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ワイマール体制のごとき政界の 混乱きわめ世も末となる (02月19日)(木)

 寒さが戻ってきた。1−9度C 6時 起床 8時 45分 トーヨーで打ち合わせ 10時 東京経済金融同志会懇談会(千代田区内)
 13時 カスリーン・ブランソン氏 境氏 港氏と懇談(中央区内) 17時 銀座よしのや 鳩居堂 ダロワイヨー
 18時 夕食会(銀座・ろくさん亭)道場六三郎さんの店。 21時 食事が終わり解散 小雨が降っていた。
 夜は自宅で遅くまで、雑誌 手紙 書類 新聞などの整理をした。
 

●ソウル発 共同通信
 日本から強制送還された韓国人の女(51)が指紋照合で身元を確認するバイオ審査をくぐり抜け、日本に再入国していた事件で、女が指紋を変造するために使った特殊なテープと同種のテープを、韓国警察が、不法入国をあっせんする組織の元ブローカーから入手していたことがわかった。
 
 元ブローカーは
 「仲間からテープの製造法を聞いた」と供述しているという。韓国警察は、テープが韓国の闇社会に広く出回っているとみて、ほかにもテープを使って日本に不法入国したケースがないか調べている。
 韓国警察にテープを提供したのは、過去に旅券偽造容疑で摘発されたことのある50歳代の韓国人の男。
 
 捜査関係者によると、この男は今月初め、韓国警察の事情聴取に応じ、自分が作ったという特殊なテープを任意提出したうえ、シリコーン樹脂を使ったテープの作り方を説明したという。
 韓国では、指紋を登録すれば、登記簿謄本などを受け取れる無人発給機が普及しており、男は韓国警察に対し、仲間から聞いた話として
 「テープを作り始めた当初は、実際に指紋を読み取れるかどうか無人発給機で確かめてから、日本への不法入国に使っていた」などと供述。
 テープを使った日本への不法入国が相次いでいる可能性を示唆した。
 
 日本で強制退去処分を受けた韓国人の女が昨年4月、青森空港から不法に再入国したケースでも、女は両手の指に、他人の指紋で作ったとみられるテープをはって、バイオ審査を通過していた。
 韓国警察が、入手したテープを女に見せた結果、女は
 「自分が使ったのとよく似ている」と供述したことから、韓国警察はテープが同じ方法で作られた可能性が高いと判断、流通ルートの特定を急いでいるという。
 

●中川昭一前財務・金融相の辞任騒動をめぐり、永田町ではさまざまな情報が飛びかい、謀略説すら出始めている。
 14日にローマで開かれたG7(主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議)後の記者会見で、中川氏がろれつが回らない醜態をさらした背景や経緯に関する情報流出が詳細かつ早過ぎるのだ。
 「麻生内閣を見限った霞が関、特に財務省周辺が動いたのでは」(自民党筋)という見方が出ている。
 
 18日の毎日新聞朝刊の「検証ローマの2日」という記事は痛烈だった。
 中川氏が14日のG7昼食会を途中で抜け出し、ホテル内のレストランで財務省局長と同行した女性記者、イタリア人通訳ら数人と会食したと指摘。
 この席で、≪ビュッフェ形式のサラダとパスタとともに赤のグラスワインを注文≫≪昨年9月の財務相就任以降、G7などの海外出張では同行の女性記者を集めて飲食を行うことが恒例化していた≫と報じた。
 
 中川氏はマスコミの取材に
 「ワインは口に含んだだけ」と証言しているが、気になるのは一連の情報が流れた経緯だ。
 「泥酔疑惑」が問題化したのは15日午後だが、翌16日には
 「G7昼食会後、問題の記者会見までに正式日程にない会食があった」との情報が流れ、17日午前には「新聞社と民放のEさんとHさんという美人記者が同席していた」
 「会食をセットした財務省局長は中川氏のお気に入り。ワインのソムリエの資格を持っている」という個別情報まで広まった。
 
 中川氏は16日夜まで大臣留任に意欲を燃やしていたが、17日午前に委員会出席をキャンセルして病院に。
 同日昼、財務省内で記者会見して来年度予算案と関連法案の衆院通過後の辞任を表明したが、野党の徹底抗戦の姿勢を受けて同日夕に辞任した。
 この水面下で、前出のような情報戦があったのは間違いない。
 
 自民党中堅は
 「情報流出が詳細かつ早過ぎる。同席した女性記者からというより、霞が関関係者、特に財務省周辺から漏れたのではないか。中川氏は『扱いにくい大臣』として有名で官僚らに敬遠されているうえ、内閣支持率の低下から『麻生内閣は長くない』と見限ったのでは」と語る。
 中川氏には酒にまつわる数々の失敗がある。それだけに、かつて中川氏が大臣を務めた経産省の幹部も
 「そもそも、あんな状態で中川氏に記者会見させたことは財務省にも問題がある。
 日銀総裁だけに任せる方法もあったのではないか」と、同省の危機管理のあり方に大きな疑問を投げかけた。
 自民党支配の終焉とともに、永田町と霞が関の固い絆も綻びつつあるのか。
 

●厚生労働省は、基礎年金の国庫負担割合の2分の1への引き上げが実現しなければ、2020年代に年金積立金が枯渇して基礎年金が給付できなくなるとする試算をまとめた。
 
 試算には現在の世界的な金融危機の影響を織り込んだため、年金財政の破綻(はたん)が20年程度、早まった。こうした内容を盛り込んだ公的年金の財政検証を月内にも公表するとともに、今国会に提出している国庫負担割合を引き上げる国民年金法改正案の早期成立を目指す方針だ。
 
 試算ではまた、3分の1から2分の1への引き上げが実現すれば、夫が平均収入の会社員、妻が専業主婦というモデル世帯の給付水準(所得代替率)が将来にわたり、現役世代の平均収入の50%台を維持できるとした。
 04年の年金改革の際、政府・与党は「50%」以上の水準確保を約束している。ただ、2055年の合計特殊出生率は1・26、年金積立金の運用利回りは名目で4・1%を試算の前提としており、楽観的という指摘もある。
 

●ソウル19日発 ロイター電
  北朝鮮は19日、韓国との戦争の準備はできていると表明した。
 クリントン米国務長官はこの日韓国を訪問し、北朝鮮問題を協議する。
 北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)によると、匿名の軍関係者は
 「裏切り者である(韓国大統領の)グループは、(北朝鮮)人民軍が完全に全面対決の準備ができていることを忘れてはならない」と述べた。
 
 北朝鮮は長距離ミサイルの発射準備を進めているとみられているが、専門家は、米国の新政権の関心を引き、韓国政府に圧力をかけることが狙いではないか、との見方を示している。
 アジア歴訪中のクリントン国務長官は17日、北朝鮮がミサイルを発射すれば、非常にマイナスになるとの見方を示している。

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