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借り衣装認証式に間に合いて  鳩山内閣ここに誕生 (09月20日)(日)

 曇り23−27度C
 9時30分 日本文芸家協会の会合 小田原へ行く  11時 交流会 13時 座談会
15時 懇談会 19時 帰京
 

●鳩山由紀夫首相が21日から26日まで米国を訪問する。初外遊だが、外交や安全保障は長らく民主党の弱点とされてきた経緯があるだけに、“友愛外交”の真の実力が明らかになりそうだ。
 ブティックで服を新調したという幸夫人(66)も同行予定で、ファーストレディー外交にも注目が集まっている。
 
 訪米の目的は、国連総会と米ピッツバーグで開かれる第3回金融サミットへの出席。ニューヨークでの国連総会では、23日から始まる一般討論で演説するほか、気候変動サミットと、核軍縮・不拡散をテーマにした首脳級特別会合にも出席。
 滞在中にオバマ大統領や中国の胡錦濤国家主席、韓国の李明博大統領、ロシアのメドベージェフ大統領らと首脳会談を行う予定だ。
 
 平野博文官房長官は18日午前の記者会見で「民主党の政策を世界に訴える絶好の機会になる」と強調した。鳩山外交が具体的に動き出すわけだが、実力度はいかほどか。
 まず対米。ニューヨーク・タイムズ紙に掲載された鳩山氏の論文が、「反米的」と危険視された。北沢俊美防衛相がインド洋の給油活動を来年1月以降は延長しない姿勢を改めて示したことや、連立を組む社民党がこだわる沖縄県の米軍普天間飛行場移設を含む米軍再編問題も懸念材料といわれている。
 
 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「ルース駐日米大使は、鳩山氏と同じスタンフォード大のOB。同大OBのつながりは強い。ルース氏とオバマ氏のホットラインを生かし、鳩山−オバマの距離感が一気に縮まる可能性はあり、心配はいらない」と語る。
 岡田克也外相も、18日に会談したキャンベル国務次官補と個人的に親しいなど、独自のパイプを持っている。
 
 中国も鳩山政権を歓迎。特に岡田氏には、「良いイメージがある」(現地紙)と期待を寄せている。指導部では次期首相候補の李克強副首相と親交がある。
 ロシア関係では鳩山首相は17日、北方領土問題について「できれば半年で国民の期待に応えたい」と意欲をみせた。1956年にソ連との国交回復を果たした鳩山一郎元首相の孫に当たるというブランドがあり、鳩山首相自身も民間友好団体「日ロ協会」の会長も務める親ロ派だ。
 
 さらに、岡田氏が民主党で地球温暖化対策本部長を務めていることに注目する関係者も多い。
 事情通は「日本のゴアとして、環境外交に力を入れている。北欧の関係者などと、意見交換を精力的にしている」と語る。
 
 一方、別の意味で大きな注目を集めているのが幸夫人だ。今回の訪米にも同行し、17日にはブティックに行ったという。「金星に行った」、「トム・クルーズは前世で日本人だった」という発言が海外メディアに連日のように報道された。
 英日曜紙サンデー・タイムズは幸夫人の国際舞台登場を、ジャーナリストにとっての「天の恵み」と表現するなど、世界が待望している。
 
【鳩山首相の主な外交日程】
9月21日 訪米
  22日 国連主催の気候変動会合出席(ニューヨーク)
  23日 国連総会で一般討論演説(同)
      日米、日韓首脳会談
  24日 G20金融サミット(〜25日、米ピッツバーグ)
  26日 帰国
10月上旬 首相が訪中、日中韓3カ国の定期首脳会談
11月14日 APEC首脳会議(〜15日、シンガポー ル)
同月中 オバマ大統領が初来日?
12月7日 国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(〜18日、デンマーク)
 

●菅国家戦略相は20日のNHK番組で、2010年度予算の編成について、「英国などは3年くらいのメドを立て、単年度に落としていくという複数年度の予算をやっている。そういうことを考えていきたい」と述べ、事実上、複数年度にまたがる予算編成の検討に着手する考えを表明した。
 
 国の予算は、憲法で「単年度主義の原則」が定められ、財政法でも、各年度の経費はその年度の歳入で賄う「会計年度独立の原則」がうたわれている。複数年度予算の検討は、予算の使い残しを翌年度以降に繰り越すことを認めることで、柔軟で効率的な予算執行を可能にする狙いがある。
 
 これに関連し、政府高官は20日、予算編成のあり方を抜本的に見直すため国家戦略室に検討チームを設置する考えを明らかにした。10月上旬にも素案をまとめ、閣僚委員会に提示する方針だ。

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