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仕方なし最悪の時期にやけっぱち 自滅覚悟に与党ボケ解散 (07月18日)(土)

 大雪山系で死者10名の遭難事故があった。
 6時 起床 8時 案件があって吉中氏 左蜂氏 大谷氏と懇談 10時 立正佼正会江戸川教会の盂蘭盆会に出席した。 12時30分 林繁氏と案件があって懇談 14時  宮内よし子氏 花崎圭子氏と懇談 17時 赤柿氏 大谷氏と案件があって懇談。
 夜は中村大蔵「歴史のウソ」を読む。 
 

●自民党の小池百合子元防衛相が17日夜、石原伸晃幹事長代理がテレビ出演する所属議員の発言を監視する考えを示したことについて「大変残念だ」と批判した。
 両院議員総会開催を求める署名に応じた小池氏と党執行部として「麻生降ろし」鎮圧に回った石原氏の場外バトルの行方は−。
 
 発言が飛び出したのは、同党の丸山和也参院議員のパーティー。
 小池氏は、石原氏が同日の東京都連主催会合で「今後はテレビ出演する議員の発言を録画しチェックする。反党的発言があれば注意する」と警告したことを明らかにしたうえで、「そんなことでは自由も民主もなくなる」と不快感をあらわにした。
 実は、石原氏に対しては、党内で別の不満もうずまいている。
 
 反麻生陣営の若手は「石原氏は党幹部であると同時に都連会長だ。都議選での与党過半数割れという大惨敗に直接責任がある立場だ。にもかかわらず、人のせいにばかりして、偉そうな顔をしている」と語る。
 実際、石原氏は都議選について「東国原英夫宮崎県知事が総裁になるとかいろんな話があり、自民党が混乱しているイメージを与えた」と話しており、東国原騒動や「麻生降ろし」という国政の混乱が敗因と分析。
 ここ数日のドタバタ劇では、反麻生陣営が署名を届ける姿をカメラにおさめようとした秘書を恫喝する一幕もあった。
 
 都連は同日、都議選の大敗を受けて辞意を表明した石原氏を含む都連執行部5人の留任を決めた。総選挙直前に役員を交代することによる混乱を避けるためだが、前出の若手は「父親の石原慎太郎都知事も、新銀行東京など自分の失政をたなに上げ、都議選敗北の原因を国政に押しつけた。そっくりな親子だ。
 総裁候補なんてとんでもないよ」と話している。
 

●衆院が21日にいよいよ解散される。これを受け、与野党は事実上の選挙戦に入り、投開票日の8月30日まで暑い夏の戦いが続く。
 過去の解散には「バカヤロー解散」「黒い霧解散」など、象徴的な名称が付けられてきた。今回、与野党議員が思い浮かべた解散の名称は−。
 
 「がけっぷち解散」。自民党の山崎拓前副総裁はこう名付け、危機感をあらわにした。麻生内閣の支持率は、政権維持の危険水域である10%台にまでダウン。同党には、不人気の麻生太郎首相の下で選挙戦に突入することに悲観的なムードが漂う。
 総裁選前倒しを模索した山本拓衆院議員は「自滅解散」とあきらめ顔で命名した。
 
 首相を支持する党幹部の1人も「これは追い込まれ解散じゃないぞ」と周囲にくぎを刺すのが精いっぱいだ。ある公明党幹部は「土砂降り解散」と指摘する。「小雨の間、いつまでも雨宿りし続け、最後は土砂降りの中、飛び出さざるを得なくなった最悪のタイミングだ」
 
 一方、東京都議選など一連の地方選勝利で勢いに乗る民主党は「政権交代解散」(鳩山由紀夫代表)と意気軒高だ。渡部恒三最高顧問は自民党内の混乱を念頭に「破れかぶれ解散」と名付けた。
 社民党の福島瑞穂党首も「これしか選択肢がなくなってしまった解散」と皮肉った。
 
 首相は昨年秋、就任直後の解散を見送った後、何度も解散の判断を先送りしてきた。結局、投開票日は任期満了(9月10日)近くとなり、都議選惨敗のショックがさめやらない東京選出の与謝野馨財務相はこうつぶやいた。
 「解散という名に値するか判断が付きかねる」
 

●麻生太郎首相が21日に衆院を解散するのを前に、与野党から解散のネーミングを巡る発言が相次いでいる。
 自民党の命名は大半が後ろ向きなイメージで、求心力の衰えた首相のもとで、衆院選への展望が開けない政権の現状を反映している。
 
 「麻生降ろし」に動いた自民党の加藤紘一元幹事長は18日、民放番組で「与党ボケ解散」と命名。
 「両院議員総会を開かず、議員懇談会を非公開でやる。『大丈夫、次また与党政権がある』と思うのは違う」と、党執行部の危機感のなさを指摘した。中川秀直元幹事長も別の民放番組で「『予告解散』というか、党内では『しょうがない解散』だと言う人もいる。やや異例だ」と語った。
 
 東京都議選など一連の地方選挙で敗北した麻生政権は窮地に追い込まれている。
 反転攻勢の材料も乏しく、党三役の一人は「今回は『やりたくない解散』だな」と嘆く。党内からは「がけっぷち解散」「バンザイ解散」などの声も聞こえる。
 
 一方、勢いづく民主党。鳩山由紀夫代表は17日、記者団に「まさに『政権交代解散』なので、真摯(しんし)な思いでマニフェスト選挙を戦いたい」と自信をのぞかせた。
 小泉純一郎首相(当時)が郵政民営化の是非を問うた05年は「郵政解散」。
 麻生首相の祖父・吉田茂は「バカヤロー解散」(53年)で知られる。首相は21日の記者会見で衆院選への決意を表明するが、政府高官は「景気回復とか安心社会実現とか……。サプライズはない」と悲観的だ。

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