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矢の如く光陰去りてやよい過ぎ 桜三分の風のつめたし (03月31日)(火)

 桜は今朝も3−4分咲きどまりである。 6時 起床 散策 8時35分 トーヨーで打ち合わせ 8時50分 区へ 9時30分 監査委員協議会  13時15分 阪井氏と案件があって要談(区内)
 16時 案件があって川石氏 大田氏 丘辺氏と要談(葛飾区内)
 18時 大英会(区内) 夜は高森顕徹「歎異抄をひらく」を読む。
 

●29日投開票の千葉県知事選は、「脱政党」を旗印にした森田健作氏が、100万票超を獲得して圧勝した。
 一方、民主党が推薦した吉田平氏は38万票近くも離されて惨敗。
 小沢一郎代表をめぐる西松建設事件が影響したことは明らかで、辞任論が高まることは間違いない。
 小沢氏周辺ではゲリラ的な小沢降ろしの動きを警戒する声も強まっている。
 
 「青春の巨匠」と呼ばれる俳優出身の森田氏は、抜群の知名度を生かして幅広く浸透し、29日午後8時過ぎに開票を待たず「当確」が出る快勝。
 政策実行能力は未知数ながら、宮崎県の東国原英夫知事、大阪府の橋下徹知事に続くタレント知事の誕生はセンセーショナルで、一般紙はもとよりスポーツ紙も1面から大々的に展開した社もあった。
 ただ、永田町の関心事は、吉田氏の落選が小沢氏の進退にどう影響するかに移っている。
 
 吉田氏は「事件の影響がなかったといったらうそになる。どんな選挙でも勝てる人は勝っている。本人の力が足りなかった」と敗戦の弁。
 鳩山由紀夫幹事長も、事前に知事選が小沢氏の進退には波及しないと予防線を張ったうえで、選挙後に「推薦政党として力が及ばなかったことをおわびする」などとする談話を発表するにとどめた。
 しかし、党内では小沢氏と執行部に対する不満は高まっている。
 民主党千葉県連の選対委員長で、小沢氏と距離を置く野田佳彦広報委員長は沈黙を貫いているが、野田氏が率いる「花斉会」に所属する近藤洋介衆院議員は
 「国民の目線は非常に厳しい。検察批判を繰り返してもじり貧が続くだけ」と指摘。ベテラン議員は「代表続投で時間がたてばたつほど、次期総選挙で民主党が獲得できる議席は減っていく」と述べ、小沢氏の自発的辞任を求めた。
 
 小沢氏周辺は
 「ゲリラのようにあちこちで、小沢降ろしが出る可能性がある。
 そうなれば、小沢氏はめんどくさくなって、代表職を放り出すかもしれない」と危機感を隠さない。
 実際、民主党内には潜在的な反小沢分子は多い。
 前原誠司副代表率いる「凌雲会」は、「次の内閣」文部科学担当の小宮山洋子衆院議員が25日の段階で「おわびしながらでは選挙に勝てない。 一番いいのはお引きいただくことだ」と辞任論の口火を切った。同会は反小沢の急先鋒である仙谷由人、枝野幸男両元政調会長を抱えている。
 
 重鎮もスタンスを変え始めた。渡部恒三最高顧問は、次期総選挙前にも岡田克也副代表に代表を継がせることを視野に入れている。
 トロイカ体制を組み、小沢氏と一蓮托生と思われる菅直人代表代行も、24日には小沢氏に退陣を迫り、微妙な関係だ。
 次期総選挙での小沢氏の「国替え」も消え、地方行脚も滞り気味。
 「選挙に強い」という小沢神話も陰りが出る中、反転攻勢の秘策はあるのか。
 

