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将来に対する不安ぼんやりと せまりて自裁せるひと今日も (07月16日)(金)

梅雨が明けたのではないかと思われる明るい暑い朝である。 曇りのち晴れ 24−32度C 8時30分 トーヨーで打ち合わせ 8時45分 区へ 打ち合わせ 11時 大沼氏が案件があって来訪 13時15分 一之江駅南口地下駐車場 一之江抹香亭 松島書庫などの視察 16時30分 渡邊氏 藤原氏と案件があって打ち合わせ(新小岩) 18時 夕食会 小沢章友「龍之介怪奇ダン」を読む。
 

●菅直人首相が、参院選で落選した千葉景子法相を「適任者」として留任させた。
 しかし、千葉氏は落選したばかりか、就任以来、大臣の仕事として法に定められている死刑執行命令を下していない。 野党からは「違法状態の放置だ」として、千葉氏の適格性や菅首相の任命責任を問う声が出ており、国会でも追及する構えだ。
 
 刑事訴訟法によれば、法相は死刑判決確定後6カ月以内に執行命令を下さなければならない。
 しかし、千葉氏は昨年9月に鳩山内閣で法相に就任して以来、一度も死刑執行命令にサインしていない。
 
 そもそも、千葉氏は「人権派弁護士」から政治家に転身。大臣就任までは超党派議員による「死刑廃止を推進する議員連盟」(亀井静香会長)のメンバーで、死刑反対論者だ。就任後にも、「これだけ議論があり、人の命を奪う刑罰なので慎重に対処したい」と話し、議論を呼んでいた。
 
 しかし一方では、13日現在で未執行の死刑確定囚は109人おり、財政や収監スペースを圧迫しているのも事実。産経新聞の世論調査では、「死刑制度は必要」が94%、「法相は速やかに死刑執行命令を下すべき」が88%だった。
 
 鳩山邦夫元法相は夕刊フジの取材に対し、「職務怠慢などという軽いものではなくて、違法状態の放置だ。法治国家の法務大臣としてありえない。
 憲法に照らし合わせても不適格だ。任命責任? 菅さんも死刑反対なんでしょう」と話しているという。
 

●民主党の小沢一郎前幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反(虚偽記載)事件で、2007年分を審査した東京第1検察審査会は15日、東京地検特捜部が不起訴処分とした小沢氏について、「不起訴不当」と議決したことを公表した。
 今後、特捜部は再捜査に乗り出す。すでに04、05年分については、東京第5検察審査会が「起訴相当」としている。
 小沢氏は再び、政治生命の危機に立たされた。
 
 「07年の収支報告書について、元私設秘書(で衆院議員の石川知裕被告)が小沢氏に虚偽記載を報告した際、小沢氏が『そうか、分かった』と了承した。石川氏のこの供述は信用性は相当高い」
 「小沢事務所に資金提供(=裏金提供)したとする中堅ゼネコン『水谷建設』関係者の供述について、信ぴょう性はかなり高く、原資を隠す必要性があったことの根拠になり得る」 第1検審は議決で、こう判断した。
 
 陸山会をめぐっては、04年に東京都世田谷区の土地を約3億5000万円で購入した際、小沢氏からの借入金4億円などを同年分の政治資金収支報告書に記載せず、07年に小沢氏に4億円を返済した事実も記載していなかった。
 このため、特捜部は今年2月、石川氏ら小沢氏の元秘書3人を政治資金規正法違反罪で起訴している。
 当然、小沢氏の関与が疑われ、特捜部は権力の絶頂にあった小沢氏を二度にわたって事情聴取したが、小沢氏は「秘書が独断でやったことだ」と関与を全面否定。最終的に特捜部は不起訴としていた。
 
 第1検審の議決を受け、特捜部は07年分の再捜査に乗り出すが、この直前、小沢氏側による“圧力”と受け取れる行動が発覚した。
 5月末、小沢氏に近い民主党の辻恵衆院議員が検審側に対し、一般的な審査手続きについて説明を求めていたのだ。また、今月5日、小沢氏側は事件関与を否定する上申書を検審に提出した。
 これらが影響したのか、第5検審の2度目の議決は8月以降に先送りされる公算が大きくなっているという。
 
 特捜部が再捜査の結果、起訴すれば、小沢氏は「政界の師」である田中角栄元首相のように、法廷というお白州に引きずり出される。
 ただ、再び不起訴処分にした場合、07年分についての手続きは終わる。
 司法ジャーナリストの鷲見一雄氏は「小沢氏側からの上申書提出が報道されたことが審査に微妙に影響を与えたのは間違いなく、一定の“効果”がでている。つまり、政界の実力者に対して素人が判断するには荷が重いと躊躇し始めた結果だ。第5検審への影響も大いにある。同じ審査結果が出る可能性もある」と話している。

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