディア機が深夜、バファロー空港の手前約11キロにあるの住宅街「クラレンスセンター」に墜落。
 乗客44人と非番の1人を含む乗員5人、さらに地上の民家にいて巻き込まれた1人の計50人が死亡した。
 
 犠牲者の中には2001年9月のNYで起きた米同時多発テロ事件の遺族も含まれていた。
 現地紙によれば、事故機に搭乗していたのはビバリー・エッカートさんで、
 「9・11」で亡くなったショーン・ルーニーさんの夫人。夫の58回目の誕生日を記念し、夫の出身地のバファローに向かう途中に事故に遭遇した。
 現地の高校で夫の死をきっかけに設立した奨学金の関連式典に出席する予定だったという。
 夫婦ともども飛行機事故で命を落とすという悲劇に、エッカートさんの遺族は「彼女は天国で夫と再会できた」と話しているという。
 
 事故当時は雪と霧などで視界が悪かった。墜落後、機体や住宅は猛火に包まれ、12世帯が避難した。専門家の間では機体への着氷が事故原因との見方も出ている。
 今回の事故機、ボンバルディアDHC8−Q400は、過去に国内外でトラブルが多数報告されるなど「いわくつき」の機体だった。
 オバマ米大統領は13日、声明を発表し「痛ましい事故に接し、ミシェル(夫人)とわたしは深い悲しみに包まれている」と犠牲者の遺族に哀悼の意を表した。
 
 ボンバルディアとは、ボーイング、エアバスに次ぐ世界3位の航空機メーカーで、カナダのモントリオールに本社を置く。
 双発プロペラ旅客機DHC8−Q400や小型ジェット機CRJシリーズを生産し、DHC8−Q400はジェット機並みのスピードと燃費の良さが売りだが、07年9月にドイツ・ミュンヘン空港で胴体着陸したほか、デンマークでは着陸の際、主脚が折れ曲がり滑走路を逸脱する事故があった。 また、日本国内でも07年3月13日に高知空港で前輪が出なくなり胴体着陸、機首が破損する事故があるなど、トラブルが続発している。
 

●先日会ったフランス人のあまり景気の良くない話だが、フランス人の足がレストランやカフェから遠のいているということだ。
 鉄鋼・自動車産業・建設業界、不動産業、サービス業とドミノ式に不景気風が吹き荒れ、失業率も2008年の7・3%から2009年は8・2%に上昇するなかで、そのとばっちりを受けているのがカフェやレストラン、ホテルだ。
 統計によると、1960年代に全国にカフェが20万軒あったのが今はたったの4万軒!
 1日に2軒ずつ店仕舞いしているというから、村の乾物屋兼カフェなどが消えていくのも当然のこと。
 
 ホテルも1996年〜2007年の11年間で10%減少し3万軒から2万7千軒に。
 とくに家族経営の小ホテルやペンションだけで約4千軒が廃業している。
 フランス人は昼食でもワインをたんまり飲み午後の仕事もままならぬ…という昔からの伝説が通らなくなっているようだ。
 
 ここ数年、経済的に市民を圧迫している「購買力の低下」だけでなく、飲食店(-1・5%)やディスコ(-3%)も禁煙になったためそれだけ客足が遠のいているのも確かだ。
 それとサラリーマンもブラッスリーなどで昼食に1〜2時間費やす時間などなく、ファーストフードで間に合わせるようになっている。
 この一年間でマクドなどは2・64%伸びており、社員食堂も4・6%増えているというからレストランで食べる人が減っているわけだ。
 
 もうひとつの傾向として、デザートを一皿とって仲間と分け合うとか、例えばパリに数軒あるカフェ・レストラン、インディアナ・カフェの350gのビッグビッグバーガーを親子3人で分けるという客も増えているそうだ。
  こうした傾向が強まるなかで、昔ふうに家で用意したサンドイッチまたはお弁当をもってくる人が、なんと12%もいるそうだ。食生活評論家に言わせると、25年前の食習慣に戻る傾向にあるという。
 
 また何かのお祝いで奮発してレストランでとか、週末の晩、ちょっと気張って友人と高級レストランでという客もかなり減っているようだ。
 今日の危機を乗り越えるための唯一の手段として、レストラン・カフェ業界は、一般消費税TVAと同じ税率の飲食税19・6%を食料品のTVA率5・5%(テイクアウトやホテルは5・5%)に引き下げることを要求してきたが、欧州連合の許可が下りないということで延び延びになっている。
 
 サルコジ大統領の奮闘が期待されているが、編集室の隣にあるホテルの経営者に聞いたところ、EUが飲食税の引下げを引き延ばしているのではなく、じつを言えば政府が決断を下さないせいだという。
 なぜなら全国のカフェやレストラン約15万店とホテルの朝夕食も5・5%に下げたら、この業界からの税収入が3分の1になるわけだ。
 なるほど、政府の言うことと本音にはズレがあることがうなずけるという。
 

●日本列島は14日、北海道近くにある低気圧に向かって南から暖かい風が流れ込んだ影響で、東北南部から九州にかけての広い範囲で気温が上がり、6月上旬から中旬並みの暖かさとなった。静岡市では午前11時に気温25・2度の夏日を観測した。
 
 気象庁によると、朝の最低気温は千葉市が17・0度、横浜市が16・3度となるなど平年より15度ほど高くなったほか、新潟・糸魚川市では2月としては観測史上最も高い23・6度を観測した。
 これに伴い、北日本では15日にかけて、非常に強い風が吹く見込みで、予想最大風速は陸上で18−20メートル、海上で20−25メートルの突風が吹くおそれがある。
 気象庁では積雪の地域などでなだれや土砂災害への警戒を呼びかけている。
 

●自民党町村派会長の町村信孝前官房長官は14日、北海道江別市で記者団に対し、小泉純一郎元首相の発言について「国会情勢が分かっていないから、場違いなタイミングで発言してしまったのではないか」と批判した。
 これに先立つ会合では
 「小泉さんが言ったからといって以前賛成したものに反対する議員はいない。
 方々手を打っている」と述べ、再可決の際に与党からの造反はほとんどないとの見方を示した。

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