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国債の増発続きて債務残 ひとり七百萬の借金があり (05月10日)(月)

曇り20−25度C 8時 案件があって木田氏と懇談 12時 区へ 13時15分 福祉部長の説明 福祉推進課長の監査 15時 案件があって森田氏 大宅氏と懇談 16時30分 打ち合わせ(トーヨー) 18時 ブルー・インペクト・COの懇談会に出席。 夜は上戸久美「画廊の経営」 ジョアンヌ・ホットマン「ツタンカーメンの謎」 若林亜紀「裏切りの民主党」を読む。
 

●財務省は10日、国債と借入金、政府短期証券を合わせた国の債務残高(借金)が2009年度末時点で882兆9235億円となり、過去最大を更新したと発表した。4月1日現在の人口推計(約1億2739万人)で割ると、1人当たりの借金は約693万円となる。
 
 08年度末に比べ、36兆4265億円増えた。景気悪化による税収の落ち込みを国債の増発で賄ったことが響いた。10年度予算も歳出増と税収減が重なり、国の債務残高は10年度末には約973兆円に達する見通しだ。
 
 09年度末の借金の内訳は、公共事業や財源穴埋めのために発行する普通国債の残高は、593兆9717億円と前年度末に比べ約48兆円増加。借入金は1兆円余り減って56兆4063億円、一時的な資金不足を補う政府短期証券は2兆円超減って106兆281億円だった。
 
  
●鳩山由紀夫首相は10日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、閣内から5月末までの決着にこだわる必要はないとの発言が相次いでいることに関し、「5月末は私が国民に申し上げているから、そこを変えるつもりはない。みんなでこれでいこうという方向を必ず出したい」と述べた。首相公邸前で記者団の質問に答えた。
 
 首相はこれまで、自らが掲げた「5月末決着」の定義について「米国も沖縄も地域も、この方向でいこうと合意がなされる時だ」と明言してきたが、10日は「合意」に触れなかった。首相発言は月内決着が絶望的な情勢を受け、米側と移設候補先の自治体、連立与党との間で移設案に関して一定の方向性を出しつつも、6月以降も交渉が続く可能性を認めたとも取れる発言だ。 
 

●民主党の小沢一郎幹事長が、力の源泉の1つを失いつつあるという。
 最大の支持団体として昨年の政権交代を後押しした連合が、民主党政権の失速ぶりに危機感を募らせているのだ。
 失速の原因が、小沢氏が引きずる「政治とカネ」の問題と、鳩山由紀夫首相の統治能力欠如という致命的なものだけに、連合内にも不協和音が噴出。
 吹き始めた『すきま風』は、小沢氏の政治生命にも影響しかねない情勢だ。
 
 「鳩山政権は非常に厳しい局面を迎えている。将来の安心を見いだせない国民のイラ立ちが背景にある」
 連合の古賀伸明会長は先月29日のメーデー中央大会あいさつで、同席した首相に向かって、「明快なメッセージの発信と、確実な実行」を迫った。
 支持団体とは思えない厳しい口調に、首相の表情はやや引きつった。
 
 さかのぼる同5日には、古賀氏が「マニフェスト(政権公約)で見直すべきところは大胆に見直すべきだ」と直談判したが、首相は米軍普天間飛行場の移設問題で頭がいっぱいなのか、公約修正の着地点は見いだせていない。
 同19日には、南雲弘行事務局長が、小沢氏側近の山岡賢次国対委員長(67)と国会内でひそかに会い、製造業派遣の原則禁止を柱とした労働者派遣法改正案について、「この成立を最優先にしてほしい」と要請。山岡氏は「分かりました」と応じたが、成立見通しへの具体的言及はなかった。
 
 連合による相次ぐ民主党幹部へのアプローチ。民主党の失速に加え、北海道教職員組合事件で、民主党への労組支援が厳しい視線にさらされていることも、焦りに拍車を掛けているようだ。
 そもそも民主党と連合の蜜月関係は、2006年4月の小沢氏の代表就任がスタートといえる。
 
 前任代表の前原誠司国交相は「脱連合」路線を掲げていたが、小沢氏は方針を180度転換。連合幹部と信頼関係を築くだけでなく、当時の高木剛会長らと地方行脚に出かけ、地方の組織幹部とも酒を酌み交わした。
 連合関係者は「小沢氏は一緒に酒を飲み、政治の話をし、ともに写真を撮ることで、組合員の中に多くの『小沢ファン』を作った。
 福田内閣時代の07年11月、自民党と民主党の大連立騒動があった。連合中央は反対だったが、地方から『小沢さんが言うのならいいじゃないか』という声が多数あがってきた。そこまで、信頼関係を築いていた」と振り返る。
 小沢氏にとって、絶対忠誠を誓う「小沢チルドレン」の存在と、連合との蜜月関係は、最大の後ろ盾と言える。
 
 ところが、小沢氏の政治とカネの問題が炸裂。元秘書ら3人が逮捕されたほか、東京第5検察審査会は先月末、小沢氏について「起訴相当」という議決を全員一致で下した。こうした動きを受け、小沢氏と連合の蜜月関係にも陰りがみえてきたのだ。
 3月末、小沢氏主導で参院選静岡選挙区への2人目擁立が決まったことに、吉岡秀規・連合静岡会長が「(小沢)幹事長が2人擁立の提案とセットで辞職届、辞任届を出す覚悟があるなら、党支持率は上がる」と、突然、小沢降ろしの“狼煙”を上げた。
 
 直後に、古賀氏は謝罪したうえで、吉岡氏を厳重注意した。だが、「地方組織などから『吉岡氏の主張はもっともだ。何か、小沢氏に負い目でもあるのか!』といった批判まで寄せられている」(連合関係者)。
 ある連合幹部も「小鳩体制をリセットして参院選に勝てるなら、それでいい」と漏らす。
 国民の信を失い、後ろ盾にも見放されつつある小沢氏。形勢逆転の秘策はあるのか。
 

●柔道女子の五輪金メダリスト、谷亮子氏(34)が、夏の参院選比例代表の民主党公認候補として出馬することを表明したことを受け、夫でプロ野球・巨人選手の谷佳知氏は、「協力できることがあれば、快く協力する」とコメントした。
 
 谷佳知選手の話「この度、妻・亮子が参議院選挙に立候補する運びとなりました。3月にお話を頂いてから前向きに話を進めてまいり、彼女も真剣に国政に携わって、やってみたいことがあるとのことなので、協力できることがあれば、快く協力するということを提言した次第です。今後とも、皆様のご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます」
 

●1973年、韓国野党指導者の金大中氏(後に大統領、故人)が韓国中央情報部(KCIA)に拉致された事件で、日本政府がKCIAの組織的関与の隠ぺいを図ったことを示す証言を元毎日新聞ソウル特派員の古野喜政さん(73)が入手、その内容を含む「金大中事件 最後のスクープ」(東方出版)を出版した。
 
 同書によると、証言したのは元自衛官の男性(75)。陸自の情報部門に在職中の69年からKCIA要員の金東雲・在日韓国大使館1等書記官と接触を続け、金氏の所在確認の依頼を受けたが、拉致目的と分かり事件直前に手を引いたとされる。
 事件4日後、こうした経緯を警視庁に対し供述したが、その後所在確認に自分が関与していたと報道され、官房副長官だった故後藤田正晴氏からメディア取材を避けるため潜伏するよう指示された。経費として計1300万円を受け取り、73年9〜12月の間、伊豆地方を転々としたという。
 古野さんは「政治決着による主権放棄は国民の外交への信頼を失わせた、核密約以上の大問題だ」と話している。

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