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激烈な権力闘争再びの 小澤排除の組閣始まる (06月05日)(土)

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●菅新首相(民主党代表)は内閣・党役員人事で小沢幹事長と距離を置く議員を要職に充てる方針だという。
 「脱小沢」の動きに対し、党内では警戒や反発も広がっているらしい。
 4日、国会から民主党本部まで慌ただしく動き回った菅氏は、その日程の合間を縫うように、官房長官への起用が固まった仙谷国家戦略相、党幹事長に内定した枝野行政刷新相との3人での会談を重ねた。
 
 「完全に3人でやっている。何も入ってこない」 中堅議員は、人事や党運営の情報が漏れてこないことを恨めしそうに嘆いた。
 菅氏は「人事は白紙」と強調、週明けに先送りしたが、3日夜には東京都内のホテルで仙谷、枝野両氏とひそかに会談、「腹案」を伝えていた。3氏による事実上の「組閣本部」は既に始動していたのだ。
 
 3氏は1996年に旧民主党が結党された時の「オリジナル民主党」メンバーだ。菅氏は「官房長官、幹事長、国会対策委員長がしっかりしていれば長期政権が狙える」と周囲に語っていて、政権中枢に仙谷氏らを据えることで「民主党らしさ」を取り戻し、内閣支持率回復につなげたい考えのようだ。
 この「新トロイカ」が主導する新政権の特徴が「脱小沢」になるとの見通しに反論する声は少ない。仙谷、枝野両氏とも、「反小沢」の筆頭格。
 菅氏は「ポスト鳩山」への意識からか、小沢氏との表だった対立は避けてきたが、新政権の人事では「反小沢」「非小沢」の登用で「小沢外し」に走るとの見方が専らだ。小沢氏が自由党を解党して民主党と合併したのは2003年。この時の代表は菅氏だった。
 その後、小沢氏が権勢を誇るようになり、「オリジナルメンバー」には、「庇(ひさし)を貸して母屋を取られた」との不満が募った。
 
 小沢氏は自らの資金管理団体「陸山会」を巡る事件で、近く、検察審査会の2度目の議決を受ける。再び「起訴相当」と判断される場合に備え、「今から小沢氏と一線を画していた方が得策」(菅氏周辺)との判断もあるようだ。「小沢氏の側にも検察審査会の心証を意識して、当面は静かにする動機がある」と見て、今が「脱小沢」の好機だとする分析もある。
 
 仙谷、枝野両氏は、前原国土交通相が中心の「凌雲会」に所属している。政策や政治理念でも、菅氏とは微妙な距離があるとも指摘されている。
 ただ、菅氏自身は「自分が首相になったら官房長官は仙谷さん」と、早い段階で決めていたフシがある。菅氏が理想とする官房長官像は「中曽根内閣の後藤田正晴官房長官」。警察官僚出身で、ペルシャ湾への掃海艇派遣を主張した中曽根首相に「閣議でサインしない」と抵抗した姿に、弁護士で、菅氏との激しい議論も辞さない仙谷氏を重ねているのだ。
 
 一方、枝野氏は政治の幅を広げるためにも「政策より党務をやりたい」と国対や党内調整に意欲を示していたという。幹事長の要職は望外とも言えるが、菅氏は「仙谷―枝野」ラインで、絵に描いた餅と化した「政府・与党一元化」を再構築する狙いもあるようだ。 以上読売新聞朝刊の記事から・・。
 

●別の報道では・・・
 菅直人氏が4日、民主党両院議員総会で新代表に選ばれ、衆参両院本会議で第94代首相に選出された。
 菅新首相は、距離を置いた小沢一郎前幹事長との関係を念頭に「ノーサイドを宣言したい」と、敵味方なしを強調したが、新幹事長に「反小沢」代表格の枝野幸男行政刷新担当相が検討されるなど新布陣が固まり出した。
 小沢執行部が決めた国会日程も覆し、この日予定された組閣は8日に延期、会期も延長の方向だ。小沢色一掃の菅裁定に、親小沢派は警戒を強めている。
 
 樽床伸二氏との一騎打ちになった代表選を291票対129票で勝利した菅氏は、全議員に呼び掛けた。
 「樽床さんに投票した人も一体になり、難しい政治状況や参院選を一致結束して戦うノーサイドの宣言をさせてほしい」。
 試合終了後は敵も味方もないラグビー用語を持ち出し、「反小沢」の支持で代表になった自分と、「親小沢」が支持に回った樽床氏にわだかまりはないことを強調した。会場からは拍手が起きた。
 しかし首相選出後、着手した党役員&閣僚人事案は、明らかに「小沢報復人事」の色合い。ノーサイドとは言い難い顔ぶれだ。
 
 中でも党の人事とカネを握り、これまで小沢氏が仕切ってきた幹事長に、枝野氏が浮上した。行政刷新担当相に就任後は表立った批判は控えていたが、小沢氏に進退のけじめをつけるよう求めた「反小沢」の代表格だ。
 党内から「あまりにも刺激が強すぎる」の異論があり、本人も難色を示しているが、菅新首相は説得を続けている。
 
