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歎異抄なぜ善人よりも悪人を 救いなさるや親鸞のわな (03月20日)(祭・金)

 世の中は三連休である。彼岸の中日だが、小雨のち曇り
 6時 起床 散策 8時 案件があって津江山氏と懇談(自宅)  9時 案件があって町野氏と要談(区内) WBC韓国戦を見る 12時30分 片岡氏来訪懇談(区内)
 15時 案件があって本羽氏 浅井氏と懇談(葛飾区内) 18時 日本カメラの芳牟田氏と懇談(葛飾区内)
 夜は半藤一利「坂口安吾と太平洋戦争」を読む。
 

●小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、西松建設が小沢氏側への献金に使ったとされる2つの政治団体が、会員名簿の管理や、献金などの事務手続きを行わず、実際には西松社員が担当していたことが19日、西松関係者の話で分かった。
 
 捜査関係者によると、東京地検特捜部は、政治団体に全く実体がなかったことを裏付ける事実とみているもようで、政治団体を西松のダミーと断定したものとみられる。
 捜査関係者によると、西松が小沢氏ら政治家側への献金を行うために利用していた政治団体は、「新政治問題研究会」(新政研)と、「未来産業研究会」(未来研)。
 いずれも西松の元営業管理部長が代表を務めていたが、平成18年末に解散した。
 政治資金収支報告書などによると、新政研は、延べ6998人の会員から約4億6800万円、未来研は、延べ698人の会員から約4600万円の計約5億1400万円の会費を集めたとされている。
 
 西松関係者によると、両団体の会員は西松社員で、人事部が、業績優秀な課長級以上の社員に会員となるよう勧誘。
 会員となった社員には1口約6万円の会費を納入させ、会費は、ボーナスで穴埋めする形で会社側が事実上負担していた。
 ただ、役員の中には、メーンバンクなど社外から招いた人物もおり、情報が外部に漏れないように、会員から役員は外していた。
 

●西松献金事件で逮捕された公設第一秘書の処分が決まる24日にも自らの進退を判断する考えを表明した民主党の小沢一郎代表。しかし、次期衆院選での争点化も視野に企業・団体献金の全面禁止を打ち出すなど、党内では「続投するつもりだ」との見方が日増しに強まっている。世論調査の辞任圧力もはねのけ、小沢氏が強気の姿勢を貫くのには3つのワケがあるという。
 
 「24日は公設秘書の拘置期限。逮捕容疑である政治資金規正法違反で起訴されるかどうかが分かるが、起訴されなければもちろん、起訴されたとしても小沢氏は代表を辞めないだろう。ただ、起訴されたうえに別件で再逮捕という事態になれば話は別だが…」
 
 小沢氏に近い民主党関係者はこう打ち明ける。
 
 小沢氏がここまで強気を貫く理由の1つは、小沢グループのバックアップだ。グループのメンバーは秘書逮捕後も、相次ぎ小沢氏とのツーショットポスターを街中に張り出し、小沢氏支持を堂々と公にしている。
 
 メンバーにとって、秘書逮捕の根拠となった「西松建設が政治団体を隠れみのに小沢代表の資金管理団体『陸山会』に違法献金した」というのはあくまで検察の描くストーリー。このため、「企業献金が許される政党支部で受け取ればよかっただけの話で、収支報告書の訂正で済む問題だ」というのが彼らの主張で、これが党内でまかり通っているのだ。
 
 その背景を、民主党関係者はこう打ち明ける。
 
 「実は民主党唯一の全国的な支援組織である連合が、いまだに小沢支持を崩していないことが大きい。連合の高木剛会長と小沢氏は大勝した前回の参院選以来、選挙区を一緒に行脚する蜜月の仲。しかも小沢氏の威光は地方連合の末端組織にまで浸透している。事実、小沢氏が一昨年、先行した自・民大連立構想について連合本部が反対した際にも、賛成の声が地方の連合支部から寄せられたほどなんです」
 
【秘書起訴でも「辞めない」が大勢に】
 
 こうした自信に裏打ちされたせいか小沢氏は15日、横浜市のホテルで開かれた次期衆院選の新人候補の集会に出席した。秘書が逮捕されて以降、支持者の前に姿を現したのは初めてだったが、小沢氏は「お騒がせしてすみません」と陳謝し、「とにかく政権交代が必要だ」などと強調。この後、参加者から「頑張って」と声を掛けられると、「ありがとう」と笑顔で応えていたという。
 
 また、マスコミ各社の世論調査も、必ずしも小沢氏にとって逆風ではないというのも理由だ。確かに回答者の過半数以上が、小沢氏の「代表辞任」を求め冷たい視線を向けているのは間違いないが、同時に自民、民主の政党支持率は伯仲して競り合ってもいる。麻生内閣支持率も微増しただけで、「小沢氏秘書が逮捕されバッシングを受けた直後の数字がこれなら、衆院選は十分に勝てる」(中堅)と読んでいるのだ。
 
 実際、民主党関係者はこう自信を深める。
 
 「ある全国紙には、『自民党議員の献金を紙面で取り上げないのは不公平』『代表辞任をあおる記事を書くな』など小沢氏擁護の声が多く届き、意外な反響に幹部が驚いたと聞く」
 
 さらに、西松建設の違法献金事件で、二階俊博経産相側ら自民党議員の名前も浮上。自民党側が強制捜査を受ければ、内閣支持率や同党支持率の急落は必至なことも、小沢氏を強気にさせているようだ。
 
 小沢氏はこれまで、次期衆院選での政権交代に「政治生命をかける」として、選挙対策に取り組んできた。新人候補者の事務所を自ら、抜き打ちで訪ね、活動状況をチェックするなど全身全霊をささげてきた。
 
 それだけに、同党中堅も「今回の衆院選は小沢氏にとってラストチャンス。ここで代表を退けば、もはや政治生命が終わったも同然。最後まで戦うはず」と話す。
 
 小沢氏の強気はどこまで続くのか。

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