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ブルネイの国王振り込め詐欺にあう インドネシアの闇の谷間に (06月01日)(月)

 北朝鮮の長距離ミサイル発射の準備が進んでいるらしい。1−2ヵ月後には発射されるようだ。 曇り 16−20度C
 8時35分 トーヨーで打ち合わせ 8時55分 区へ
 打ち合わせ 12時 退庁 トーヨーで執務 18時 開発調査会(中央区内) 夜は戸塚洋二「がんと闘った科学者の記録」を読む。
 

●東南アジアの王国、ブルネイのボルキア国王(62、写真)が、隣国インドネシアの大統領選挙絡みの“振り込め詐欺”に遭い、200億インドネシア・ルピア(約1億9000万円)をだまし取られていたことが明らかになった。
 5月31日付のシンガポール日曜紙サンデー・タイムズが報じた。
 
 同紙によると、詐欺団はインドネシア大統領府の関係者を名乗り、国王周辺に電話で選挙資金の提供を依頼。ボルキア国王と直接のやり取りはなかった。
 送金先の銀行口座の名義には公職者の名前が使われていた。
 詐欺団は2000年から活動しており、被害者は同国王を含め少なくとも内外の32人に達するとみられる。
 警察は13人を逮捕したが首謀者は逃走中。ただ、関連の銀行口座はすでに凍結されており、だまし取られた金は国王に戻る見込みだ。
 
 ブルネイはマレーシアに隣接、石油や天然ガスなどの資源を多く埋蔵し、経済的に豊かな王国として知られる。米経済誌フォーブスは昨年、ボルキア国王の資産を200億ドル(約1兆9000億円)と評価。ベンツやフェラーリなど5000台の高級車を所有し、50歳の誕生日にはマイケル・ジャクソンの無料コンサートを開催したことなどでも知られる。
 
 したがって、今回だまし取られた金も国王にはほんの“はした金”。ちなみに、ブルネイの王室といえば1990年代、王子らが来日した際、AV女優(当時)の村上麗奈が数百万円で夜の接待に指名されたと告白して波紋を呼んだ。
 

 
●歳出総額が過去最大の13兆9256億円となる2009年度補正予算が29日夕、成立した。
 バラマキ批判も飛び交うが、その象徴となっているのが麻生太郎首相の肝いりで117億円もの建設費が計上された「国立メディア芸術総合センター」(仮称)だ。
 民主党の鳩山由紀夫代表も先の党首討論で
 「総理がアニメ好きなのは分かるが、そんなにお金を使う必要があるのか」と批判したが、女性漫画家も夕刊フジの取材に激怒した。
 
 「漫画家も読者も日々の生活が苦しい中、ハコモノと天下りが残るなんて最低のギャグです」
 こう語るのは、女性漫画家の牧村しのぶさん。1986年、角川書店「ASUKA」漫画大賞に入賞してデビュー。 現在、「家庭ミステリー」(ぶんか社)や、「別冊家庭サスペンス」(黒田出版興文社)でレギュラーを持つ。
 
 同センターは、アニメや漫画、映画などの作品を展示する新設美術館で、建設候補地は東京・お台場である。
 文化庁の有識者検討会がまとめた構想では、延べ床面積約1万平方メートルの4−5階建てとなる見通しで、11年度の完成を目指している。
 これだけ多額の予算が付いたのは、最新の週刊コミック誌を秘書に買いに行かせるほどの「漫画好き」として知られる首相の影響が大きいとされる。
 
 牧村さんは先月末、同センターの建設構想が発表された際、「税金の使い方が完全に間違っている!」と、激しい怒りを感じたという。
 「長引く不況で、漫画家は原稿料を引き下げられ、仕事が急激になくなっている。
 無理な徹夜仕事で体を壊したり、自殺した人もいる。一方、読者の手紙を読むと、経済的に苦しくて新刊が買えず、中古の漫画を買っている人も多い。
 首相や政府はこうした現状を知って、117億円も税金をかけてセンターを建設しようというのか」
 
 そのうえで、牧村さんはこう注文を付ける。「漫画なら国会図書館で無料で読めるし、映画なら最近は宅配レンタルもある。わざわざ交通費をかけて、お台場まで漫画や映画を見に行く人がどれだけいるのか。
 とても、緊急経済対策とは思えない。まさに、ハコモノ行政で、役人たちが天下り対策で出してきた案ではないか。あれだけ多額の税金を使うなら、国民が漫画を楽しめる生活を取り戻してほしい」
 麻生首相はこうした声をどう聞くのか?
 

