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あれこれと憶測五輪未決定 評価委員は笑顔で離日す (04月18日)(土)

 北方領土を3・5島返還で良いと言ったという政府代表の谷内正太郎前外務次官の発言が波紋を呼んでいる。
 7時 起床 8時 案件があって陳海慶氏が来訪 10時岡田氏が案件があって来訪要談  曇り 13−16度Cで涼しい。
 12時 桜井氏 芳野氏と昼食(区内) 17時45分  鈴田氏と懇談
 18時30分 江戸川明るい社会づくりの会役員会「総会開催の件」(GP)
 

●15.4兆円規模という09年度補正予算案の財源の概要が18日明らかになった。
 財務省は10.8兆円を新たな国債の発行で賄う。その結果、09年度の新規国債発行額は当初予算の33.3兆円を加えると44兆円を超え、過去最高に達する見通しだ。
 
 これまで国債の発行額で最大だったのは99年度の37.5兆円。
 与謝野財務相は10日に「10兆円を超える(新規の)国債発行になる」と述べ、09年度が過去最大規模となることを明言していた。
 財務省は、補正予算の施策には公共事業や学校関連など将来にわたって資産となる事業が多いと判断し、7.3兆円を建設国債の発行で充てる。3.5兆円は赤字国債とする方針である。
 
 このほか、経済の急変に備える目的で当初予算に計上していた経済緊急対応予備費(1兆円)から8500億円を使う。
 財政投融資特別会計の準備金3.1兆円を一般会計に繰り入れるほか、一般の予備費からも数百億円を使う。雇用関係では特別会計の資金も充てることになる。
 

●谷内正太郎政府代表は17日、産経新聞の取材に対し、毎日新聞の報道について「インタビューでは北方四島の面積について説明はしたが、3・5島の返還で解決させてもいいとは発言していない。記事は捏造(ねつぞう)されたものだ」と強調した。
 その上で、
 「四島の日本への帰属を明確にしたうえで、返還の時期、態様については柔軟に対処する」という従来の政府方針に関し「自分の考えは(政府方針と)全く変わらない」と述べた。
 
 しかし、その後の取材に対し、谷内氏は「そうした発言はしておらず、私の真意が伝わっていない」とコメントを修正した。
 一方、毎日新聞社は「発言に基づく記事」としている。 インタビュー記事に対する谷内氏の「捏造」発言について、毎日新聞社は17日夜、産経新聞の取材に対し
 「(毎日新聞に)書かれている記事がすべてです。谷内正太郎氏の発言に基づくものであり、捏造との指摘は当たりません」(社長室)とコメントした。
 
 前外務事務次官の谷内正太郎政府代表が17日付の毎日新聞朝刊で、北方領土問題に関し
 「個人的には3・5島返還でもいいのではないかと考えている」と語ったと報じられ、政府内で波紋が広がった。
 麻生太郎首相は17日夜、首相官邸で記者団に「発言内容は承知していない」と語り、「北方四島は基本方針として、帰属が明確になりさえすれば後は柔軟に考える。ずっとそれしか言っていない」と述べた。
 
 中曽根弘文外相は17日の記者会見で
 「四島の帰属を確定し、平和条約を締結するとの政府方針は一貫しており、首相もロシア側にそう述べている」と強調。谷内氏の発言については
 「詳細を承知しないと何とも言えない。発言を取り寄せたい」と述べた。
 
 一方、外務省ロシア課は「谷内氏に電話で問い合わせたところ、『個人的には3・5島返還でもいいのではないか、とは発言していない』と言っていた。
 それ以上は、当事者同士でないと分からない」としている。
 
 面積2等分論というのは、
 麻生首相が外相時代の平成18年9月、報道各社とのインタビューで
 「3島返還は一つのアイデアとして考えられる」と発言している。
 同年12月の衆院外務委員会では民主党の前原誠司前代表(当時)の質問に答え、「択捉島の25%を残り3島にくっつけると50、50くらいの比率になる。現実問題を踏まえた上で双方どうするかは十分腹に含んだ上で交渉に当たらねばならない」と2等分論に言及したことがある。
 首相は今年2月にサハリン(樺太)でメドベージェフ大統領と会談した後、記者団に「向こうは2島、こっちは4島では全く進展しない」と発言した。
 
