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二年ぶり大型台風上陸す 列島縦断つめあとの多く (10月08日)(木)

 大きな台風18号が日本の本州を縦断した。18−25度C 朝から豪雨のち晴れるが午前中は強風が続いた。
 午前中 家にいる。 午後 外出する。 夜はルネ・プレヴァン「フランス現代史」を読む。 
 

●8月30日の衆院選勝利以降、長引いてきた民主党の新体制構築がようやく完成した。
 新体制は、来夏の参院選での必勝に向け、参院からの登用に比重を置き、“小沢一極集中体制”を鮮明にした。
 「私が地方へ出ることがたぶん、多くなる。そういうことを想定し、幹事長の職務をやっていただくという意味で、輿石氏にお願いした」
 
 小沢幹事長は7日の記者会見でこう語り、小沢氏自身が来夏の参院選で前面に出て戦う考えを示唆した。
 今回の人事では、輿石東氏に限らず、参院からの登用が目立つ。
 小沢氏を除く役員会メンバー9人のうち、参院議員が6人を占めており、参院選を強く意識した布陣となっている。
 輿石氏が就く幹事長職務代行は、党内の「ナンバー2」という位置づけだ。
 
 輿石氏と小沢氏は、もともと近い関係だったわけではない。
 2007年夏の参院選で民主党が参院第1党になって以降、「参院の運営を束ねる輿石氏の力を小沢氏が評価した」(小沢氏周辺)とされる。
 輿石氏も小沢氏の評価を意気に感じ、2人は急速に接近した。
 今年に入り、西松建設の違法献金事件で小沢氏の代表辞任論が高まった際、輿石氏は「辞任の必要はない」と最後まで擁護し続けた。
 
 小沢氏は、7日の記者会見前に党本部で輿石氏と約30分間会談。
 記者会見では、「(鳩山首相からは)任せていただいておりますので(相談していない)。輿石さんと相談して決めた」と語った。
 ただ、輿石氏の登用の狙いについては、党内に、「参院の『輿石体制』は長く続いており、不満を持つ者も多い。 盤石ではないからこそ、小沢氏はあえて『ナンバー2』に据えて引き締めを図ろうとしたのではないか」(関係者)と見る向きもある。
 副代表や代表代行、幹事長代理を置かず、全体をスリム化したことも特徴だ。
 
 小沢氏周辺は「代表代行だとか副代表だとか、いろんなポストがあって紛らわしい、と小沢氏は感じたのだろう」と解説する。
 だが、スリム化は小沢氏の力を強めることにもつながりそうだ。
 役員会メンバーには、輿石氏のほか、選挙対策委員長の石井一・前副代表、総務委員長の奥村展三・元役員室長ら小沢氏側近が並んだ。
 中堅のホープと目される細野豪志組織・企業団体委員長も、党内では前原国土交通相のグループに属するが、最近は小沢氏に急接近している。
 
 14人の副幹事長も同様だ。元秘書の樋高剛氏、衆院選で太田昭宏・前公明党代表を破った青木愛氏、旧自由党から行動を共にする佐藤公治氏らも側近として知られる。
 民主党関係者は「自身に盾突くものには冷や飯を食わせ、ひれ伏すものは登用する。まさしく『小沢流』だ」と解説している。
 鳩山首相は7日夜、首相官邸で記者団に、「いいシフトをつくってもらった」と満足そうに語ったが、今回の人事で民主党の「小沢支配」は確実に進んだと見る向きは多い。
 

●鳩山由紀夫首相の故人・架空献金疑惑で、訂正手続きをとっていない2004年分の政治資金収支報告書にも、故人や実際に献金していない人の名前が記載されていたことが7日、分かった。04年分は政治資金規正法の虚偽記載罪の時効が成立しておらず、虚偽記載額は鳩山氏側が公表した額より増える可能性が出てきた。
 
 鳩山氏側は6月30日、虚偽の記載は05〜08年の4年間で計約90人(193件)、総額2177万8000円に上ると公表した。
 しかし、産経新聞が04年の収支報告書に寄付者として名前が記載された人に取材したところ、複数の人が「献金していないのに勝手に名前を記載された」と証言した。  鳩山氏側は04年分以前については「資料がない」(弁護士)などとして詳しい調査を行わず、訂正していない。ただ、04年分以前についても虚偽記載は「ありうる」(同)としている。
 東京地検特捜部は今月に入り、収支報告書に名前を勝手に記載された人たちから参考人聴取を始めるなど捜査に着手している。
 

●鳩山政権発足後初めての国政選挙となる参院補選(改選数1)は8日告示され、17日間の選挙戦の幕が開く。出馬を予定している民主党、自民党、共産党、幸福実現党の新人4人とも表明が先月にずれ込んだ「短期決戦」。与野党が逆転した民主、自民両党は告示日に幹部を動員し、総力戦の構えだ。
 
 補選は、坂本由紀子・前自民党参院議員が7月の知事選出馬のため議員辞職したことに伴って実施される。
 立候補を予定しているのは、民主党公認の医療法人理事長、土田博和氏(59)=国民新党推薦▽自民党公認の富士常葉大非常勤講師、岩井茂樹氏(41)▽共産党公認の元衆院議員、平賀高成氏(55)▽幸福実現党公認の同党特別顧問、矢内筆勝氏(48)。
 
 民主党は「政権与党としての評価が問われる選挙」と位置づけており、8日の出陣式には菅直人副総理が駆けつける予定だ。
 補選での勝利を「再生の第一歩」と掲げる自民党は8日、大島理森幹事長と尾辻秀久参院議員会長が応援に入り、組織固めを図る。
 
 共産党は無党派層への浸透を目指し平賀氏は街頭演説を繰り返す。幸福実現党は都市部で支持拡大を図る。
 一方、告示に先立つ7日、県選挙管理委員会は立候補届け出の受け付けリハーサルを行った。本番と同じ県庁内の会場で、職員が候補者役を務め、一連の作業を確認。受け付け順序を決めるくじ引きや、腕章など「七つ道具」の受け渡しなどの手順を確かめた。

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