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認知症七人死亡札幌で グループホーム未明の火災が (03月14日)(日)

 春爛漫のような暖かい日、8−17度C 午前中 原稿 午後 外出 夜は与謝野馨「民主党が日本経済を破壊する」 加藤恭子「昭和天皇と美智子妃」 文学界4月号を読む。
 

●トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」などが急加速したという報道が米国で連日大きなニュースとなったが、ここにきて「でっちあげ」や「ねつ造」の疑いが相次いで発覚している。
 米カリフォルニア州でプリウスが急加速し減速しないとされるトラブルをめぐり、米メディアは、この車を運転していた男性の行動に疑惑が浮上していると相次いで伝えた。一部のジャーナリストは「でっち上げだ」と指摘した。
 
 男性は同州サンディエゴで8日、警察に通報。駆けつけたパトカーがプリウスの前方に立ちふさがる形で強制的に停車させ、全米でその映像が大きく報じられた。
 男性は通報でブレーキを踏んでも加速し続けたと訴えたが、プリウスはアクセルとブレーキを同時に踏むとエンジン出力を低減する仕組みが導入されており、男性が主張した現象は構造上起こり得ないことが判明した。
 
 タイヤへの動力の伝達を遮断するため、ギアの位置をニュートラルに変えるように警察が繰り返し求めたにもかかわらず、男性は無視し続けた。この点について、事故を誘発しようとしていたとの疑念も持ち上がった。男性が金銭に困っていたとの報道もある。
 事故直後にトヨタを訴える意向を示していた男性は「訴えるつもりはない」と話した。
 
 一方、米大手ネットワークのABCテレビは、電子制御システムの異常でトヨタ自動車の車に急加速が発生する実験を放送したニュースで、映像を不適切に編集した「誤り」があったことを認めた。
 ABCは2月22日、電子制御システムの欠陥がトヨタ車のエンジン回転の急上昇を招く恐れがあるとする、南イリノイ大の准教授による実験の様子を放映。急加速するトヨタ車の映像と同時にエンジン回転数の急上昇を示すタコメーターの映像を盛り込んだ。しかしタコメーターの映像は実際には停止状態のトヨタ車のもので、急加速するトヨタ車とは無関係だった。
 
 また、11日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、トヨタ車の急加速の原因を「ブレーキとアクセルの踏み間違えだ」とする心理学者、リチャード・シュミットカリフォルニア大学ロサンゼルス校名誉教授の寄稿を掲載した。
 同教授は、今回の急加速の背景について「ブレーキを踏むつもりでアクセルを踏む運転者によって頻繁に起きることにある」と説明。原因に疑われる電子系統の欠陥ではなく、「人的要素」を指摘した。
 
 そのうえで、アクセルをブレーキと踏み間違えた結果、加速に驚いてさらにアクセルを踏み、車がますます急加速して事故に至る−という仮説を紹介。「(ノイズの多さなどから)人は意図するのと違う行動を起こす場合もある」としている。
 

●読売新聞朝刊の記事から・・・・
 自民党の与謝野馨元財務相の「新党宣言」が政界を揺さぶっている。
 発端は「文芸春秋」4月号の論文。「現執行部を刷新して『新生自民党』で出直す道もあるだろう。それがだめなら、思い切って、新党を含め新しい道を歩む決断をせざるをえない」。
 発売前の6日に与謝野氏が寄稿の事実を認め、党内は騒然となった。
 
 「あんた谷垣さん(禎一総裁)の側近だろ。支えてくれよ」。
 大島理森幹事長は8日、与謝野氏に近い園田博之幹事長代理を党本部に呼んで説得した。園田氏は谷垣氏の出身母体の古賀派所属だが、財政再建路線で通じ合う与謝野氏とのつながりも深い。
 園田氏は「今すぐではないが、先々に新党を考えている」と明言、決裂した。
 
 党内に反響が広がったのは、「谷垣降ろし」を公然とぶったことに加え、その延長線上に民主党の小沢一郎幹事長の影がちらつくからだ。
 与謝野氏周辺は「論文の末尾に『新たな旗の下で与野党議員を結集したい』とある。そこが一番のポイントだ」と強調する。
 小沢氏との連携も「当然そこに含まれる」というわけだ。鳩山政権の支持率が急落する中、今夏の参院選の結果、民主党会派が過半数を割り、衆院との「ねじれ国会」が再現すれば「政界再編もありうる」(小沢氏周辺)との観測も広がる。
 
 民主党内では資金管理団体の土地購入を巡る事件で不起訴処分になる一方、世論からの辞任圧力が高い小沢氏の進退を巡り、小沢氏系と非小沢氏系の対立がくすぶり、選挙結果次第で党内分裂が起きる、という見方だ。
 与謝野氏と小沢氏は囲碁仲間で気脈を通じている。自民党幹部は「財政再建と消費税が小沢氏との接点になる」と解説。
 小沢氏に近い民主党関係者によると、小沢、与謝野両氏は最近会っていないが、小沢氏周辺が園田氏と時々接触。「何かしようと思ったらすぐにつながる関係だ」と明かす。
 
 自民党内の新党論の先駆けとなり、各種の世論調査の人気度調べで鳩山由紀夫首相をしのぐ舛添要一前厚生労働相は、与謝野氏の動きについて「私も同じ問題意識で発言し、行動している」と意を強くしている。
 しかし、与謝野氏に同調する動きは広がりを欠く。10日、与謝野氏主宰の勉強会「正しいことを考え実行する会」には衆参両院議員ら16人が出席。与謝野氏は「危機感を共有してほしい」と呼びかけたが、大勢は「谷垣氏の下での執行部刷新」。
 小沢氏との連携という憶測は広がるが、勝算は見えてこない。

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