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迎撃の態勢つくり緊張に 張り巡らされてまなこらんらん (04月03日)(金)

 かなりいそがしい一日であった。晴れ 8−17度C 6時 起床 8時30分 トーヨー 8時45分 区へ
 打ち合わせ 執務 架電 来電 10時 来客
 12時 作家の藤原氏と打ち合わせ 13時 こども家庭部の矢野課長と河田課長とインタヴュー 15時 退庁 16時 カレント編集会議(成城クラブ)
 桜が満開となる。 18時30分 佐藤氏 村牧氏 小佐井氏と懇談(千代田区内)
 20時 飯田氏 逢坂氏 三田氏と懇談 桜の花見(千代田区内)。 24時過ぎに帰宅。・・・・草臥れた。
 

●東北地方では市民はのんびりムードだという。北朝鮮の弾道ミサイル「テポドン2号」発射まで、早ければあと1日。
 麻生太郎首相と韓国の李明博大統領は2日、英ロンドンで首脳会談を行い、李大統領は日本によるミサイル迎撃を容認した。
 すでに防衛省はミサイル防衛の最後のとりでとして、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の展開を完了しているが、半径20キロとされるPAC3の守備範囲が、実際には1−2キロしかない可能性が出てきた。
 専門家は「PAC3の配置は気休めにすぎない」と指摘。 事実なら東北に展開中の部隊は、牧場やゴルフ場しか守ることができないことになる…。
 
 PAC3は東京・市谷の防衛省内、朝霞駐屯地、習志野演習場の首都圏3カ所と、岩手山演習場(岩手県滝沢村など)、新屋演習場(秋田市)に配置された。
 テポドン2号が何らかの不具合で日本の領土に落下した場合、イージス艦搭載の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)が発射されるが、ここで撃ちもらしたら、着弾直前にPAC3が迎撃ミサイルを発射して破壊する段取りだ。
 防衛省はPAC3の射程について「性能にかかわることは公表できない」(統合幕僚監部)としているが、軍事情報筋の間では「守備範囲は半径20キロ」とされている。
 
 だが、軍事評論家の神浦元彰氏は
 「PAC3はごく一部の拠点を防衛するための兵器。有効なのはせいぜい部隊の半径1−2キロ程度でしょう。ミサイルはマッハ5以上で真上から落ちてくる。
 真正面から迎撃しなければ当たらない。20キロは迎撃高度も含めたもので、単純に半径20キロ全域が守られると考えるのは大きな誤解」と語る。
 
 神浦氏は首都圏3カ所にPAC3を展開した理由について「市谷は地下の中央指揮所、朝霞は中央即応集団司令部、習志野は中央即応集団特殊作戦群といった自衛隊中枢や精鋭部隊を守る意図がある」と推測する。
 決して首都圏の人たちを守っているわけではないというのだ。
 
 東北の部隊については「気休めにすぎない。出さないよりは出した方がいいという判断」(神浦氏)。守備範囲が2キロ以内と想定すると、新屋演習場は隣接するゴルフ場と、ごく一部の住宅地が対象。岩手山演習場は文字通り山の中のため、範囲内は牧場やスキー場ぐらい。せいぜい山火事が防げる程度だ。
 
 騒ぎをよそに、東北地方の人はいたって冷静というか、のんびりムード。秋田市の団体職員(41)は「テポドンよりも、先が読めない秋田県知事選の選挙戦が気になる」。PAC3が配置されない青森市に住む無職の男性(58)は
 「青森さ飛んでこないんだべ。まあ(核再処理工場のある)六ケ所村さ落ちてくれなければいい。自衛隊も慌ただしい感じでもないし…」。地元紙記者は「どこの役所に電話をかけても『テポドンの問い合わせはマスコミばかりで市民からは1件もない』と言われてしまう」とションボリ−といった具合だ。
 このムードのまま、北の言うところの「平和な人工衛星」が飛び去ってくれればいいのだが…。

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