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ごたごたと混乱の果て中国に 遠慮しいしい国連決議 (06月10日)(水)

 夜中に白石一文「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」を読む。山本周五郎賞受賞作である。
 8時30分 トーヨーで打ち合わせ 8時50分 区へ行く 10時 日下部氏が来訪打ち合わせ 11時 大場氏が来訪して懇談 11時30分 渡邉氏と4人ですがたで昼食。 12時30分 退庁 13時 下倉氏 13時30分 大河原氏 14時 伊井氏 15時 大屋氏 佐原氏と懇談 18時 三田氏 大森氏と懇談 夜は 手紙 書類 雑誌の整理をした。
 

●韓国の朝鮮日報が報じたところによると・・・
 北朝鮮の第2回核実験に対する国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議案交渉は9日(現地時間)、妥結した。
 国連消息筋は、「米国・イギリス・フランス・中国・ロシアの安保理常任理事国5カ国と、韓国・日本を加えた主要7カ国(P5+2)は同日午前、国連本部で会議を行い、北朝鮮の第2回核実験に対する安保理としての制裁決議案に最終合意した」と述べた。
 
 この消息筋は「これまで西側が提示した案のうち、内容の一部に難色を示していた中国がこれまでの見解から譲歩し、米国と西側陣営が提示した折衷案を受け入れた」と明かした。
 主要各国が制裁案に合意したのに伴い、安保理は同日中に全体会議を召集し、各理事国に決議案を回覧した後、早ければ10日にも採択するとのことだ。
 
 安保理は、2週間以上にわたる全体協議や個別接触などを通じ、06年に採択された1718号決議を基に、追加制裁を盛り込んだ決議案を確定した。
 最も大きな争点になった「疑わしい船舶に対する公海上の強制検査(臨検)」条項は、強制性をなくす方向で調整されたことが分かった。
 当初、米日が主導していた案には「すべての加盟国が、合理的な理由があれば、船積み国の同意の下、公海上で北朝鮮に対する輸出入禁止品目を含んでいると判断される貨物を積載した船舶を検査する権利を持つ」という内容が盛り込まれていた。
 
 しかし、中国側は北朝鮮の反発による公海上の衝突などを懸念し、「北朝鮮の主権を侵害する恐れがある」と難色を示し、最終的には「禁輸物資が積載されていることの根拠がある場合、貨物検査を要請できる」というものにトーンダウンしているという。
 
 北朝鮮の金融取引制裁と武器輸出入関連制裁については、米日の主張がほぼ受け入れられているとのことだ。対北朝鮮金融支援は、人道的目的や非核化促進目的を除いては行えないようにし、北朝鮮に対する武器禁輸品目も、従来の1718号決議ではミサイルや核兵器など大量破壊兵器(WMD)に限定されていたが、今回の決議案では「あらゆる武器、あらゆる関連物資」へと範囲が大幅に拡大している。
 
 また決議案は、北朝鮮の第2回核実験を「最も強く糾弾する(condemn in the strongest terms)」としている。これは、安保理で特定事案を非難する際に使う最も強い表現だ。
 政府当局者は「中国の反対により一部条項はトーンダウンしているが、それでも今回の決議案にはこれまでのどの決議案よりも強力な制裁内容が含まれている」と話している。
 
●国連安保理の対北朝鮮決議案、主な内容(暫定案)
 北朝鮮に対する輸出入禁止品目を船積みしたという証拠があれば、公海上で該当船舶に検査の要請が可能
 人道的目的や非核化促進目的以外には対北金融支援禁止
 北朝鮮に対する武器・関連物資はすべて禁輸
 北朝鮮の第2回核実験を最も強く糾弾
 

●若者を中心に「大麻汚染」が広がっている。大学生から力士、芸能人、プロテニス選手、歯科医まで次々と摘発され、とどまる気配がない。心理的なハードルが低い半面、健康やその後の人生を狂わせる可能性もある。
 
 大阪府の1人暮らしの男性(34)は数年前、大阪・ミナミのアメリカ村で袋に入った大麻の種を約3000円で購入した。
 押し入れで栽培して自分で使った。「温度調整や光の照射時間など栽培に根気がいるが、栽培方法が載った本も売っている」と言う。
 大麻の違法栽培は年々増えており、厚生労働省近畿厚生局麻薬取締部によると全国の検挙件数(07年)は192件で10年前の4倍を超えた。
 種だけでなく、栽培方法を記した本や栽培キットがインターネットで簡単に手に入る。
 
 「強力な酩酊(めいてい)感」「早期の収穫が可能」。種の販売サイトにはこんな宣伝文句が並び、価格は10粒で1万〜2万円程度。
 同部は「大麻は国内で唯一、自給自足できてしまう麻薬。ネットが大麻栽培を増加させている側面もある」と分析する。
 
 大麻は別名マリフアナ。幻覚物質のテトラヒドロカンナビノール(THC)を含み、たばこのように吸煙すれば錯覚や幻覚を起こす。
 「ゲートウェイ・ドラッグ」(麻薬の入門薬)とも呼ばれる。
 同部の原田進部長は「覚せい剤と比べて注射器も使わず、ファッション性がある。初心者にとってハードルが低い」と説明する。府内の元麻薬常用者も「大麻をやっていると、覚せい剤に手を出しやすい。
 自分も売人に覚せい剤を勧められた」と話す。
 
 大麻が広がる背景には「健康への害はない」という誤解がある。
 しかし、大麻に詳しい長崎国際大の正山征洋教授(薬品資源学)は「たばこより発がん性が高く、害がないというのは大きな間違い。繰り返し使用すると、何事も怠けてしまう無動機症候群になったり、記憶力も低下する」と警鐘を鳴らす。
 同部によると、全国の大麻取締法違反容疑での検挙件数(07年)は3388件で検挙者数は2373人(別に年齢不詳が2人)。
 20代が1430人と突出して多く、19歳以下も184人。一方で50歳以上は75人と少ない。
 
 大麻取締法は所持で懲役5年以下、栽培は懲役7年以下と規定するが、使用には罰則がない。しかし、厚労省監視指導・麻薬対策課は「友達の大麻を一緒に吸って共同所持で立件されるケースもある。決して使用しても罰せられないわけではない」とくぎを刺す。軽い気持ちが予想外の結果を招くことになる。
 「逮捕、懲戒免職、退学……。自分の生活を根底から崩すリスクを冒してまで大麻をやる価値があるのか。冷静に考えれば分かるはずだ」。ある捜査関係者は語気を強めた。

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