●麻生太郎首相は31日午後、2009年度予算成立を受け首相官邸で記者会見した。
 首相は経済再生に向け、09年度補正予算案と関連法案を今国会に提出し成立を図る方針を正式に表明。
 その上で、衆院解散の時期に関し「補正予算(と関連法案)に反対というなら60日間を要してでもやるのか、打ち切ってこれがわれわれの案として選挙をするべきか、そのときの状況で判断する」と述べ、民主党など野党が参院で審議を引き延ばした場合には解散で対抗することもあり得るとの考えを明らかにした。
 
 政府・与党は補正予算と関連法案を5月の連休前後に提出する方針。関連法案の成立を確実にするには、憲法の「60日ルール」規定を適用した衆院での再可決を想定する必要があるが、6月3日までの会期の大幅延長を迫られる。首相が補正成立前の解散の可能性に言及したのは、小沢一郎代表の公設秘書の違法献金事件で動揺が続く民主党を揺さぶる狙いもあるとみられる。
 
 会見で首相は、政府・与党に指示した追加経済対策の裏付けとなる補正予算案について
 「出す以上は速やかに成立するように最大限努力したい」と強調。
 追加対策の一環として、内需拡大のため贈与税の減免を積極的に検討する姿勢を重ねて示した。
 また、補正の財源として赤字国債の追加発行を検討することを踏まえ、11年度にプライマリーバランス(基礎的財政収支)を黒字化する財政健全化目標について「極めて厳しい状況になっているのは否めない事実だ」と指摘した。
 このほか、海賊対処法案や消費者庁設置法案などの重要法案の成立にも強い意欲を示した。 
 

●麻生太郎首相が先月以来、週末になると東京・内幸町の帝国ホテルの客室で頻繁に「書類整理」をしていることが注目されている。
 政治活動などにかかわる書類が山積する官邸や公邸、個人事務所ではなく、どうしてホテルを使用するのか。
 「反麻生」の動きや西松建設事件なども絡み、永田町では「極秘裏に誰かと会っていたのではないか」といった見方もある。
 
 首相が初めて帝国ホテルで書類整理をしたのは2月14日の土曜日。
 午後2時4分から約2時間ほど滞在した。その後、3月1日(日)、15日(日)、29日(日)にも使用し、いずれも2時間十数分から3時間弱滞在している。
 同ホテルには、首相行きつけの会員制バー「ゴールデンライオン」があり、これまで政財官界の大物や秘書官らと、会食や打ち合わせが行われる舞台となってきたが、注目の「書類整理」では客室を使用している。
 
 昨年末以降の首相動静を調べると、東京・永田町の個人事務所で「書類整理」をした記述は数回あるが、ホテルの使用はない。
 加えて、ホテルで「書類整理」した前後に、永田町を激震させる“注目事件”が発生しているのだ。
 2月14日の2日前には、小泉純一郎元首相が自民党本部での会合で、郵政民営化に絡んだ首相の言動について、「怒るというより笑っちゃう」「首相が前から鉄砲を撃っている」と批判し、「反麻生」の姿勢をあらわにした。
 
 3月1日の2日後には、西松事件で、民主党の小沢一郎代表の公設秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕。15日の3日前には、同事件に絡み、小沢氏の元秘書だった石川知裕衆院議員が参考人聴取。
 29日の翌30日には読売新聞が一面トップで「二階経産相側を立件へ」と報じた。
 40年以上、永田町で取材してきた政治評論家の小林吉弥氏は
 「極めて異例。首相がホテルで書類整理するなど聞いたことがない。
 書類整理ならば、官邸や個人事務所でやればいい。新聞記者に知られたくない人物とひそかに会っている可能性は十分ある」と語る。
 
 永田町では現在、首相がひそかに面会した可能性がある相手として、
(1)西松事件について検察首脳
(2)小泉発言について財界首脳
(3)健康問題などで医師−などといったさまざまな憶測が流れている。
 ホテルでの書類整理について、首相官邸の報道室は、「発表した日程の通り。(官邸内については詳細を把握しているが)出た後は承知していない」と答えている。

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