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ドビュッシイの旋律のごとくなめらかに 若葉の萌ゆる石庭の朝 (06月09日)(火)

 遅くまで起きていたから眠い。18-23度C 8時45分 小暮医院 10時30分 境氏 村上氏 小幡氏らと案件があって会合(区内)
 12時 日本フォーラムの打ち合わせ(中央区内)
 14時 佐久間氏 大宅氏 木村氏らと懇談(中央区内)
 17時 ボレロの会(千代田区内) 夜はロバート・タルチャ「アミ族の研究」を読む。
 

●北朝鮮の金正日総書記(67)の後継者として三男、正雲氏(26)の有力説が流れるなか、“女帝”の急浮上が注目されている。
 金総書記の実妹、金敬姫(キム・ギョンヒ)党中央委部長だ。
 金敬姫氏は夫の張成沢党行政部長と金総書記の現地指導に同行するなど権力掌握をアピール。一方の金総書記は6月に入っても厚手のコート姿で「冷え性になったのでは」とも言われる。
 体調は相変わらず悪いようで、ここにきて金敬姫氏の存在感は高まっている。
 
 金敬姫氏が表舞台に登場したのは、13年8カ月ぶり。8日の官製メディアが動静を伝えた。
 7日の朝鮮中央テレビでも、金総書記の農場視察に同行した張・金夫妻の画像が流れた。
 放送では金敬姫氏の名前は読み上げられなかったが、金総書記に密着し、記念写真にも納まっていた。
 
 金敬姫氏は金総書記にそっくりの性格といわれる。酒好きがたたり、アルコール依存症で長年、フランスのパリで療養していたという。
 その金敬姫氏の“復活”について早大国際教養学部の重村智計教授は「後継者をめぐる李済剛氏(党組織指導部第1副部長)との争いに勝利したようだ。金敬姫氏は金総書記の異母弟、金賢氏の母親のような存在で、金賢氏を後継に推そうとしていた」と語る。
 
 韓国の国家情報院や西側メディアは、金総書記の後継者として正雲氏が最有力としているが、その後ろ盾は李済剛グループ。金敬姫氏が頭角を現してきたことで「正雲氏が後継者になるわけがない」と重村氏はみている。
 
 コリア・レポート編集長の辺真一氏も「金敬姫氏は、後継者の右腕として女帝のような存在になるつもりではないか。後継者については、情報量の多さでは正雲氏だが、その情報の出所は主に韓国当局。
 世論の関心を引くために恣意的に流した可能性もあり、信憑性に問題がある」と語る。
 
 韓国の情報機関が国会議員に「正雲氏内定」を伝達したのは今月1日。当時、韓国では盧武鉉前大統領の自殺が最大の関心事で、前大統領の捜査を容認した現政権への不満が高まっていた。
 辺氏は、現政権があえて北の後継者情報を流し、世論の関心をそらした可能性がある、というのだ。
 
 将軍様は「冷え性」だそうだ。さらに、ある民間の研究者は「北のメディアは金総書記の動静は積極的に報道しているが、後継者を臭わす表現は一切ない」と話す。
 金日成主席の時代、金総書記がデビューする直前には「党中央」「指導の星」「未来の太陽」といった隠語が頻繁に伝えられた。だが、官製メディアは今も金総書記の称賛ばかりだ。
 
 その金総書記。例年5月上旬には“衣替え”していたが、6月に入っても冬用コートで現地指導する姿が報じられている。辺氏は「やせた姿を隠すためか、健康不安のどちらかでしょう」と指摘する。「冷え性」ではカリスマ性にも問題が出てきそうだ。

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