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粘り腰麻生内閣盛り返す 支持率上げに策をめぐらす (04月14日)(火)

 晴れのち曇り夕刻からは小雨が降り風がある。16−23度C 8時45分 小暮医院 10時20分に終る。 11時 日本泰文化親善協会の野田氏 大矢氏と要談(千代田区内) 15時 三田氏 吉生氏と案件があって要談(墨田区内)
 夜は森上忠志氏「集団指導体制は何故だめか」を読む。 
 

●麻生太郎首相肝いりで、目指すべき国家像や社会保障のあり方について議論する政府の「安心社会実現会議」の初会合が13日夜、首相官邸で開かれた。
 集められた有識者の顔ぶれを見ると、宿敵・小沢一郎代表率いる民主党との最終決戦である次期総選挙を目前に、首相や側近らのしたたかな思惑が透けてくる。
 
 「議論を通じて安心できる社会の道筋を明らかにしたい」
 首相は会議の冒頭こう語った。月2回のペースで会合を開き、医療や年金、介護、子育てなどの施策について議論していくが、注目すべきは有識者15人の人選だ。
 
 まず、官界OBから、元財務次官の武藤敏郎・大和総研理事長と前検事総長の但木敬一氏。
 「省庁の中の省庁」といわれる財務省のOB登用は順当といえるが、小沢民主党を直撃した東京地検特捜部による西松建設事件の捜査が続く中、但木氏の抜擢は何かと憶測を呼びそうだ。
 「野党分断」の思惑もチラつく。民主党を支援する連合の高木剛会長や故宮本顕治元共産党議長の長男の宮本太郎北大大学院教授、薬害C型肝炎集団訴訟の山口美智子全国原告団代表もメンバー。同原告団の福田衣里子さんは、民主党公認で長崎2区から出馬を予定している。
 
 「消費税増税」派も。東大大学院の伊藤元重教授は「消費税10%で日本を救う法」との論文があり、東大大学院の吉川洋教授は経済財政諮問会議の民間議員で消費税増税の理論的支柱とされる。
 大企業やマスコミの目配りも万全だ。トヨタ自動車の張富士夫会長や三菱商事の小島順彦社長をはじめ、電通の成田豊最高顧問、フジテレビの日枝久会長、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長など大物がズラリ。
 そして同会議のメンバーで内閣参与として運営に当たる増田寛也元総務相は、建設官僚から小沢氏に請われて岩手県知事に転身し、その後、小沢氏とたもとを分かった人物だ。
 
 永田町関係者は「首相の意向を受け、与謝野馨財務・金融相がほぼ選んだ。6月上旬にも提言をまとめるというが、そのの中身より、『打倒・小沢民主党』を掲げる首相がこういったメンバーを集めたことが政治的には重要だ」と語った。

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