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老残の切なき身の上原稿に 阿川弘之文春八月号 (08月08日)(日)

夏季休暇中半 猛暑快晴 35度C 午前中 原稿その他の身辺整理をする。 午後はカメラ店 雑貨店などへ行く。 18時 夕食会(都内) 夜はJ・マーサー「シェイクスピア書店の優しき日々」を読む。
 

●リオデジャネイロ発 CNN
 キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長(83)は7日午前(日本時間8日未明)、人民権力全国会議(国会)で病気療養入りから4年ぶりとなる演説を行った。
 
 今年7月以降ひんぱんに姿を見せている前議長だが、国会議場での演説で健康回復ぶりを強くアピールしたことで、復権への意欲や弟のラウル・カストロ現国家評議会議長(79)との関係を巡る憶測が高まりそうだ。
 前議長は軍服姿で10分あまり、国際情勢をテーマに演説。
 得意の米国批判を展開して、オバマ政権の対イラン政策によって「核戦争の危機が高まっている」などと糾弾した。
 
 演説は、前議長の要請で開かれた国会特別会合で行われ、会合にはラウル議長も出席した。
 フィデル氏は2006年7月に腸の手術を受けた際、国家元首である議長ポストをラウル氏に暫定委譲し、08年に引退を表明した。
 だが今回、国会演説まで行ったことで、「健康状態はかなりよいはず」(外交筋)との見方が強まっている。
 フィデル氏の活動活発化は、対米歩み寄りの兆しをみせるラウル議長への「けん制」説など、様々な憶測を呼んでいる。
 

●広島の原水爆禁止県協議会(大森正信・筆頭代表理事)と県原爆被害者団体協議会(金子一士理事長)は7日、菅首相が6日の平和記念式典後の記者会見で、「核抑止力は必要」と述べたことに対する抗議文を、首相あてにファクスで送った。
 
 抗議文は、菅首相が式典のあいさつで、「唯一の被爆国として、『核兵器のない世界』実現に向けて先頭に立って行動する道義的責任を有している」と述べたのに対して、記者会見では核抑止力の必要性を主張したことを、「発言は全く矛盾する」などと批判。「一刻も早い核兵器廃絶と被爆者援護のため、全力をつくすべきだ」と求めている。
 

●昨年の衆院選の直後、自民党の河村建夫官房長官(当時)が内閣官房報償費(官房機密費)2億5000万円を不当に引き出したとして、詐欺と背任容疑で告発されている問題で、東京地検特捜部は、内閣府に使途を照会する方針を固めた。朝日新聞が報じた。
 
 衆院選で自民党は大敗。民主党への政権交代が決まったが、河村氏は投票から2日後の昨年9月1日、2億5000万円の機密費を引き出した。
 この事実は、鳩山政権の平野博文官房長官が同年11月に公表して発覚した。
 
 機密費の使用額はそれまで月々1億円程度で、2億円以上の引き出しは明らかに異常。そのため、大阪市の市民団体が今年1月、「自民党議員の個人的な利益を図るのが目的」などとして河村氏を告発。
 鳩山内閣も2月、「異様な支出」とする答弁書を閣議決定した。
 
 自民党政権時代、機密費は国会対策をはじめ、海外視察に行く議員への餞別、重要選挙の軍資金に充てられたとされる。
 その後、外務省職員による不正流用事件などを受け、2002年に取り扱い要領が策定された。
 
 取り扱い要領では、領収書や「出納管理簿」などの支払い関係書類を「5年間保存し、犯罪捜査の対象として捜査当局から求めがあった場合、(職員は)官房長官の同意を得て使用する」と規定されている。
 
 捜査当局が官房機密費の使途を照会するのは初めてとみられる。出納管理簿には支払先の記載欄もあるが、取り扱い要領には「支障があると思われる場合は省略できる」との注記があり、支払先の記録がどの程度残っているかも不明。捜査のメスがどこまで入るのか注目される。

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