 また、女房役の官房長官には、仙谷由人国家戦略担当相、菅新首相の後任の財務相には、野田佳彦財務副大臣。留任が見込まれる岡田克也外相、前原誠司国土交通相を含めると、小沢氏批判の急先鋒(せんぽう)といわれる「7奉行」のうち5人が浮上。
 小沢氏が廃止した政調会長にも、反小沢勉強会を主催する玄葉光一郎氏が検討されている。
 
 また「必殺仕分け人」蓮舫参院議員は、少子化担当相か行政刷新担当相などのポストが見込まれる。
 菅氏は、国会運営も小沢執行部の方針を覆した。当初、組閣は4日中に行うはずが8日に延期。会期も、予定の16日から2週間程度延長する方向で、この場合、参院選日程も延期される。菅氏周辺は「国会日程は新執行部が決める」と強調、ここでも小沢色排除が浮き彫りになった。
 
 菅氏は、代表就任後初の会見で「この数日間、いろいろなことに集中してきたので頭を整理して多少の時間をいただいて、新しい体制づくりに入りたい」と説明。「報復人事は考えていない」と強調したが、7日に発表される新布陣の顔ぶれ次第では、党内の亀裂が深まる可能性もある。とマスコミは報道しているが。来週結論はでる。
 

●東京都の石原慎太郎知事は5日、都内で開かれた参院選自民党立候補予定者の総決起大会で「今度の菅内閣、あれも極左だから」と発言した。
 民主党が進める永住外国人への地方選挙権付与政策を批判する中で述べた。
 
 石原知事は来賓としてスピーチ。子ども手当など民主党政権の政策への批判を語る中で「極左だから同じこと言うし、もっとすごいことやるかもしらねえが、地方に限って参政権を与えるって。どうなんですかこれ」と批判した。
 石原知事は、新党「たちあがれ日本」の応援団長を自認し、民主党政権を批判する発言を繰り返している。
 

●ワシントン発 時事通信
 米国家安全保障会議(NSC)のマイク・ハマー報道官は4日午後(日本時間5日未明)、菅新首相誕生を受け、「選出を歓迎する。オバマ大統領は近く話ができることを楽しみにしている」とする声明を発表した。
 
 声明は「日本との協力関係は、アジア太平洋地域の平和と繁栄にとって不可欠だ。大統領は日本の新政権と素晴らしい連携を維持していく決意で、菅新首相と二国間、地域や地球規模の問題について緊密に協調したい」としている。
 

●昨年、南アフリカの大統領に就任したジェイコブ・ズマ氏(68)は驚くべき人物だ。
 2005年にレイプ事件を起こし、友人の娘(当時31)に訴えられた過去がある。
 女性はエイズの人権擁護活動家で、HIV感染者であることで知られていた。
 
 ズマ大統領は合意の上での性交渉であったことを主張し、翌年無罪判決を受けた。
 しかし、その際、とんでもない事実が明らかに。彼女がHIV感染者であることを知りながら、コンドームを使用せずに性交渉したことを堂々と認めたのだ。
 「私は直後にシャワーを浴びたので大丈夫だ。シャワーを浴びれば感染しない。健康であれば感染しない」。医学的根拠のないこの発言は裁判所、人権活動家、医学界から強烈な批判を浴びたが、ズマ氏は持論を貫き通した。その後の検査では陰性だったというが…。
 
 南アは一夫多妻制のため、ズマ大統領は今年1月、5人目の妻と結婚し、現在の妻は計3人(2番目の妻は離婚、3番目は自殺)。さらに婚約者がもう1人いて、子供は計20人。外遊時にはファーストレディーを誰にするかがいつも問題になるという。世界にはいろいろなリーダーがいるものだ。
 

●「とてものんびりしてます。日韓W杯のように町おこしや、商売っ気を出すわけでもなく、『一緒に楽しもう』という雰囲気。環境に関しては、僕も当初サバンナのような厳しい感じを想像していたけど、ちゃんとリゾート化されていて、ツアーの範囲内で行動する限り治安は安全。ご飯もおいしいし、何とかなりますよ(笑)」
 
 続いてW杯参加32カ国を旅行中の2人組「Libero」のアシシ氏に聞いた。
 南アにはこれまで4回訪問している彼らだが、当初“厳戒態勢”を敷いていたとか。
 「空港では盗難対策に偽財布、偽パスポートを用意、ホテルはシェラトンまで送迎付き。でも現地の人から情報収集して、安全な時間と場所を把握していれば大丈夫でした。主に白人が住むセレブ街もある。よく治安問題でニュースになるのは、アパルトヘイト時代の元黒人居住区内での話。しかし、人種差別に繋がるため現地では報じられない。だから噂が余計に世界中で独り歩きするんでしょう」
 
 またアシシ氏は、現地の文化を尊重することも、危険回避において重要だと指摘する。
 「アフリカ大陸で必ず遭遇するのが、『TIA(This Is Africa)』。彼らはのんびりしていて、時間通りに事が進まなかったりすることを指します。でも僕らは、滞在国のローカルルールには不満を言わず従うべきだと考えています。危険な目に遭うのは、大抵ローカルルールを破る人」
 32カ国を回っているだけあって、含蓄深いアドバイスだ。

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