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闇の中現れ出でたる黒き影 金権魔者の鳩山の怪 (03月27日)(土)

 暗い曇りの一日であった。 7−12度C 午前中 身辺に積み上げられた書籍の整理をする。 午後も整理をした。 16時30分 電車で上野へ行く 17時30分
 懇談 18時30分 2010都民芸術フェステバル公演
 バレー『ジゼル』全幕 音楽 アドルフ・アダン 演出 メアリー・スキーピング 指揮 渡邉一正 演奏 ロイヤル・メトロポリタン管弦楽団 主演 酒井はな テーラー麻衣 ファビアン・ライマー 沖潮隆之など。 21時終了。
 夜は笠智衆「小津安二郎先生の思い出」を読む。
 

●北京発 時事通信
 日本で起きた中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、中国当局は毒物を混入したとして拘束したギョーザ製造元、天洋食品の元臨時従業員について「会社に対する給料や待遇、同僚への不満があり、うっ憤を晴らすのが目的だった」と断定し、日本側に通告した。
 「日本を狙った犯行」ではないと強調し、両国の戦略的互恵関係を前進させようという狙いも見え隠れしている。
 
 毒物が混入された同社の製品が日本向けだったことから、事件は当初、日本に恨みを持つ者の犯行との見方もあった。しかし、中国当局は「会社に対する個人的な犯行」と断言。日本外務省も「本件が刑事事件で、偶発的な個別事件であることが示された」と受け止めている。
 
 中国政府は5月に開幕する上海万博を控え、諸外国との関係を良好に保つことに気を配っている。2008年の北京五輪開幕前にチベット問題で聖火リレーが妨害されたような事態の再演は避けたいところだ。
 中国は目下、台湾、チベット問題などで悪化した米国とは関係修復を急いでいる。
 対日関係では、温家宝首相の訪日、鳩山由紀夫首相の訪中を控えている。
 ギョーザ事件は両国間に刺さっているトゲの一つとなっていただけに、容疑者の検挙を対日外交に利用する思惑もあるとみられる。 
 

●歴史的な政権交代で誕生した鳩山政権。発足から半年余りで内閣支持率は「危険水域」目前まで落ち込んだ。鳩山由紀夫首相は夏の参院選をにらみ、政権浮揚への意欲をにじませるが、いつ暴発してもおかしくない“爆弾”を抱える。
 在日米軍の普天間基地問題、政治とカネ、そして閣僚のスキャンダル…。処理を誤れば、政権もろとも吹き飛ぶだけに、今後の扱い方が注目される。
 
 「最終的には政府案を一つにまとめなければ交渉はうまくいかない。3月いっぱいをメドにしながらまとめる努力をしている。極力、県外に移設する道筋を考えたい」
 政権を直撃しかねない「爆弾」の一つ、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)移設問題。首相は26日の記者会見で、自ら設定した5月末決着に改めて意欲を示した。
 
 政府は同日、(1)キャンプ・シュワブ(沖縄県名護市など)陸上部に機能を移転(2)最終的に米軍ホワイトビーチ(沖縄県うるま市)沖に代替基地をつくる−「2段階移設案」を米政府や沖縄県に示した。
 同時に、米軍の訓練機能を鹿児島県の徳之島などに分散し、沖縄県の負担軽減を図ることも検討している。
 しかし、県側は強硬姿勢を変えない。移設案を示した北沢俊美防衛相に対し、仲井間弘多知事は「県外移設は県民の強い要求。
 それを踏まえてよい形でまとめてほしい」と逆・門前払い状態。首相が昨年の総選挙で「最低でも県外移設」と豪語しただけに、「寝た子を起こした罪は重い」(自民党関係者)。
 
 キャンプ・シュワブ沿岸部の移設が最善との姿勢を崩さない米政府も反発。連立与党の社民党も「受け入れられない計画だ」(福島瑞穂党首)と反対しており、5月決着への「出口戦略」は全く見通せない。
 仮に、期限を守れず先送りすれば、首相の退陣論が吹き荒れ、鳩山政権沈没は不可避。自民党中堅議員は「八方美人的に耳障りのいいことばかりいって、自分で八方ふさがりに陥っている」とあきれ顔だ。
 「政治とカネ」の問題も、再び爆発しつつある。
 
 2010年度予算が成立した25日、毎日新聞は民主党の小沢一郎幹事長の元秘書で、たもとを分かった高橋嘉信元衆院議員のインタビューを掲載した。
 この中で、高橋氏は、小沢氏が岩手県内のダム工事に絡み「天の声」を発していたことを認め、見返りにゼネコンに2000万円分ものパーティー券を購入させていたことを暴露したのだ。
 
 「高橋氏は長く迷っていた。秘書にとってオヤジ(=議員)の秘密を守ることは絶対だからだ。しかし、小沢氏の資金管理団体の土地購入事件では、秘書ら3人だけが逮捕・起訴され、小沢氏は不起訴となった。高橋氏は秘書を犠牲にし、自分だけ潔白を主張する小沢氏を許せなかったようだ」と関係者は語る。
 最近、東京地検特捜部が高橋氏に接触し、事情聴取したという。高橋氏の爆弾証言や極秘資料は、検察審査会の行方を左右するだけでなく、「国内最強の捜査機関」の戦闘態勢にも影響する可能性があるのだ。
 
 一方、銀座ホステスを「掃除」のためだとして、議員宿舎に連れ込んでいた中井洽国家公安委員長兼拉致・防災担当相。この不祥事も爆裂寸前だ。
 中井氏は「問題ない」と開き直るが、みんなの党の渡辺喜美代表は「公安委員長、防災担当相という職責から考えてもおかしい。自民党時代なら即刻辞任だ。タガが外れた内閣だ」と批判。
 「スクープした週刊新潮が次号で続報を打つようだ。決定的なものではないか」(官邸周辺)との情報も流れている。
 「今は厳しい時だからこそ、(国民から)『お前は総理として頑張れ』というお気持ちを頂いていると思い、自らを励ましているところだ」
 鳩山首相は26日の記者会見でこう語ったが、“断末”の一撃でもみせてほしい局面なのに、どんな事態になっても、ひたすら他人事でしかないようだ。
 

●ソウル発 共同通信
 日本の初代首相や韓国統監を務めた伊藤博文を中国北東部ハルビン駅で暗殺した朝鮮の独立運動家、安重根(アンジュングン)が旅順監獄で処刑されてから満100年にあたる26日、韓国政府はソウル市庁前広場で追悼式典を開催し、日韓の関係者を含む約2000人が出席した。
 
 式典では、韓国で「抗日闘争の英雄」と評価される安重根の略歴などが紹介された後、鄭雲燦(チョンウンチャン)首相が追悼の辞で「現在まで(安重根の)遺体が見つかっていないのは実に残念。政府は遺体発掘推進チームを発足し、日中両国の協力を求めていく」と述べた。その後、鄭首相が「平和の火」に点火。参加者らはソウル中心部を行進した。
 
 安重根(1879〜1910)は、1909年10月26日、ハルビンを訪れた伊藤博文(1841〜1909)を射殺し逮捕された。1910年3月26日に旅順監獄で処刑された。日韓併合100年の今年、韓国で安重根の資料の発掘や整理を進めようとの動きが活発化している。

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