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自殺者が一〇年超えて三万人 不安の人生身近にせまりて (11月17日)(火)

 冷たい雨が一日中降っていた。10−16度C 
8時30分 トーヨーで打ち合わせ 8時45分 区へ
 9時30分 宇喜田小へ監査に行く 13時 小岩小へ監査へ行く 16時30分 ベルク リンケージが案件があって来訪要談(トーヨー) 18時30分 江東地区5区監査委員忘年会(墨田区・とんぼ)
 

●政府は17日の閣議で、2008年度版の「自殺対策白書」を決定した。
 08年の自殺者数は3万2249人で、前年から844人減ったものの、11年連続で3万人を上回った。
 白書では、06年から09年にかけて自殺者46人の遺族を対象に、原因などを聞き取り調査した結果も公表した。
 それによると、12人が自殺前の1年間に過度な飲酒などをしていたことが分かり、白書は「借金などの悩みを紛らわせるため大量に飲酒し、精神状態を悪化させている可能性がある」と分析している。 
  
 
●鳩山由紀夫内閣の支持率低下が一段落した。70%台という政権発足直後の高支持率から、日本郵政社長の「天下り人事」などで評価を下げていたが、先週スタートした無駄洗い出しの「事業仕分け」の攻防劇が窮地を救ったもよう。
 ただ、友愛・鳩山丸の行く先には荒海が待ち受けている。
 
 フジテレビ系「新報道2001」(12日実施)の世論調査では、内閣支持率は前回より2.8ポイント増の66.2%。日本テレビ(13〜15日)でも0.3ポイント増の66.3%だった。16日の朝日新聞は3ポイント減少したが、いまだ62%と高い。時事通信社(6〜9日実施)は54.4%だった。
 
 支持率をやや押し上げた背景として、来年度予算要求で霞が関をやりこめて「廃止」や「見直し」を連発する、行政刷新会議の事業仕分け作業があるとみられる。
 日本テレビの調査で、事業仕分けについて「行政の無駄をなくすのに役立つか」と聞いたところ、72.2%が「役立つ」と答えている。
 
 ただ、今後、支持率を低下させそうな要因は多々ありそう。
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設をめぐる閣内の混乱も「下げ材料」だ。
 鳩山首相と岡田克也外相、北沢俊美防衛相の発言に一貫性が見られず、永田町事情通は「ぎくしゃく感ばかりが目立つ。
 対応次第では内閣支持率をさらに低下させる“時限爆弾”といえる」という。
 
 さらに、民主党の看板「脱官僚主導」に疑問符がついた日本郵政社長や人事院人事官の人事、鳩山首相の故人・架空献金問題や小沢一郎幹事長に絡む西松建設事件の公判など…。鳩山内閣はこれから沈むのか、それとも浮上するのか。
 
 報道機関による鳩山内閣支持率は、
 支持/不支持
朝日新聞 62.0%(▼3.0)/21.0%(△5.0)
時事通信 54.4%(▼6.2)/22.8%(△7.2)
新報道2001 66.2%(△2.8)/23.4%(△2.4)
日本テレビ 66.3%(△0.3)/18.2%(▼0.6)
※カッコ内は前回比の増減。△はプラス、▼はマイナス
 

●人が死傷し、日本人観光客も巻き込まれた韓国南部、釜山市の室内射撃場「ガナダラ実弾射撃場」の火災で、同射撃場は41年前に静岡・寸又峡温泉で発生した金嬉老(きんきろう)事件の実行犯、金嬉老(80)も常連客だったことが分かった。
 現地の警察当局は火元が休憩室のソファ付近とみており、専門家は「薬莢(やっきょう)をリサイクルする工程で発火した可能性もある」と指摘している。
 
 金嬉老事件は1968年2月に発生。金氏は静岡県清水市内のクラブで暴力団組員2人を射殺し、寸又峡温泉の旅館に人質13人を取って立てこもった。
 この際、金はライフル銃に銃弾1000発、ダイナマイト120本を持ち込み、部屋で七輪をたいて自爆をほのめかした。そのうえで「警察に『朝鮮人が日本へ来てろくなことをしない』と辱められた」と謝罪を要求。
 担当刑事がNHKテレビを通じて謝罪し、静岡県警本部長が説得を試みた。
 金は連日、記者会見を行ったが、籠城5日目(88時間後)に記者を装った警察官に逮捕された。
 
 この間、メディアは「ライフル魔」報道一色となり、後に劇場型犯罪の元祖と呼ばれるようになった。
 金は75年に最高裁で無期懲役が確定したが、99年に仮釈放されて身元引受人の僧侶が住む韓国・釜山へ渡った。関係者によると、金氏はガナダラ実弾射撃場で時々、実弾射撃を楽しみ、腕前はそこそこだったという。
 
 「釜山市内には射撃場が4カ所あり、火災のあった射撃場は唯一、街の中心部にある。韓国人男性は兵役でさんざん銃を撃っているので、お客のターゲットは日本人。最近は女性にも人気がある」(現地の日本人駐在員)。そんな中で、金氏の姿は異色だったとみられる。
 同射撃場には38口径を中心に、ガンマニアも納得できるオートマチックとレボルバー、約15種類の拳銃が用意されていた。
 
 火災原因について、軍事ジャーナリストの世良光弘さんは「銃弾を発射する際に銃口から光が出るが、銃自体が発火の引き金になったとは考えにくい」と語る。
 そのうえで、「韓国だけでなく、グアムやハワイの観光客向け実弾射撃場では反動を和らげるために銃弾の火薬の量を少なくしている。薬莢をリサイクルし、少ない火薬の銃弾を機械で作ることも可能。発火するならば、その工程の可能性がある。
 また、射撃場の防音材は可燃性が高いため、火の回りが早かったのではないか」と推測する。
 聯合ニュースによると、射撃場では火薬の詰め替え作業も行われていたといい、警察当局は遺体の身元確認とともに出火原因の調べを進めている。

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