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鳩山の故人献金騒動に またも混乱政争のうず (07月01日)(水)

 曇りで九州地方は激しい豪雨だということである。 22−28度C
 8時 田坂氏が案件があって来訪懇談 午前中は原稿書き 12時30分 日本國際問題研究会の総会 昼食会 
 15時 われわれ会に出る。 19時 江戸川1009ボランティアフェスタの実行委員会で実行委員長の挨拶(GP) 夜は鵜田ひとし「江戸文学と芭蕉」を読む。
 

●民主党の鳩山由紀夫代表が30日の記者会見で、自身の資金管理団体の政治資金収支報告書に、虚偽の記載をした問題を釈明した。
 「政治とカネ」問題の説明責任を自ら果たすことで、盛り返した党勢の退潮を最小限に食い止める狙いがある。ただ、中央突破を図った鳩山氏の賭けは、かえって世論の不信感を増幅させる危うさもはらむ。次期衆院選後の政権交代の実現に向け、民主党の屋台骨が再び揺らいでいる。
 
 会見に臨んだ鳩山氏は、終始神妙な面持ちを崩さなかった。「政治団体の代表者として国民に深くおわびする」。代表就任後、さいたま、千葉の両政令市長選で支援候補を当選させるなど順調な党運営をしてきただけに、自身の政治資金問題でつまずいたことへの無念さがにじんだ。
 
 鳩山氏はまた、4人の弁護士を同席させて、「鳩山個人として申し上げたい」と強調した。
 自身の問題が党勢に悪影響を与えることを懸念したのは明らかで、岡田克也幹事長も「個人の問題について説明責任を果たし、納得できる内容だった」と強調した。
 鳩山氏周辺は会見を開く日程について、慎重に検討していた節がある。
 実際、鳩山氏は周辺のアドバイスを受け入れ、先週初めに会見開催を模索。
 しかし、ある幹部が疑惑の広がりが読み切れないとして、見送らせた経緯がある。
 
 30日に会見を開いたのは、次期衆院選の前哨戦と位置づけている静岡県知事選(5日投開票)や都議選(12日投開票)を控え、疑惑を引きずったままでは選挙戦にマイナスとの判断がある。
 政府・自民党が衆院解散・総裁選の実施時期をにらみ、党役員人事・内閣改造を検討するなど、混迷を深めているため、世論の関心をかわせる好機とみていたのは間違いない。
 
 鳩山氏の会見を受け、党内では、「迂回(うかい)献金など重大な違法事実がないので、今後の党運営に影響ない」(中堅)との見方が大勢だ。自民党二階派のパーティー券購入問題をめぐり、東京第3検察審査会が「起訴相当」との議決をするなど、西松事件をめぐる東京地検特捜部の動きも、鳩山氏の問題をかすませるとの期待もある。
 
 ただ、次期衆院選の「顔」となる代表に再び「政治とカネ」に絡むスキャンダルが見舞った影響を見通せないのは事実で、「党のイメージダウンにつながることは否めない」(若手)と懸念する向きもある。
 
 「資金管理団体、政党支部の代表者は政治家本人。領収書の多重使用などは事務的なミスではない」
 鳩山氏は平成19年9月、閣僚の事務所費問題が相次いで発覚したことを踏まえ、管理態勢の甘さを批判した。だが、その矛先は今、鳩山氏自身に向いているようだ。

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