<カレンダーへ戻る
バックナンバー 

消費税引き上げの論議始まるも 政権に逆風行き先分らず (02月20日)(日)

 人間は死ぬとゴミすら残っていない。大昔に父母が亡くなった墓所を開けたら、腰の高さまで水浸しで、骨壷の中は泥水だけだった。
 晴れ 3−10度C 11時 亡くなった姉の49日忌法要で納骨に菩提寺へ行った。 12時30分 追善忌昼食。
 13時30分に終了して解散。 家で原稿を書く。 夜は工藤美代子「関東大震災」を読む。
 

●民主党の小沢一郎幹事長が推し進める「永住外国人への地方参政権付与法案」の行方に暗雲が立ち込め始めたようだ。 小沢氏は今通常国会で強行成立させる構えを見せているが、先の政治資金規正法違反事件の影響で求心力が低下。
 これまでのような強引な党内運営ができなくなりそうなためだ。
 夏の参院選や来年春の統一地方選を見据え、剛腕幹事長は問題法案をどう扱うのか。
 
 「ひとまず安堵した」韓国与党ハンナラ党関係者は、小沢氏が政治資金規正法違反事件で不起訴処分になった直後、こう語ったという。
 この発言は、参政権付与を働きかけてきた在日韓国人や韓国政府の心情を吐露したものだが、現状はそう簡単ではない。
 参政権付与は、(1)憲法の第15条(公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である)に違反する可能性(2)内政干渉を許す恐れ(3)外国人参政権がない国が多数−といった問題点が指摘されている。
 
 国際政治学者の藤井厳喜氏は「オランダでは、外国人を大量に受け入れて参政権を与えた結果、社会に亀裂が生まれ、治安が悪化したと聞く。
 反対の論陣を張った映画監督が外国人に殺される悲劇もあった。
 日本の場合、領土問題がある外国の人々に参政権を与えることになり、国益の観点から考えてあり得ない」と語る。
 さらに、小沢氏周辺や社民党、公明党は賛成しているが、自民党やみんなの党は「参政権を行使したいなら日本人になって(=帰化して)ほしい」(渡辺喜美代表)などと反対。
 
 与党内でも、国民新党の亀井静香代表が「与党3党間で合意しない限り閣議に提出できない」と反対する考えを重ねて表明していいるほか、民主党内にも「猛反対する議員が20人から30人はいる」(党関係者)という。
 内閣支持率が急落する中、与党内に亀裂を生み、国民感情に火をつけかねない法案だけに、鳩山由紀夫首相も
 「内閣の内部でまだ考え方が1つにまとまっていない。あまり強引に行ってもいけない」などと、今国会の法案提出に慎重な姿勢を見せ始めている。
 
 小沢氏は問題法案をどうするのか。政治評論家の小林吉弥氏は「小沢氏は法案を、(1)在日韓国人の選挙協力(2)公明党を自民党から離反させる−という選挙対策で進めていた面がある。
 事件は不起訴となったが、国民の小沢批判はまだ収まらない。
 首相も距離を置き始めている。とても与党内の反対を無視して成立させる力はない」とみている。
 
【外国人参政権の問題点】
(1)憲法の第15条や第93条に違反する可能性
(2)合法的な内政干渉を許す恐れ
(3)世界では、外国人参政権がない国が圧倒的多数
(4)永住外国人の帰化を妨げる
 

●20日午後3時20分ごろ、米国ワシントン・ダレス空港から成田空港に向かっていたユナイテッド航空897便(ボーイング747―400型、乗客・乗員264人)について、「乱気流に遭ってけが人がいる」と同航空から国土交通省成田空港事務所に連絡があった。
 アラスカ・アンカレジ上空を飛行中に遭遇したとみられ、同3時45分ごろ成田空港に着陸、けがをした18人が病院に運ばれた。
 
 千葉県成田市消防本部によると、自力で歩ける人がほとんどで15人は軽傷だが、3人は入院が必要な状態だという。日本人が何人含まれるかは明らかになっていない。
 同事務所によると、同機は同日午前10時55分ごろ、高度9700メートルから9200メートルに降下中に乱気流に遭遇したらしい。
 航空関係者によると、当時、現場付近は南からの強いジェット気流があり、高度1万1千メートル付近は風向、温度とも激しく変化していたという。
 
 複数の乗客によると、客室内はシートベルトの着用を指示する表示が出た直後に揺れたという。
 米・ニューヨークに滞在し一時帰国した30代の女性は「シートベルトのサインは出ていたが、間に合わず、床に投げ出された人もいた」と話した。
 川崎市の会社員(34)は「ボーンと落ちる感覚がして30秒間くらい激しく揺れた。客室乗務員が食事の用意をしていた時で、ご飯や氷、食器が機内を飛んでいった」と話した。
 
 日本航空の747型のベテラン機長小林宏之さんによると、アラスカ上空は山岳地帯の地形の影響で気流が乱れやすいうえ、高度1万メートル付近でもジェット気流の変化などで乱気流が発生しやすいという。
 晴れている状態で起きる「晴天乱気流」の場合は、変化が目に見えにくいため回避は困難だという。
 

●北京発 時事通信
 中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は20日、オバマ米大統領とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世との会談について、国際協調路線への転換を掲げた「オバマ外交」が「口先だけであることを証明した」と批判する社説を掲載した。
 
 社説は会談について「中国の力が弱くて会談を阻止できなかったわけではない」と強調。その上でオバマ氏が就任後、外交の変革をアピールして世界を期待させたが、「(会談強行は)オバマ氏に決意がなく、自分が語った公約を実行する力もないことを示した」と指摘している。
 

●中井洽国家公安委員長は20日午後、水戸市のホテルで開かれた民主党茨城県連のパーティーであいさつし、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相と国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相が閣議で頻繁に発言していることを紹介した上で「よくしゃべる。党の大きさに合わせもうちょっとおとなしくしてくれたらいいのになと毎日思っている」と不快感をにじませた。
 
 これまでに米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題や2010年度予算編成などの重要課題で両氏に振り回された場面もあり、つい本音が出たようだ。もっとも、言い過ぎたと思ったのか、即座に「こういうことを言うと連立政権が壊れるので、うまく議論をしながら期待に応えられるように頑張っていきたい」と付け加えた。

<カレンダーへ戻る