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惨敗の選挙終わりて呆然と 党立て直し五里霧中のまに (09月01日)(火)

 総選挙が終わって暑さが戻って来た。26−32度C
 8時30分 トーヨーで打ち合わせ 8時40分 区へ
 9時30分 障害者福祉課長の説明を受けた。 エルム
 CCMの監査
 13時 退庁 13時30分 葛西氏 村石氏と懇談(区内)
 

●楽天・野村克也監督(74)がプロ野球界同様、政治家の人材不足をボヤいた。
 野村監督は「今日(30日)は選挙か? 民主党圧勝? 首相は鳩山(由紀夫)? 頼りないなぁ…ホントに。首相なんてタイプじゃないだろ。貫禄ないよなぁ」とバッサリ。
 もっとも、これは鳩山代表に限った話ではなく、「今の政治家はみんな貫禄がないよな。やっぱり声とか大事だよな。田中角栄なんて、声でだいぶ得をしてた。吉田茂なんか体形だけでも貫禄があった」とインパクト不足を嘆いた。
 
 確かに、野村監督と親交のある中曽根康弘元首相や、共著がある野中広務元自民党幹事長もまた貫禄があった。
 そういった政治家を間近でみてきただけに、物足りなく映るのは仕方ないのかもしれない。
 常々、プロ野球界を「指導者の人材不足。年々安っぽくなっている」と憂えているが、政界についても同じように感じているようだ。
 
 ちなみに前回、自民党が野党に転落し、政権交代が起こった1993年は、野村監督がヤクルトで自身初の日本一になっている。楽天は30日のロッテ戦(千葉マリン)が雨天中止。
 4位の西武と3ゲーム差に縮まり、2位ソフトバンクとは4ゲーム差に開いた。
 果たして野村監督が、民主党のような快進撃をみせられるかどうか。
 

●民主党の圧勝で気になるのは日本経済への影響だ。株価や為替といった指標から、サラリーマンにとって切実な雇用や給料までどう変わるのか。専門家に聞いた。
 半年先の経済情勢を織り込んでいくといわれる株式市場。民主党圧勝でどうなるのか。
 
 「中立か、ややネガティブ(悲観)との見方が市場の大勢でしょう」と語るのは、みずほ証券エクイティストラテジストの瀬川剛氏。
 「バラマキ的な政策を強行した場合の国債増発懸念や、『ドル建て米国債は買わない』と民主党の経済閣僚候補が発言したと伝わるなど一抹の不安が残る」という。
 
 年末の日経平均株価を「1万1500円」と予測する瀬川氏。
 「世界経済の回復基調を受けて、上振れの可能性もある」と強気のスタンスだが、「民主党が証券優遇税制の即時撤廃など、市場を悪とみるような政策を取れば、他国よりも株価の戻りは鈍くなるかもしれない」と危惧する。
 輸出企業の業績を左右する為替はどうか。ニッセイ基礎研究所経済調査部長の櫨(はじ)浩一氏は「財政赤字の拡大懸念で金利上昇が注目されれば円高、(民主党の政策が)“日本売り”につながれば円安。どちらにしても当初は大きく動くかもしれない」とみる。ただ、「急激な政策の変化がないと分かれば、年末には現状とほぼ同水準の1ドル=95円前後に落ち着くのではないか」としている。
 
 民主党政権のもと景気はよくなるのか。大和総研では、民主党政権が自民党の経済対策を組み替え、マニフェスト(政権公約)を実行した場合の影響について、2009年度の実質GDP(国内総生産)を0.23%押し下げるが、10年度には0.12%押し上げると予測している。
 歳出見直しに伴う公共投資削減の影響が出る一方、高速道路無料化や子ども手当などの経済政策が10年度に効いてくるというわけだ。
 
 同総研シニアエコノミストの熊谷亮丸(みつまる)氏は「官僚をうまく使いこなせれば消費マインドもよくなるが、停滞するようなら株や債券が売られたり、円高を招いたりする可能性もある」と指摘。官僚との関係がポイントとみる。
 
 また、第一生命経済研究所主席エコノミストの熊野英生氏は「民主党政権が自民党の景気対策や予算の見直しを急激に行うと、成長力を下押ししかねない」と懸念する。
 サラリーマンにとって最大の関心事である雇用と給与の問題では、雇用問題に詳しい上武大教授の田中秀臣氏が「失業率は過去最悪の水準で高止まり、給与の減少も止まらないだろう」と衝撃の予測をする。
 
 田中氏は民主党の経済政策について「企業や公務員の分け前を家計に回すというのはケーキの切り分け方だけを変えるようなもので、ケーキを大きくする(経済を成長させる)発想が見当たらない」と指摘。
 
 「雇用の安定化を目指すという声が(民主党から)聞こえてこない。このままでは限られた予算の分け前をめぐって利害対立が激化し、社会全体が暗い雰囲気になる」と警告する。
 民主党政権のかじ取り次第で、日本経済は明るくも暗くもなるということのようだ。

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