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どれほどの人が詠みきし我も詠みき 嘆きの歌の空しかりけり (05月16日)(土)

 曇り一時小雨 14−18度C 午前 午後 原稿
 17時15分 江戸川鶴岡友好交流演奏会 リハーサル
 実行委員長挨拶(江戸川区総合文化センター・リハーサル室)
 21時30分 江戸川・鶴岡の役員交流(区内) 23時
 解散 雨は止む。
 

●民主党の小沢一郎代表の辞任に伴う代表選は16日に告示され、党所属国会議員による投票の結果、鳩山由紀夫幹事長(62)が岡田克也副代表(55)を破り、新代表に選出された。鳩山氏124票、岡田氏95票だった。
 新生民主党にとって、次期総選挙に向けた「挙党態勢」の確立が重要だが、怪文書まで飛び交った激しい多数派工作が展開されただけに、「しこり」が残るのは必至だ。そのため、民主党内からは「党内亀裂が深刻だと、麻生太郎首相が抜き打ち的に奇襲解散を仕掛けてくる」と警戒する声が出ている。
 
 政策論での違いが見えなかった代表選で、焦点となったのが「政治とカネ」の問題がつきまとう小沢一郎代表との「距離感」だった。
 鳩山、岡田両氏とも「反小沢、親小沢にしては絶対にいけない」と口をそろえたが、
 「結局は小沢派Vs反小沢派の代理戦争だった。今後、民主党内の亀裂が拡大するのは間違いないだろう」(自民中堅)との見方は強い。
 
 こうした中、永田町で広まったのが、「麻生自民党が2009年度補正予算案の衆院通過後の抜き打ち解散を狙っていた」「小沢氏の突然の辞任表明は、その先手を打ったものだ」との情報だ。
 早期解散論は、首相の盟友である自民党の安倍晋三元首相や側近の大島理森国対委員長らが、首相に進言していたとされる。補正予算案の衆院通過直後に解散すれば、6月14日(友引)の総選挙が可能だというもの。
 永田町事情通はこう打ち明ける。
 
 「補正予算案は13日に衆院本会議で可決されたが、参院で審議がされなくても、憲法の規定で6月12日には自然成立する。民主党は西松事件で支持率が急落していただけに、このタイミングで抜き打ち解散すれば、自公与党で過半数確保できるとの読みだ」
 「公明党は7月12日投開票の東京都議選に全力投球するため、自民党側に『都議選1カ月前の6月7日投開票まではギリギリOK』と打診していたとされる。
 1週間後の6月14日投開票なら許容範囲だろう」
 
 ただ、首相自身は7月8日からのマッダレーナ・サミット(イタリア)への出席に意欲満々とみられており、サミット前の解散・総選挙には否定的だとの声も強い。自民党有力議員もこう解説する。
 「総選挙が近いだけに、民主党も表面上は挙党態勢を繕うだろう。自民党としては『小沢院政』批判など攻撃材料はあるが、それだけでは衆院解散の引き金を引くきっかけにはなりにくい。それに、補正予算案だけではなく、その関連法案まで成立させないと、『政策の麻生』は看板倒れや嘘つきとの批判を浴びる」
 だが、自民党幹部や実力者の間に「抜き打ち奇襲解散」を画策する動きがあったのは間違いないだけに、民主党は警戒を緩めない。
 
 同党幹部の1人も「わが党が、代表選のしこりから挙党態勢を築けなかった場合、『敵陣営の混乱・内紛は、攻撃の最大のチャンス』という戦略論の基本通り、首相が大勝負に出てくる可能性は排除できない」と話す。
 プライドが高い首相だけに、代表選直後に奇襲解散を行うことは考えにくいが、今月22日までに解散すれば、来月14日の投開票は可能だ。
 民主党はこのためか、補正予算の参院採決を25日以降に引き延ばす方針という。
 民主党代表選による党内亀裂と、抜き打ち奇襲解散の思惑…。生き残りをかけた自民Vs民主の駆け引きは、ますますヒートアップしそうな気配だ。

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