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バンコクを朱色に染めし騒乱に 昨夜の宴にカメラマン死す (04月11日)(日)

 花が終わってはじめての日曜日である。10ー22度C 快晴 午前中 原稿 午後 外出 13時 案件があって吉中氏 大見氏と要談 14時 小早川氏と案件があって要談 16時 朝日氏 木田氏と案件があって要談 夜は辻井喬「茜色の空」 半藤一利「ぶらり日本史」を読む。
 

●沖縄の米軍普天間飛行場移設問題は10日、日米間の実務者協議の開催が見送られるとともに、政府案で移設先となった沖縄、鹿児島両県で反発が広がり、暗礁に乗り上げた。
 鳩山首相が米国と地元自治体、与党の同意を得て決着させる、と公約した「5月末」まで1か月余りで政府は「八方ふさがり」に陥った。厳しい首相責任論が強まるのは避けられない情勢だ。
 
 「交渉のボールは日本にあるに決まっている」 米政府関係者は10日、こう声を荒らげた。
 岡田外相は先月末、ルース駐日米大使らとの会談で、沖縄県名護市にまたがる米軍キャンプ・シュワブ陸上部や鹿児島県の徳之島などを柱とする移設案を米側に説明し、日本側は「ボールは米国に投げた」と楽観視していた。
 だが、米側は不信感を募らせた。安定的な基地運営に不可欠な地元合意がないばかりか、示された資料は「素人同然の内容」(日米外交筋)。専門知識を持つ外務、防衛両省が深く関与していないためのようだ。
 
 首相は12日(日本時間13日)にワシントンで開かれる「核安全サミット」の夕食会でオバマ米大統領の隣に座り、普天間移設について働きかけたい意向だが、「話題は、米側の関心の高いイラン核開発問題などが中心になる」(日米外交筋)との見方が強い。
 地元対策では、平野官房長官が8日、徳之島が含まれる衆院鹿児島2区選出の徳田毅衆院議員(自民党)に電話し、「何か知恵を貸してくれ」と要請したが、徳田氏は「徳之島は絶対に駄目だ」とにべもなかった。
 
 普天間問題の行方は、鳩山政権の命運を左右しかねない事態となってきた。読売新聞社が先に実施した全国世論調査では、5月末までに決着しない場合、「首相は退陣すべきだ」と答えた人は49%に達した。
 連立離脱をちらつかせながら沖縄県外・国外移設に固執する社民党との調整も大きな波乱要因だ。最終的に、与党党首クラスでつくる基本政策閣僚委員会に諮る必要があるためだ。社民党の福島党首は10日、宮崎市内で記者団に、徳之島について「地元の反対が強いので難しい」と語るとともに、「(米領)グアム、テニアンで今、頑張っている」と述べ、あくまでも国外移設を目指すと強調した。
 

●バンコク発 時事通信
 タイの首都バンコクで起きたタクシン元首相支持派「反独裁民主同盟」と治安部隊の衝突による死者は11日までに、19人になった。負傷者は800人以上に上る。
 10日深夜にテレビ演説したアピシット首相は犠牲者に深い哀悼の意を示しながらも、「事態の打開がわれわれの仕事だ」と述べ、辞任を拒否した。
 
 政府側は強制排除に伴い、放水やガス弾、ゴム弾を使用するとしていた。
 しかし、ロイター通信日本支局のカメラマン、村本博之さん(43)が左胸を撃たれて死亡するなど、衝突では実弾による被害が出ている。
 首相は「犠牲者が出た原因を究明する」としている。村本さんの遺族は11日夜にバンコク入りする。
 
 治安部隊は10日夜、衝突が激化し多くの死傷者が出たことから、強制排除を停止。一夜明けた11日午前、バンコク市内は落ち着きを見せている。政府側は話し合いを求めているが、民主同盟側は兵士数人を人質に取り、応じる姿勢を見せていない。
 衝突により村本さんが死亡したことなどを受け、在タイ日本大使館は10日夜、対策室を設置。在留邦人に対し、抗議行動が行われている地域には近づかないよう注意を呼び掛けた。

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