    17日付毎日新聞のインタビュー記事での谷内氏の発言は以下の通り。
 「私は3.5島でもいいのではないかと考えている。北方四島を両国のつまずきの石にしないという意思が大事だ。
 2島では全体の7%にすぎない。択捉島の面積がすごく大きく、面積を折半すると3島プラス択捉の20〜25%ぐらいになる。折半すると(3.5島は)実質は四島返還になるんですよ。」
 

●国民新党の亀井静香代表代行は17日、民放の報道番組の収録で、小沢一郎民主党代表の進退について「今の状況で選挙すれば、民主党はさんたんたることになる」と指摘。
 「党のために身を捨てて今の空気を変えないと負ける」と述べ、次期衆院選への影響を考慮し代表を辞任すべきだとの考えを示した。
 
 さらに亀井氏は記者団に対し、小沢氏と15日に会談し「100年に1度の経済危機の中で日本がどういう役割を果たすかという仕事は、あなたしかできない。代表を辞める、辞めないは一部に過ぎない」と辞任を進言したことを明らかにした。
 小沢氏の反応について、亀井氏は「真剣に聞いてくれた。小沢さんなりに理解してくれたと思う」と語ったという。
 

●シアトル(米ワシントン州)発 スポーツニッポン紙
 マリナーズ・イチロー外野手(35)がエンゼルス戦の4回に右前打し、張本勲氏が持つ日本最多安打記録の3085本を抜き、日本人選手では最多の日米通算3086安打をマークした。
 前日の試合で張本氏の安打数に並び、この試合は4打数1安打だった。
 オリックス時代の9年間で1278安打、マ軍では1808安打。
 プロ18年目の今季は大リーグ史上初の9年連続200安打、あと192安打とした大リーグ通算2000安打に挑む。
 
 イチローは幾多の記録を塗り替えてきたが、3086本目は別次元だった。
 92年7月12日ダイエー戦(現ソフトバンク)でプロ初安打を放って以来、誰も到達できなかった高さまで安打を積み重ねた。
 イチロー 「単純に、張本さんが頂から見ていた景色がどんなものかを感じてみたかった。今日、あのヒットで頂に登ったんですが、すごく晴れやかで、いい景色だった。すばらしいものでした。」
 
 4回無死、カウント0−2。左腕ソーンダースが投げた145キロの速球をバットの芯でとらえ、一、二塁間を破った。セーフコフィールドのセンター電光掲示板には3086安打目を祝福する「A New Japanese Baseball Record」の文字が輝いた。一塁ベース付近でヘルメットを掲げたイチローは、祝福する地元ファンの姿を目に焼き付けるかのように見渡した。
 スタンドで観戦していた張本氏の前での達成。その喜びを、試合後はイチローらしく振り返った。
 
 イチロー「張本さんの飛行機を延長しなくて良かった。明日(日本に)帰ると言われていたんで、やらなきゃいけないプレッシャーがあった。そのことが一番重要でした。」
 
 1年前の青写真では、昨季中にクリアするつもりだった。今季開幕前で残り3本とあって、健康な状態であれば時間の問題。
 イチローにとっては、重圧と闘い続ける記録とは、また違う感覚で挑む節目だった。
 実際、昨季は毎打席のテーマソングとして歌手石川さゆりの「張本越え」にかけて「天城越え」を選んだ。だが今季は、米国のラップ系グループのアップテンポの数曲に変更。早い時期から「3086」の先にも視線を向けていた。
 
 イチロー 「チームと一緒にスタートしていたら(記録への気持ちが)違っていたかもしれません。張本さんが来てくれたことで変わったと思います。」
 
 あと192本のメジャー通算2000本安打、さらにメジャー記録となる9年連続200安打など、挑む記録は続く。だがイチローは自らに重圧をかけることも、気負うこともなく、柔和な表情で前を見つめた。
 
 イチロー 「もうハードルを上げていく必要もないでしょう。とりあえずやって何が残るか、ぐらいの感じの方がいいんじゃないですか。一応、区切りがついたしね。その先を見ても、もうダルい感じがします。次の目標の数字? 868ですかね。」
 
 王貞治氏(ソフトバンク球団会長)の最多本塁打数をジョークにしたのも、昨夜、タイ記録達成直後、尊敬する王氏から祝福のメッセージが入っていたからだった。
 
 イチロー 「やっぱり王さんはすごいです。う〜ん、すごいですね。」
 
 年代こそ異なるが、球史に残る大先輩と同じ領域に現役選手として足を踏み入れた。これからも続くイチローの野球人生。本当の頂は、まだイチロー自身にも見えていない。

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