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混乱とトラブルの果て開催の 上海万博暑き夏日に (05月02日)(日)

快晴18度C以上 7時 散策 10時 案件があって吉野氏 大迫氏と要談 12時 新氏 三田氏と懇談  午後 銀座へ外出 17時 案件があって佐藤氏 深山氏と要談(有楽町会館)  夜は張誠眠「金正日最後の賭け」を読む。
 

●男子ゴルフの中日クラウンズ(愛知・名古屋GC和合 6545ヤード=パー70)の最終ラウンドは2日あり、通算1アンダーの18位でスタートした石川遼が通算13アンダーまでスコアを一気に伸ばして逆転優勝した。今季初勝利でツアー7勝目。
 
 この日、石川は12バーディー、ノーボギーの58打でホールアウトした。18ホール58打はツアー最少新記録。従来の記録は2003年のアコムインターナショナル第1ラウンドで倉本昌弘が記録した59打。世界の主要ツアーの最少記録は米ツアーが59打、欧州ツアーが60打。
 
 前半は7バーディーで28打を記録。同大会での9ホールでの従来のコースレコード29打を更新した。9ホール28打は2008年フジサンケイクラシックで谷原秀人が記録して以来、ツアー史上8例目の9ホール最少記録。
 
 さらに後半に入っても10、11番と連続バーディーを重ね、14番から3連続バーディー。18ホールでのツアー最多バーディー記録に並んだ。2003年のアコムインターナショナル第1ラウンドでの倉本昌弘以来、3例目となった。
 

●野中広務元官房長官は、那覇市内で開かれたフォーラムの基調講演の中で、自身が長官在任中(1998年7月〜99年10月)、先例に従い、複数の評論家に内閣官房報償費(機密費)から数百万円を届けていたことを明らかにした。
 野中氏は講演で「言論活動で立派な評論をしている人たちのところに盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。秘書に持って行かせるが『ああ、ご苦労』と言って受け取られる」と述べ、機密費からの提供が定期的にあったことを明かした。
 
 野中氏は自民党政権時代に、歴代の官房長官に慣例として引き継がれる帳簿があったことにも触れ「引き継いでいただいた帳簿によって配った」と明言。
 その上で「テレビで立派なことをおっしゃりながら盆と暮れに官邸からのあいさつを受けている評論家には亡くなった方もいる」と指摘した。
 一方で機密費の提供を拒否した評論家として田原総一朗氏を挙げた。
 
 官房長官の政治的判断で国庫から支出される機密費は、鳩山内閣が昨年11月に内閣として初めて2004年4月以降の小泉内閣から現在までの月別支出額を公表したが、使途については明かしていない。
 

●中国が国の威信をかけた上海万博が1日、開幕した。しかし人気の中国館で入場予約券の発券機がいきなり故障。予約券をめぐって、約100人の入場者が係員から奪い合う事態になり、怒号が飛び交う修羅場となった。テーマソングやキャラクターの盗作騒動、リハーサルのトラブルなど開催前から混乱したが、初日から今後の運営に不安を残した。開催は10月末までの計184日で、過去最高の7000万人が来場する見通しだ。
 
 「おれのだ、よこせ!」「払い戻しはされるのか!」。上海万博初日、会場内で怒号が飛び交った。原因は、会場の入場ゲート付近で配られた中国館の予約券をめぐるトラブル。同館は人気が高く、1日当たりの入場者数が約4万人に制限されているが、初日からいきなり入場予約券発券機が故障。そのため、開場と同時にスタッフ約20人が計約500枚の予約券を手で配る方式に切り替えた。
 
 しかし、ほとんどの来場者が予約券が配られていることを知らず、必要と知った人がスタッフに殺到。スタッフが持つ予約券をもぎ取ろうとしたり、来場者同士が予約券を奪い合い、あちこちで来場者が転倒するなど一時大混乱に陥った。
 
 何も知らないまま入場したら、スタッフから予約券を渡された女性がいた一方で、別の女性は「私の入場したところには予約券を配るスタッフがいなかった。おかしい」と不満をぶちまけた。「説明がない」「対応がひどすぎる」とボランティアや職員を取り囲んだ約100人が、警官ともみ合う場面もあった。
 
 この日は「指定日」でチケットは完全前売り制のため、入場者は最大で約20万人だった。しかし今後、人数制限がない日が始まれば、さらに混乱する可能性がある。
 
 入場予約券を手に入れた来場者は、約130メートルの巨大スクリーンに再現された絵巻の中で舟をこいだり、ラクダを引っ張る人物の細かい動きに見入った。午後以降は予約券騒動も収束したが、係員が来場者に写真撮影の禁止を求めても、多くの人がスクリーンにカメラを向け、マナー面の問題も浮き彫りになった。
 
 今回の万博は、史上最多の246の国・国際機関が参加。過去最高だった大阪万博の約6420万人を上回る7000万人が来場予定だ。しかし開幕前から、公式PRソングに、歌手岡本真夜のヒット曲「そのままの君でいて」の盗作疑惑や、公式キャラクター「海宝(ハイバオ)」が、米国の「ガンビー」に酷似するなどの指摘があった。リハーサルでも入場者が殺到し、数百人に上る負傷者が出た。国家の威信をかけた中国の一大行事だが、初日から運営面に課題を残した。

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