<カレンダーへ戻る
バックナンバー 

鳩山に替わりて世論はいかばかり 風の移ろい空しく流る (05月30日)(土)

 梅雨のような雨が続いている。16-19度C
 8時45分 案件があって吉中氏。 13時30分 厚生会の理事・評議員会(グリーンパレス) 夜は山下絃一郎「神樹と巫女と天皇」を読む。
 
 
●延坪(韓国) 29日発 ロイター
 中国の漁船が韓国と北朝鮮の黄海上の境界線を離れつつあるとの報道を受け、韓国当局は、挑発行為をエスカレートさせる北朝鮮が攻撃を準備している可能性があるとの見方を示した。
 韓国と北朝鮮の海軍は過去に複数回、同海域で衝突している。
 
 韓国国防省のスポークスマンは「われわれは(中国の漁船による)一連の動きについて、北朝鮮が攻撃に出る可能性を示す兆候かもしれないと見て注視している」と述べた。
 北朝鮮による核実験の実施と韓国への軍事攻撃の警告を受け、韓国と米国の連合軍司令部はすでに北朝鮮に対する監視レベルを引き上げている。
 またニューヨークの国連本部では、日本と米国が安全保障理事会(安保理)による対北朝鮮制裁決議の草案を主要国に提示。
 北朝鮮による2回目の核実験を強く非難し、既存の対北朝鮮制裁の徹底を加盟国に促す内容となっている。
 
 一方、朝鮮半島情勢の緊迫化はこれまでのところ、金融市場には大きな影響を与えていない。
 市場関係者は、北朝鮮の好戦的な姿勢は不安材料ではあるものの、実際に武力衝突がない限り投資意欲が大きくそがれることはないとの見方を示している。
 

●経営破綻の瀬戸際に立たされている米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)の株価が29日の米株式市場で1ドル割れまで落ち込んだ。大恐慌さなかの1933年4月以来76年ぶりの安値水準となる。
 
 米市場では、米メディアが前日夜にオバマ政権が6月1日にGMに連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請させると報じたことを受け、GMへの経営不安が一気に拡大した。
 
 これを受けてGMの株価は15日につけた1.09ドルを大きく割り込み、前日終値比0.37ドル安の0.75ドルで取引が終了。この日のGMの時価総額は約4億5800万ドル(435億1000万円)で、トヨタ自動車の1256億7000万ドル(11兆9386億円)の275分の1という水準だ。
 
 GMは29日、ヘンダーソン社長兼最高経営責任者(CEO)が6月1日昼ごろにニューヨーク市内で会見すると発表。会見のテーマは公表されていない。
 

●新型インフルエンザは終息の気配で、報道や人々の話題にも上らなくなってきた。気がつけば、街行く人たちも、もうマスクをしていない。
 ほんの1−2週間前、「マスク切れ」でパニック寸前だったのは一体何だったのか? 市民生活が落ち着きを取り戻しつつあるなか、各販売店は“マスクバブル”の後始末に追われている。
 
 「今月19日から21日がピークだった。3日間で2カ月分の売り上げがあった」と振り返るのは、北陸地方でネットショップを経営する男性。
 新型インフル発生直後からマスクは猛然と売れ始め、各地のドラッグストアなどでは売り切れが続出。
 ネット通販やネットオークションにも注文が殺到した。まさに“バブル”の状態にあったマスクだが、急速に事情が変わってきた。前述の男性は「徐々に注文が減り、キャンセルも相次いでいる」と語る。
 
 一時は50枚で1万2000円以上まで上昇した価格も、報道の沈静化とともに一気に値崩れを起こし始めた。
 「業者間では値下げ合戦も始まっている。ウチも50枚3790円だったものを2980円に値下げしました。バブルは完全に終わりましたね」(同)
 マスクが高騰した理由について、あるネット通販業者は「品薄に乗じて、あくどく儲けようとする業者が出てきたこともありますが、中国の製造業者に足下を見られた面も大きい」と語る。
 
 薬局や量販店には、国内メーカーが生産したJANコード付きのマスクしか出回らないが、ネット通販ではJANコードなしの中国製マスクも販売している。
 中国産は本来、国産より安価なはずだが、国産の品薄に目をつけた中国の業者が原価をつり上げたことで値段が高騰したというのだ。
 「1枚で原価1円だったのが14円にまで跳ね上がった。『前金でないと作らない』とゴネる業者もいた。原価は高止まりしたまま、市場価格はずるずる下落。すでに発注した分のマスクは赤字覚悟で売るしかない」と、この通販業者は言う。
 
 各通販業者はいま、秋冬の“備蓄用”をアピールし、なんとか在庫を減らそうと必死だ。前出の業者は「バブル時は夢中でしたが、冷静になってみると引き際を間違えました」と肩を落とす。
 業界団体「全国マスク工業会」の藤田直哉専務理事は「4月の店頭在庫2億枚は、あっという間になくなった。各社とも4月末から増産体制に入り、6月までにさらに1億5000万枚を供給する予定だが、店頭に並ぶには早くても2カ月はかかる。品薄状態は続いている」と話す。
 
 ドラッグストアのマツモトキヨシも「ゴールデンウイーク明けからの2週間がピーク。現在はいくぶん落ち着いたが、関西や関東の一部地域では瞬間的に売り切れる店もある」という。
 いまだ市場は枯渇気味だが、需要は落ちており、マスクバブルは一足早く終焉した模様だ。
 

●麻生太郎首相は30日午後、「ロシアによる北方領土の不法占拠が続いている」とした先の自らの発言にロシア側が反発していることについて、「日本の公式見解だから、わたしが改めて言ったからといって、ごちゃごちゃするようなことはない」と述べ、日ロの平和条約締結交渉などに影響することはないとの認識を示した。横浜市内で記者団の質問に答えた。
 
 首相は「北方4島への(旧)ソ連邦の不法占拠が続き、(サンフランシスコ講和条約が発効し)日本が独立した昭和27年からずっと同じことしか言っていない」と強調。
 7月のイタリアでの主要国首脳会議(サミット)の際に行われる予定の日ロ首脳会談への影響に関しても、「わたしとメドべージェフ大統領との間で、話がこじれることはない」と語った。
 同大統領は29日、クレムリンで行われた日本の駐ロシア大使の信任状奉呈式で、首相発言を念頭に「クリール(千島)諸島に対するロシアの主権を疑問視するような日本のパートナーの企ては受け入れられない」と述べ、日本側を強くけん制した。

<カレンダーへ戻る