●経営破綻の瀬戸際に立たされている米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)の株価が29日の米株式市場で1ドル割れまで落ち込んだ。
 大恐慌さなかの1933年4月以来76年ぶりの安値水準となる。
 
 米市場では、米メディアが前日夜にオバマ政権が6月1日にGMに連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請させると報じたことを受け、GMへの経営不安が一気に拡大した。
 これを受けてGMの株価は15日につけた1.09ドルを大きく割り込み、前日終値比0.37ドル安の0.75ドルで取引が終了。
 この日のGMの時価総額は約4億5800万ドル(435億1000万円)で、トヨタ自動車の1256億7000万ドル(11兆9386億円)の275分の1という水準だ。
 GMは29日、ヘンダーソン社長兼最高経営責任者(CEO)が6月1日昼ごろにニューヨーク市内で会見すると発表。会見のテーマは公表されていない。
 

●2度にわたる市長不信任案可決に伴う鹿児島県阿久根市の出直し市長選が31日投開票され、ブログなどで議会や市職員を批判し「ブログ市長」と呼ばれた前市長の竹原信一氏(50)が、反竹原派の市議らが擁立した新人で元国土交通省職員の田中勇一氏(56)を破り、再選を果たした。
 1日の選管告示で市長に復帰する。2期目も議会攻撃などを続けるとみられ、市の混乱は今後も続きそうだ。
 
 竹原氏は選挙中も「仕事内容に見合わず、市民に比べて給与が高過ぎる」と市職員を批判し、争点化を図った。人件費を削減し給食費を無料化するなどと訴えた。
 過激な言動には批判もあったが、改革が遅れがちな議会や市職員への不満を幅広く取り込む形になった。
 
 これに対し、田中氏は「ビジョンなき改革は、破壊に過ぎない」と竹原氏の市政運営を批判。混乱が続く市政の正常化を訴えたが、出馬表明が今年4月と出遅れたこともあり、浸透できなかった。
 選挙中「市民が議会と市役所を監視できる環境を整備する」などと訴えた竹原氏に、反竹原市議らは反発を一層強めていた。議会は反竹原派の市議が過半数を占めており、今後も市長と議会の衝突が予想される。
 投票率は82.59%で、前回を7.09ポイント上回った。当日有権者数は1万9876人だった。
 

●米大リーグ、マリナーズのイチローは1日(日本時間)、敵地でエンゼルスとの3連戦第3戦に「1番・ライト」で先発出場し、本塁打を含む5打数4安打の固め打ちで連続試合安打を「24」に伸ばし、自己記録の25試合にあと「1」に迫った。マリナーズは8−9で逆転サヨナラ負けを喫し、連勝は「3」で止まった。
 
 イチローは第1打席でライトへ二塁打を放ち、いきなり24試合連続安打を記録。
 自己記録とマリナーズの球団記録でもある25試合まであと1試合とした。
 第2打席はセカンドゴロに倒れたが、第3打席にはレフト前ヒット、さらに第4打席ではライトへ今季第5号となるソロ本塁打を放った。
 三塁打が出れば自身初のサイクルヒット達成となる第5打席には、ライトへ二塁打を放ち、惜しくも偉業達成とはならなかったが、この日は5打数4安打1打点と大爆発。打率を3割5分4厘まで上げた。
 
 試合は最大7点差をつけられたエンゼルスが終盤に大反撃。
 6回に4点、7回に1点を奪い2点差に迫ると、9回にはゲレーロのタイムリーと押し出しで同点に追いつき、なおも2死満塁からモラレスがサヨナラタイムリーを放ち、劇的な逆転勝利を収めた。
 2位浮上と4月14日以来、今季2度目の4連勝を懸けて臨んだマリナーズだったが、投手陣が大量リードを守れず、痛恨のサヨナラ負けを喫した。

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